一食分あたりのカーボ量はわずか数グラムですが、本当に血糖値は上がらないのかどうか、実測してみました。
【1回目】
食前の血糖値は測りませんでしたが、食後1時間の血糖値はなんと71。ほとんど低血糖といっていいレベルです。何かの間違いかも知れないと思って、ブログには載せませんでした。
もしかして、舌が甘さを感じた時点でベータ細胞のインスリン分泌スイッチがオンになったものの、カーボレスだったため血糖だけが下がったとか。でも、舌の感覚がインスリンの分泌を促すなんて話は聞いたことがありません。

【2回目】
食前の血糖値が118。夕食後2時間なのでまだ完全に下がりきっていませんでしたが、チーズケーキいっちゃいました。で、1時間後に測ったからなんと95。またもや20以上の降下です。
まあ、夕食後3時間が95だったと考えれば、解らないでもありません。とすればこのチーズケーキはコンニャクみたいな存在なのでしょうか?

【3回目】
同じく食後2時間、血糖値が102になったところで、チーズケーキです。1時間後の値は98でした。3度目の正直ってことで、このチーズケーキに血糖値を上げる作用はまったくないことが判りました。

1回目、2回目、3回目と少しずつ血糖値が上がったのは、体も学習して、フェイクな甘さにはだまされなくなったとか。
そういえば、人口甘味料を摂り続けたラットは、味覚によるカロリー計算能力が崩れて過食になるという実験もありました。
まあ、私はラットと違って知性も理性もあるので、そんなことくらいで過食になったりしませんが。(ほんとかな)
カーボ量は全部あわせても十数グラム。一人分だと数グラムのカーボしかないので、理論的にはほとんど血糖値は上がらないはず。さっそく一ついってみました。
ところが、半分も食べないうちにギブアップです。甘すぎて喉を通りません。ラカントは砂糖と同量、エリスリムは砂糖の三分の一の原則を守って量の調整はしたので、甘さに間違いはないはずですが、どうやらこの半年で、すっかり甘いものを受け入れない体になってしまったようです。
そういえば、以前、ロッスのチョコレートで血糖値を調べたときも、1袋(34g)を完食するのに非常に苦労したことを思い出しました。半年前までは娘といつも甘いものの奪い合いをして、妻におとな気ないとなじられていたのに。
52歳にして、ようやく苦味のわかる大人になったのかも知れません。

風邪も良くなって、ここのところ血糖値も安定してきたので、思い切って買ってしまいました。
夕食後、血糖値が116に下がったのを確認して、一気に2個いってみました。推定カーボ量60gです。血糖値が200を超えてもおかしくない無謀な対決です。
食後20分経ったところでビリーズ・ブート・キャンプの最終プログラムを30分やりました。で、1時間後の血糖値はなんと132! 食後の目標である140以下になんとか抑え込みました。おはぎ2個を相手に勝利した瞬間です。
念のために測った2時間値も122。安心して眠りにつくことができました。それにしても、ビリーのグルコース一掃効果は絶大です。


粉末の雑炊の素にご飯120gと卵を入れました。推定カーボ量45gです。

で、血糖値の推移がこちら。

そもそも食前の血糖値が131と高いです。朝起きてから1時間半ぐらい経ってました。この日は起床時の血糖値を測ってないのでわかりませんが、おそらく110〜120ぐらいだと思います。
何にも食べてないのに、就寝前90台→起床時110台→起床後2時間130台というのは良くあることです。たぶん、インスリンの分泌が止まり、グルカゴンがじわじわと糖の新生を促しているのでしょう。
さて、食前に131だった血糖値は1時間後には157にまで上がりました。満を持していたインスリンが、炭水化物の到来とともに一気に出動したのでしょう。カーボ45gをこの程度で抑えたというのは、良く頑張ったと思います。
ところが2時間後には87まで下がってしまいました。急激に上がったグルコースに、インスリンの大量出動をかけたものの、意外と後が続かなかったという時のパターンです。以前、あんみつで実験したときの血糖値推移とよく似ています。
【栄太郎あんみつ・カーボ量75g】

今回の実験で判ったことは2つ。
まず、水分をたっぷり含んだゆるゆるのご飯は、二糖類並みに吸収が早いということ。お粥や重湯が消化にいいというのはこういうことだったんですね。
もう一つ、これはあくまで推測ですが、起床後の血糖上昇がじわじわ上昇する現象(暁現象の延長かも)を防ぐためには、目覚めたらすぐ少量のカーボを摂って、インスリンの分泌を促してやるのもいいかもしれないということです。
たとえば、朝起きたらベッドの中でクッキー1・2枚(カーボ量10〜20g)摂ることで、起床後2時間の血糖値はむしろ下がるんじゃないかという気もしてきました。こんど実験してみます。

糖質はわずか2gしか含まれないというこのチョコレート、一般のチョコレートに比べてもまったくひけをとらない甘さとコクがあるのです。食べた後、心にはびこる罪悪感はまさに本物です。
ということで、こんなにも甘いチョコレートが本当に血糖値をあげないか実験してみました。

ひと袋を一気食いして、食後1時間および2時間値が110台というのは、糖尿病用としては十分合格点です。ただ、糖質2gにしてはちょっと上がり過ぎかなという気がします。

日本語のシールに隠れた本来の成分表にはこうありました。
全炭水化物 19g−食物繊維 3g
−マルチトール 14g
=有効炭水化物 2g
マルチトールはまったく吸収されないという前提のようですが、実際には多少は吸収されます。個人差もあるようですが、最大10g近くの糖質は影響するると考えたほうがいいかもしれません。それでも、この美味しさを考えれば十分合格ですけどね。
次はこれとかこれなんかを実験してみたいと思います。
64キロあった体重が58キロを切ったあたりから、もうこれ以上痩せたくないと、脂質やたんぱく質をたっぷり摂るように心がけてきたのですが、それでも体重は下げ止まる気配がありません。やっぱり、炭水化物を摂らないと太れないということがよく分かりました。
というわけで、今の課題は血糖値を上げずにいかに大量のカーボを取り込むかということです。
で、実験です。1時間毎に20gずつカーボを摂る「だらだら食い」で血糖値はどう推移するのかを調べてみました。
【11:00】 血糖値118mg/dl(食前)
中華粥(カーボ量20g)
【12:00】 血糖値120mg/dl
チーズバーガー(カーボ量20g)
【13:00】 血糖値135mg/dl
けんちんうどん(カーボ量20g)
【14:00】 血糖値115mg/dl
ケーキ菓子+牛乳(カーボ量20g)
【15:00】 血糖値120mg/dl
思ったとおりの結果が出ました。80gのカーボを1度に摂ったら血糖値は間違いなく200を超えますが、だらだら食いだと140を超えることはありません。この手は使えそうです。
とりあえず、食後3時間と寝る前はプチ・スイートタイムと決めました。
【08:00】 111mg/dl(起床時)起床
【09:00】 108mg/dl(食前)
【10:00】 139mg/dl(食後1時間)朝食:食パン1枚(バターたっぷり)、野菜サラダ(ツナ・ハム・ゆで卵)
ヨーグルト(苺ジャム添え)、カフェオレ(パルスイート)
推定カーボ量55g
【11:00】 117mg/dl(食後2時間)ゴルフスイング(10分)
【12:00】 108mg/dl
【13:00】 102mg/dl
【14:00】 108mg/dl(食前)
昼食:ベーコンレタストマトバーガー、ガーデンサラダ、チキンナゲット
推定カーボ量 50g
【15:00】 134mg/dl(食後1時間)ビリーズブートキャンプ(15分)
【16:00】 106mg/dl(食後2時間)ビリーズブートキャンプ(15分)
【17:00】 105mg/dl
【18:00】 92mg/dl
【19:00】 92mg/dl(食前)
【20:00】 113mg/dl(食後1時間)夕食:ポークのオリーブ油焼き、ミネストローネスープ
推定カーボ量 15g
【21:00】 113mg/dl(食後2時間)ウォーキング(20分)
【22:00】 115mg/dl
【23:00】 96mg/dl
【24:00】 96mg/dl
就寝
休日であまり動かなかったせいか、空腹感がないまま無理やり次の食事を摂る感じでした。夕食前の92以外は、おおむね110前後で安定していることが分かります。起床時の血糖値もだいたいこのくらいのことが多いので、私の肝臓はこの辺りを目安に糖を新生しているのでしょう。
血糖値の推移をグラフにしてみました。

↓血糖値の証拠写真です。(クリックで拡大)

ところがある日、いつも通りの食事をして試しに食後1時間の値を測ってみたところ、しっかり200を超えているではありませんか。どうやら、2時間値に安心している間に、1時間値で血管は傷めつけられていたようです。
それ以来、食後1時間の血糖値も測るようになって、いろんなことが判ってきました。たとえば、栄太郎のあんみつみたいな単糖類中心の炭水化物は食後1時間でキューッと上がって、2時間にはスッキリ下がってしまいます。白いご飯や食パンなんかも1時間値のほうがはるかに高く、2時間値はだいぶ落ち着きます。
ところが、脂っこい食事の場合は、1時間値と2時間値が同じか、むしろ2時間値のほうが高くなります。カレーとか、ラーメンとかがそうです。あと、寿司も同じパターンです。2時間経ってもしっかり200を超えていたりして、悲しい気持ちになります。
よく「脂っぽい料理は血糖値が上がる」と信じている人がいますが、それは2時間値だけをみて判断している可能性が高いと思います。油と酢は炭水化物の吸収を遅らせるので、ピークが後ろにずれるのです。
以下、炭水化物と脂質の組み合わせによる1時間値、2時間値の比較です。
【栄太郎あんみつ・カーボ量75g】

以前も出したデータです。さすが甘いものは上昇、下降が最も急激です。
【白米180gと和風ハンバーグ・推定カーボ量75g】

ハンバーグもそうとう脂っぽいはずですが、やっぱり白米はあっという間に血糖値が上がり、あっという間に下がります。
【豚角煮ラーメン・推定カーボ量75g】

角煮とともに脂ぎとぎとのラーメン。ちなみに中華麺自体もGI値61と低いので、吸収もかなり遅いと思われます。
【白米150gとカレー・推定カーボ量75g】

炭水化物を75gも摂って1時間値が120そこそこってのは思わず目を疑ってしまいました。米の一粒一粒にカレーの油脂がコーティングされ、吸収が大幅に遅れたのでしょう。
以前からカロリーブックを眺めるのが趣味で、いろんな料理とかお菓子とかの糖質量をチェックしたのですが、たまたま榮太郎のあんみつがちょうど糖質75gであることを知ってしました。
で、ある日スーパーに行ったらちょうど栄太郎のあんみつが特売になってるじゃありませんか。これは「負荷試験をしてみろ」という神の声に違いないと、さっそく購入しました。
検査結果は以下の通りです。

食後2時間の値だけをみれば、糖尿病でも境界型でもなく、まさに正常といっていい値ですね。今回は負荷試験(笑)なので、途中の運動は一切しませんでしたが、ステッパーを15分踏めば、1時間値の209も160ぐらいに下がっていた可能性はあります。
一瞬の血管傷害と引き換えに得た、甘く幸せなひと時でした。
運動効果測定のために、昼飯は思い切ってざるそばです。ざるそばで上がった血糖値が、このマシンで下がれば本物です。
食前の血糖値は93でした。すぐにざるそば(推定炭水化物量60g)を食べ一旦帰社。1時間後に測った血糖値はなんと207。ちょっとブルーになりました。
おもむろに例のマシンのあるサロンへ。会社からは歩いて7分の距離です。美しいお姉さんの説明を受けて早速乗ってみました。足元の台が細かく震動します。その振動に負けないように上手くバランスをとろうとすることで運動になるようです。
お姉さんの指導でいろいろ体勢を変えると、使う筋肉の部分も変わります。中腰の状態で乗ると太もものあたりが悲鳴を上げます。
すぐに10分が終了しました。うっすらと汗ばむ程度の運動量ですが、とても2時間歩いたような感じはしません。
会社に帰って、食後2時間の血糖値を測ったら160でした。微妙なところです。サロンまでの往復15分のウォーキングもあるし、マシンで消費したエネルギーはウォーキング換算でせいぜい10分か15分ってところでしょうか。
マシンの効果よりは、むしろざるそばの恐怖の方が印象に残った実験でした。
【ざるそばの血糖値推移】

血糖値を上げるのはカロリーではなく炭水化物であることの例えに、よく、ざるそばとステーキが比較されます。ステーキではないけど、焼肉なら測ったことがあります。カルビ2人前と野菜スープ、サラダ、ビール(グラス1杯)を食したとき血糖値はこんな感じでした。
【焼肉の血糖値推移】

ちなみに、ざるそばの推定カロリーは250kcal、焼肉は850kcalってところでしょうか。しかも焼肉の場合は、途中の運動も一切なしです。やっぱり、ざるそばは恐い。



















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