カーボカウントな日々
血糖値を上げるのは炭水化物(カーボ)です。炭水化物さえ摂らなければ血糖値はほとんど上がりません。 今、世界の糖尿病治療は、食事の炭水化物をコントロールするカーボカウンティングが主流となっています。
2008年10月03日 (金) | 編集 |
昨日のタンパク質による呼び水実験ときちんと比較したくて、今日もまた、カーボによる呼び水実験をしてしまいました。

ここで、呼び水とは何かをもう一度復習します。

私の場合、炭水化物を摂ると食後1時間前後で血糖値がピークに達し、その反動でインスリンが出すぎるため、3時間前後で逆に低血糖気味になります。ですから、食後2時間ぐらいでデザートを食べても、ほとんど血糖値は上がりません。

この特性を利用して、炭水化物を大量に摂らなくてはいけないとき、その1時間とか2時間前に、少量の炭水化物を摂っておくと、血糖値のピークはかなり抑えられます。この食前に摂る少量の炭水化物を「呼び水」と呼んでいます。


今回、呼び水として使ったのは森永のクッキー。4枚でカーボ量約24gです。

クッキー

食前の血糖値は117mg/dlでした。クッキーを4枚食べ、1時間後に血糖値を測ると165mg/dl。やっぱりしっかり上がっています。これを呼び水にして、いつものマーガリントースト90g(カーボ量45g)をブラックコーヒーと一緒に食べます。

トースト

血糖値の推移はこうなりました。

血糖値推移

60分で下がったのはクッキー用のインスリンが効いてきたのでしょう。90分で再び上がったのは、トーストのカーボ吸収がピークを迎えたからかな。いずれにしても、食前の血糖値からほとんど上がっていません。カーボによる呼び水効果は明白です。


トーストだけの場合と、1時間前に呼び水としてクッキーを食べた場合のそれぞれの血糖値の推移をグラフにしてみました。

血糖値推移グラフ

確かに呼び水をした場合、血糖値のピークは抑えられます。しかしその分、高血糖の時間は長引きます。曲線下面積の比較ではほとんど変わりない感じです。グルコーススパイクが血管を痛めるという説からすると、呼び水でピークを叩いたほうがいいような気もしますし、高インスリン状態がいけないとすれば呼び水が必ずしも有利かどうかは判りません。

まあ、私はこれからも大量のカーボをとらなくてはいけないとき、状況に応じて使っていこうと思っていますが。


好奇心の赴くままに実験を繰り返していたら、血糖値もセンサー代も大変なことになってしまいます。ここらで本当に一休みしないと。




コメント
この記事へのコメント
お返事ぁりがとうござぃます気持ちばかりが 凄く焦ってしまってもっともっと 知識をつけなきゃダメですね
2008/10/04(土) 20:28:58 | URL | ☆ #YM16R1CM[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2008/10/05(日) 00:07:54 | | #[ 編集]
お久しぶりです
先日カステーラさんのブログを読んで、自分でも呼び水カーボを試してみようかと思い今日実験しました。

朝の時点で96mg/dl
呼び水用のチョコバー(カーボ20g)を10時に摂取
11時時点で168mg/dl
本題のチョコレートケーキ(推定カーボ50g)摂取
1時間後166mg/dl
2時間後126mg/dl
とほぼ予想通りの結果が出ました。
(不純な動機がばれるラインアップですねw)

1時間前に多少カーボを摂取することでピークが抑えられるならば、私も必要に応じて使いたいと思います。
これからも有益な情報をお待ちしております。
2008/10/05(日) 15:48:04 | URL | Sing2508 #0urcGYdM[ 編集]
☆さん
人間、知識が恐怖を取り除いてくれるっていうのはあると思います。
あと、血糖測定器があれば、かなり安心感は違うんですけどね。
2008/10/06(月) 10:54:28 | URL | カステーラ #JalddpaA[ 編集]
Sing2508さん
お久しぶりです。
貴重なデータの提供、ありがとうございます。

カーボ50gのチョコレートケーキで、ピークが160台って、まさに呼び水効果ですね。

糖尿病患者が、呼び水をしてまでカーボを摂ろうなんて、動機は不純に決まってます。(笑)
お互い、節度のある不良患者を目指しましょう。
2008/10/06(月) 11:23:01 | URL | カステーラ #JalddpaA[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック