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カーボカウントな日々

血糖値を上げるのは炭水化物(カーボ)です。炭水化物さえ摂らなければ血糖値はほとんど上がりません。 今、世界の糖尿病治療は、食事の炭水化物をコントロールするカーボカウンティングが主流となっています。

一ヶ月目の診察

2007 - 05/18 [Fri] - 16:51

糖尿病発覚から1ヶ月目、診察と血液検査のため病院へ行きました。

空腹時血糖値101mg/dl、ヘモグロビンA1c7.5%でした。先生は「薬は効いているようですね、このまましばらく続けてください」と言います。

食事の炭水化物を抑えていること、食後血糖値もだいぶ下がっていること、低血糖が起こったことをなどを先生に話しましたが、先生はあまり興味がないようです。「薬やめてみようかと思うんですが…」と切り出すと、先生は「○○さんがどうしてもやめたいなら、やめてもいいですよ」と突き放すように言います。

さらに「低くなったとは言ってもA1c7.5ですからね。私はまだ飲んだ方がいいと思いますけど」というので、「わかりました、じゃあ続けます」と言うしかありませんでした。

ヘモグロビンA1cの値は半分が過去1ヶ月の数値を反映すると言われています。1か月前が9.3だったにもかかわらず今現在7.5だとすれば、この1ヶ月の数値は5.7ということになります。(7.5×2-9.3=5.7)

結局、ヘモグロビンA1cが7%台ならまだ投薬を続けるという、マニュアル通りの治療をしているんだということがよくわかりました。

病院からもらった処方箋は、そのまま捨ててしまいました。薬なしでもヘモグロビンA1c5%台に持っていく自信があったからです。





 コメント

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こんばんは、donkohazeです。
私の場合、どんなことをしているかを正式には医師に話していません。もし、説明されると先生は困るのではないかと考えているからです。しかし、その先生の先輩(最初の私の主治医)に伝えたので、今の先生にも伝わっていると考えています。
また、今の先生は最初はびっくりしたようですが、その後はなにも聞かずに私の症状を見ている様です。

非公開コメントさま

まさかこんなところでお会いできるとは夢にも思いませんでした。

あの件に関しては私も気になっていたのですが、あそこであれ以上突っ込んだ話をするのも差しさわりがありそうな気がして、そのままにしてしまいました。

ここなら何の気兼ねもなくお話できるとおもうので、どうかこれからも時々お立ち寄りください。

donkohazeさま

この手の食事療法を取り入れることの一番のストレスは、主治医にウソや隠し事をしなければならないことですよね。ブログにはまだ書いていませんが、結局、私は医者を替えました。

糖質制限食が食事療法の選択肢の一つとして、どんな病院でも受け入れてもらえる日はいつなんでしょうね。

同感です

私は32才にして空腹時280ヘモグロビンして12%の重症にもかかわらず「体重減らしなさい」だけでした。

糖質制限を始めて薬無しで三週間でヘモグロビン9.74%糖尿病で痩せてしまった身体を取り戻すために必死で頑張った筋トレで体重は増えましたがケトン体+3
カステーラさんがお医者さんなら「がんばってるね!」なんて声かけてくれるような数値も
ヘモグロビンが減ってケトン体が増えている事にも一切触れず「体重を増やさないで下さい」です
(。・_・。)ノ

「でも体脂肪だいぶ落ちましたけど…」


医者(あきらかに嫌そうな顔で)「そーゆー問題じゃない」です!


皆さんのように知識を持つ糖尿人だけが自信の医者とゆうカンジです。


こんな悔しい思いをしてるかたがいっぱいいる事を思うと悲しいですが、この悔しさを知らなければ人生を短くしてたのも事実ですよね?(笑)

まだ32才糖尿病人生を同じように楽しみたいです
いつもありがとうございますヽ(≧▽≦)/

HINAPAPAさん

空腹時280、ヘモグロビン12%というと、入院してインスリン治療してもおかしくない数値ですよね。にもかかわらず、「体重減らしなさい」だけというのは、ある意味、いいお医者さんかもしれませんよ。

医者というのは忙しさもあるんでしょうが、どんな患者に対しても、画一的に数値をあてはめる傾向はありますね。たとえば、BMIは22がベストみたいな。

しかし、体脂肪率が25%のBMI22もいれば、体脂肪率10%のBMI22もいます。痩せる目的はインスリン抵抗性を改善するためですが、「インスリン抵抗性=体脂肪量/筋肉量」なので、大切なのは体脂肪率なんですけどね。それを単純にBMIだけみて、太りすぎだ、痩せすぎだという。

ケトン体が、+3というのも、脂肪が減った証なのに、お医者さんにしてみれば、そんな意識はないのかもしれません。単に、病状が改善されてないと判断したのかもしれませんね。

まあ、お医者さんも完ぺきではありません。ここは頑張って、数ヶ月後に立派な数値を見せつけてやろうではありませんか。「カロリーではなく、カーボ制限でここまで来た」という一言を添えて。

ありがとうございます

カーボカウントの人や糖質制限されている方たちがいるのは非常に心強いです。
カステーラさんたちがほんとお医者さんみたいなカンジです。
いつも楽しみにしています。

HINAPAPAさん

病気に関しては、患者でないと判らないこともかなりあります。
今の世の中、患者にも情報発信手段があるというのは、ありがたいことです。

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プロフィール

カステーラ

Author:カステーラ
東京都在住、61歳。
2007年2月、糖尿病発症。
現在、服薬なしでカーボカウンティングという食事療法を実践中。
「カーボカウントってなに?」という方は、まずこちらから。

ヘモグロビンA1c(体重・BMI)推移
2007年2月:9.3%(64kg・22.9)
2007年3月:7.5%(62kg・22.2)
2007年4月:6.0%(60kg・21.5)
2007年5月:5.3%(58kg・20.8)
2007年6月:4.8%(57kg・20.4)
2007年7月:5.1%(57kg・20.4)
2007年8月:4.8%(57kg・20.4)
2007年9月:5.0%(58kg・20.8)
2007年10月:5.0%(57kg・20.4)
2008年1月:5.3%(56kg・20.1)
2008年5月:5.2%(56kg・20.1)
2008年7月:5.3%(55kg・19.7)
2008年10月:5.2%(58kg・20.8)
2009年1月:5.2%(58kg・20.8)
2010年7月:5.4%(58kg・20.8)





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