カーボカウントな日々

血糖値を上げるのは炭水化物(カーボ)です。炭水化物さえ摂らなければ血糖値はほとんど上がりません。 今、世界の糖尿病治療は、食事の炭水化物をコントロールするカーボカウンティングが主流となっています。

久しぶりの赤飯

2008 - 05/12 [Mon] - 09:55

糖尿病になる前はもち米が大好きでした。おはぎには目がなかったし、赤飯やおこわも大好物。あんな炭水化物の塊をパクパクと食べていたんですから、すい臓が悲鳴を上げるのも当然です。

もちろん糖尿病になってからはもち米の類はほとんど口にしていませんでしたが、先日、娘の誕生日に赤飯をもらったので、調査捕食の名目でいただきました。

赤飯


食べた量は150g。カーボ量にして64g。赤飯の量としては少ないです。昔はたぶん一回で300gは食べていたはずです。

通常の夕食から2時間半が経過し、血糖値が102mg/dlになったのを確認して捕食開始。1時間後が162mg/dlでした。カーボ64gを摂ったにしては優秀だなと思っていたら、2時間後たってもまだ157mg/dl。下がりが遅いなと思いつつ、3時間後はまた少し上がって164mg/dl。

3時間後のこの高血糖はかつてない事態です。ちょっと運動すれば下がるのは分かっていますが、実験なのでひたすら我慢です。4時間後、ようやく132mg/dlまで下がったのを確認して眠りに就くことができました。

seki1.jpg


私の場合、炭水化物中心の食事だと、1時間でがーっと上がって、2時間後にはだいぶ下がり、3時間ではむしろ低血糖ぎみになるのが通常のパターンです。もち米は腹持ちがいいといわれますが、これだけ高血糖が続くのはちょっと異常です。

ということで、翌朝、追加実験です。前日と同じ赤飯をやはり150g。食前の血糖値は116mg/dlでした。

1時間後、キターーって感じの222mg/dlでした。これだけの高血糖は久しぶりです。しかし、2時間後には113mg/dlとほぼ平常値に下がり、3時間後には86mg/dlと私にしてはむしろ低血糖気味な値になりました。これが私の典型的な炭水化物オンリー食の血糖推移です。

seki2.jpg


まったく同じものを食べ、なぜ前夜だらだらと高血糖が続き、翌朝は急上昇・急降下になったか。私なりの原因分析です。

まず、前夜は夕食後2時間半の捕食でした。私の場合、インスリンの遅延分泌があるので、この時点で、夕食時に追加分泌を命令されたすい臓はまだ一生懸命インスリンを分泌していたものと思われます。だから、炭水化物だけをいきなり65gとっても、162mg/dlという値に抑えらました。しかし夕食時、すでに50gほどのカーボを摂っていたので、インスリンのストックが底をついており、さらなる追加分泌が間に合わずに高血糖が3時間も続いたということでしょう。

ところが翌朝の場合、私のすい臓は完全に休養状態にありました。そこへいきなりカーボ65gがやってきたので、ベータ細胞もビックリ。すぐにインスリンの追加分泌を始めるものの、ブドウ糖の急激な吸収には間に合わず、血糖値は急上昇。しかし、1時間後にようやく先発隊が到着して血糖値も一段落。2時間後には後発隊までやってきてむしろ血糖値を下げすぎてしまったと。

もちろん、これは単なる素人の推測ですが、1年以上も毎日毎日血糖値を測り続けていると、自分のすい臓の思考回路や、行動パターンはだいたい分かって来るものです。人よりはかなり愚図でのろ間なすい臓だけど、その気持ちや性格を理解ししながら、なんとかうまく付き合っています。





 コメント

はじめまして。
妊娠糖尿病が出産後も完治しないまま数ヶ月経ちましたLUNAと申します。
今ではだいぶ落ち着きましたが、妊娠糖尿病発症直後は、よくカステーラさんのブログに助けていただきました。
お世話になりまして本当にありがとうございます。心から感謝しております。

今回の実験もとても興味深いですね。
カステーラさん自身の原因分析、かなり納得です。
でも、夜の「だらだら高血糖」と朝の「急上昇・急降下」、どちらがすい臓や血管への負担が大きいのでしょうか?
以前、急激な血糖値の変化よりも、ある程度一定に保たれた(変化の少ない)血糖値のほうが血管を傷つけにくいという記事を読んだ記憶があるのですが、今回のカステーラさんの実験結果のように、3~4時間続く高血糖の方が果たしてベターなのか・・・わかりません。
カステーラさんはどのようにお考えでしょうか?

LUNAさん

はじめまして。
コメントありがとうございます。
こんなブログでもお役に立ったと言っていただけると嬉しいです。

「だらだら高血糖」と「急上昇・急降下」のどちらが体に負担がかかるかといえば、後者の「急上昇・急降下」だと思います。

最近の糖尿病学では、とにかく食後の急激な高血糖がよくないとして、それを緩和するためのいろんな方法が取られています。

そもそも、欧米でカーボカウントが急速に広まったのも、食後急激に血糖値を高める炭水化物を控えようというのが始まりです。カーボを減らした分、脂質やたんぱく質が増え、そのことでだらだらと高血糖が続くことになったとしても、急激な血糖変化よりははるかにいいという考え方です。

また、糖尿病薬の一種であるαグルコシターゼ阻害薬も、炭水化物の急激な吸収を抑えて、血糖値の上昇を後ろに伸ばしてやろうという発想の薬です。また、糖尿病食に食物繊維を取り入れるのも、GI値の低い食べ物が勧められるのも同じような理由からです。

人間の体というのは、悪いなりにも一定のレベルが維持される限りはそれに対処しようとするものです。寒いなら寒い、暑いなら暑いでいいのですが、暑かったり寒かったりを繰り返すと体が変調を来たします。

現在、糖尿病のコントロールの指標はヘモグロビンA1cが幅を利かせていますす。しかし、たとえばA1c6%の平均血糖値は120mg/dl程度といわれていますが、上は300から下は50までの平均120と、180から100ぐらいに収まる平均120とは、体に与える影響は全然違うわけです。

ですから、将来的に連続血糖測定器が普及してくれば、単なる平均ではなく、最高値と最低値から割り出した、もっと信頼できる指標が出てくるものと思います。

長くなってしまいましたが、これからもよろしくお願いします。

ありがとうございます

早速のご返信、ありがとうございます。
カステーラさんのとてもわかりやすいご説明のおかげで、大変よく理解できました。
ありがとうございました。これでスッキリです。

こちらこそ、私の質問にお時間を割いていただいて恐縮です。
ブログの更新、いつも楽しみにしています。
またお邪魔させていただきますね。

LUNAさん

あんな返信をしておいてなんですが、医学は科学ではあっても常に真実を解き明かしているわけではありません。いろんな科学的なデータをもとに、「こういうやり方で治療に臨むのが一番よさそうだ」というレベルなんだと思います。

なんか言い訳がましくなりましたが、、「急上昇・急降下」より「だらだら高血糖」のほうがましというのも、今の医学ではそう考える人が多いというレベルだと思います。そのうち新しいデータが出てきてひっくり返る可能性も十分あります。

カーボカウントもそうですが、結局は自分で納得できる方法を選択していくしかないんだと思います。最後は自己責任です。と、ちょっとばかり言い訳させてもらいました。v-356

カステーラさん

何だかカステーラさんにプレッシャーを与えるような書き方をしてしまい、申し訳ございませんでした。
カステーラさんのご意見、ごもっともです。
糖尿病の治療法ひとつをとっても、巷にはいろんな情報がはびこっています。
専門医の間でも、統一した見解がないのが現状ですよね。
その中で、私はカステーラさんのご意見に納得し、安心した訳です。
ですが、ご心配なさらないでくださいね、「最後は自己責任です」に私も120%共感しております。

顔の見えない相手に情報を発信していくことは、時として誤解を与えかねないと言うマイナス面はありますが、私のように、カステーラさんのブログによって元気付けられている人はたくさんいらっしゃると思います。
これからもどうぞ宜しくお願いしますね。

お赤飯

我が家でもちょうどお赤飯の話をしていてタイムリーな話題でした。
私の出身は青森なのですが、青森のお赤飯は、甘納豆と砂糖を使うので甘いんですよ。
なので、私は上京して初めてお赤飯を食べた時には「なんで、しょっぱい????!!!」とたまげました。
主人は関東の人で甘い赤飯は食べたことがないというので
今度、食べようという話になったのですが・・・量にはくれぐれも気をつけようと思います(^^;)

ようやく休みと予約をとって某繁華街の某内科を受診しました。
3ヶ月ぶりの検査です。
結果は1月に7.9だったHbA1cは、5.7まで下がっていました(^^)v
先生からは「もっとゆるめて炭水化物を増やすのでもこのままでも、どちらでもいいですよ」と
言われましたが、主人は下げる気まんまんですので(笑)、もっと下を狙ってみます。
来月からは毎月受診しますv

初めまして。
私も先月糖尿病と診断されて、その後糖質制限の事を知り導入していい感じになっています。
カステーラさんの何でも実験し検証し、そこから理論を導き出すスタイルにとても感銘を受けました。
人生の先輩、糖尿の先輩、糖質制限の先輩としていろいろ楽しませてもらいますので、がんばってください~!

LUNAさん

いやいや、LUNAさんに謝ってもらうことなどなにもないのですよ。
最初のレスで断定的に言ってしまったものの、自信がなかっただけのことですから。

インターネットがこれだけ普及して、個人が入手できる情報量が莫大に増えた今、
情報の真偽を確かめる眼というがかなり重要になってきていると思います。
そんな中で、LUNAさんが私の情報に信頼を寄せてくれているというのは嬉しいことです。

カーボカウントのデータベースを充実させるためにも、これからも経過報告などよろしくお願いします。


MEGUさん

お久しぶりです。

甘い赤飯! 私は長野出身なんですが、なんとなく記憶にあるような。で、小豆の煮汁を使わないから食紅を使うので、色もなんとなく鮮やかなんです。でも、糖尿病にはますます悪そうなので、食後の血糖測定はお忘れなく。(笑)

A1cもついに5%台ですか。いわゆる基準値内に収まりましたね。これで、いわゆる3大合併症の心配はまずないと思います。糖尿病は一生付き合う病気なので頑張りすぎないようにという人もいますが、頑張る気持のあるときに頑張っておくというのも必要だと思います。体に刻まれた「いいコントロールの記憶」というのは、一生影響を与えるようですから。




JIGRATさん

はじめまして。
コメントありがとうございます。

ブログもちらっと見させてもらいました。マクドナルドやケンタッキーなどのファーストフードをうまく利用されていますよね。

実は私もマックはよく利用しています。先日も知り合いと食事をするとき「糖尿病があるのでマックみたいなところのほうがいい」と言ったら、ビックリ仰天されました。世間一般の常識ではマックなんて一番悪い食べ物でしょうから。

でもたとえば、チーズバーガーとチキンナゲットとサラダとコーヒーみたいな組み合わせなら、ローカーボで十分カロリーがとれますし、お財布にもかなり優しいです。ローカーボ食はハイコスト食でもありますから。(笑)

実験と検証を繰り返しながら、糖尿病患者ひとりひとりが自分自身のデータベースを作ることが重要です。このブログがすこしでもそのお役に立てればと思っています。

これからもどうぞよろしくお願いします。

適度なカーボ量について

長野のお赤飯も赤いんですね! 
青森と北海道だけだと思っていたのでびっくりしました。
ちなみに青森のも食紅を使いますから、たぶん、同じものですね。
秋田とか新潟のもピンク色で甘いのかしら…

いつもご心配いただきありがとうございます。
私は診断が下った当初は、合併症への恐怖で身体を壊しちゃいましたが、
食事療法については、今は全然がんばってないので(笑)大丈夫です(^^)v
主人も「無理してないのに5.7なら、運動とかでまだまだいけるなあ」と調子こいてます。
結果がいいとモチベーションがあがるし、試行錯誤が楽しい時期です。

適度なカーボ量、1日120g推奨について伺っていもいいですか?
120gは、単純に口に入れるご飯やパスタ、パン等の総計120gでしょうか?
それとも含まれるカーボ量のことなのでしょうか?
単純に120gならラクにクリアできるのですが、
カーボ量で120gなら厳しいです・・・(;_;)

MEGUさん

カーボカウントはしっかりマスターしてしまえば、ぜんぜん大変なんかじゃないです。
カロリー制限と違って空腹を我慢しなくていいし、食べてはいけない物もありません。
しかも、結果がしっかり現れるのでやりがいもあります。

ところで、カーボ量120gというのは、その食品に含まれるカーボだけの重量です。
だから、カーボ量120g摂るためには、ご飯にして300gぐらい食べれるってことです。
それなら楽勝でしょ?v-392

さっそくのレス、ありがとうございますm(_ _)m
うーん、カーボ量で120gは、まだ厳しいです(-_-;)
朝~午前中にかけては、ちょっとのカーボでも
かなり上がってしまって昼前に120以下になってくれませんので、
炭水化物は完全に止めてしまいました。
結果、昼食に30~40g、夕飯に40~45gで、トータル70~80gですね。
これで食後の血糖値ピークは150くらいです。
夕飯までに糖新生が始まってしまって、やや上がっていることが多いので、
間食でカーボをとる作戦を考えてます。
でも、なによりも運動ですね。
最近、主人は運動をさぼり気味で、テキメンに平均10あがりましたから(-_-;)

おっしゃる通り、食品交換表でカロリー制限で食事をつくっていたころのストレスを思えば、
カーボカウントは夢のように楽です。

MEGUさん

厳しいっていうのは、そういう意味だったんですね。

私も最初の頃は、1回に40gのカーボぼ摂れない状況でした。1日トータルでやはり80gぐらいだたと思います。

ご主人は肥満はありますか? 内臓脂肪を落として筋肉をつけることでインスリン抵抗性をなくしてやれば、血糖コントロールはかなり楽になるんですけどね。

例の病院で空腹時の血中インスリン値は測りませんでしたか? この数値からある程度インスリン抵抗性が判ります。空腹時血糖値(mg/dl)×空腹時インスリン値(μU/ml)÷405が1.6以下は正常、2.5以上はインスリン抵抗性ありということらしいです。

このインスリン抵抗性とインスリン分泌量を見ることで、今後の戦略も多少違ってくると思います。

引き続きのご教授、本当にありがとうございます!
インスリン抵抗性の計算方法、初めて知りました。
血中インスリン値ですが、初の検査では「いつもどおりに朝食をとってきてください」
と言われたので、食後2時間の結果になりました。
血糖値130、インスリン値10.4です。
空腹時ではありませんが、これを式に当てはめると、
130×10.4÷405=3.33となりますね。
BMIは21.9ですが、筋肉量が足りないことは明白でして(-_-;)
なにしろ、中学を最後にまともに運動した事がないらしく・・・(-_-;)
また話しあって戦略を立ててみようと思います。
ありがとうございました、打開策になると思います!

カステーラさん

長野のご出身でしたか。
ぼくも飯山の生まれです。
今もUターンして信州に住んでいますよ。
飯山には父の転勤で2才ぐらいまでしか居ませんでしたが。

ところでお赤飯の調査補食150gも!!!
勇気ありますねえ。

ぼくも先日食品交換表によるカロリー制限食について確かめてみようと思い白米150gとジャガイモ110g計4単位分を食べてみました。あっさり200越えでした。怖いですねえ。食品交換表はどんなレベルの糖尿患者向けにつくられているんでしょう。よほど健康な方でないとあの献立例では食後の高血糖になります。

しかしカステーラさんは朝の追試で2時間の血糖値が113に下がっておられる。
まだまだ大丈夫ですね。
ぼくのβ君は1時間半ぐらいたたないとスイッチが入らないスロースターターです。

GUMIさん

「インスリン感受性=骨格筋量/内臓脂肪量」というのはバーンスタイン医師の説です。つまり筋肉質で内臓脂肪が少ない体というのは、インスリンの分泌が少なくて済む体ということです。インスリンの分泌が少なくて済むほど長生きできるというのは、ラットの研究でも明らかです。

よく腹囲85cm以上はメタボという言い方をされますが、私は「胸囲/腹囲」の指数で表した方がインスリン抵抗性をより的確に表すんじゃないかと思います。

胸囲=100cm、腹囲=75cmなんていう体は絶対インスリン抵抗性は低いはずですし、逆に胸囲=80cm、腹囲=100cmなんて人のインスリン抵抗性は相当なもんだと思うのです。

私が尊敬する後藤 由夫先生なんかも、糖尿病患者の体型というのは太い腹周りに比べて脚がビックリするほど細いと言います。

tetug3さん

なんと奇遇な!
私も飯山で生まれて13歳までそこで過ごしました。
親は雪ばかりでいい思い出なんかないというけど、私にとってはこの世で一番懐かしい場所です。
その後引っ越して、親は今、須坂に住んでいます。

食品交換表の食事というのは、「諸悪の根源は脂質にある」という発想から来てるんだと思います。
脂質を控えれば当然糖質が増えますが、それによる血糖値の上昇はSU剤やインスリンで下げられるからいいんだということです。
でも、そうやって脂質を控えても結局、肥満や心臓死は減らなかったことから、欧米ではとっくにその考えは改められました。
日本だけがいまだに高糖質、低脂質を維持しているのは、糖尿病学会のトップが製薬会社とつるんでいるせいだと私は思っています。そうでなければ、説明がつきません。

な、なんと!!

カステーラさんも飯山でしたか。
ぼくは飯山で生まれてその後父の転勤で松本へ引っ越しました。
松本の冬は雪がなく寒いばかりで味気無く寂しい冬だった思い出があります。
父の転勤でふるさとといったものがこれといってないぼくですが夏休みの帰省先が飯山だったのでいとこたちと釣りをしたり泳いだりした川、お墓のある山の風景、飯山がぼくのふるさとの原風景になっています。

過日キッセイ薬品の方とお話しする機会がありました。
今いちばん儲かっているのは糖尿関係らしいです。

>日本だけがいまだに高糖質、低脂質を維持しているのは、糖尿病学会のトップが製薬会>社とつるんでいるせいだと私は思っています。そうでなければ、説明がつきません。

本当にそうだったとしたら由々しき問題ですね。
でも僕らには薬害エイズや肝炎問題と違って対抗する手段があります。
カーボカウントや糖質制限食を知り得て本当に良かったと思います。

ご無沙汰してます!遅ればせながらコメントをさせてください。
先発隊、後発隊、まさにこれよこれこれ!です。私も別に実験したわけではありませんが、感覚としてこういう時があるのが分かっています。これが厄介なところですね。同じ量のカーボを食べても食べる時間帯や食べる組み合わせによって血糖値が変動する。これがなかなかDMでないヒトにはわかってもらえない。今日もお友達が遊びに来てくれる予定なのですが、「おにぎりとお好み焼きの材料持って行きます!」とメールされて、そ、そんなカーボにカーボを重ねた組み合わせなんて・・・とちょっと困ってます(笑)。

はじめまして

いつも拝見して、勉強させて頂いております。
医療業界に身を置く者です。
みなさんの疑惑はごもっともですが、現場ではなかなかそのような訳にはまいりません。

患者さんのなかにはまず炭水化物が具体的に何を指すのか分からない人、
次にそれは理解できても嗜好的に炭水化物と決別し難い人があり、
又、食後に運動するのが良いとは分かっていても忙しくてとても出来ない人もあります。

ここにコメントされる方々はDMエリートとお呼びしたいような方々で、
DM人口中そんなクレバーな人は寧ろ少数派だと思います。
時間的にも恵まれていらっしゃると思います。

家族の介護で運動もままならない人、
炭水化物を減らそうとしても肉体労働なので無理という人、
など、薬品のお陰で露命(?)を繋いでいる人は多いですよ。

自分も時々食後高血糖なのを気にして
そのお陰でこのブログを知ったのですが
患者さんを見ていると自分は恵まれているなぁと思います。


tetug3さん

日本でまだ非加熱製剤が使われていた頃、血友病患者の中には「アメリカでは危険だからと使用されていない薬を日本で使っても大丈夫なのか」と医師に問いただす者もけっこういたようです。しかし、学会のトップが大丈夫といい、厚生省も認可している以上、現場の医師は「大丈夫」というしかなかったのだろうと思います。

しかしその時すでに、その道の権威である安部医師や、厚生省の担当官僚たちは製薬会社であるミドリ十字の金の力に屈していたわけです。

この事件から教訓とすべきは、2つあると思います。

ひとつは、製薬会社や官僚、医師は自らの利益のためには患者の命など二の次になることもあるということ。
もうひとつは、アメリカなどの諸外国で行われている標準的な医療と違うことが日本で行われている場合、何らかの不正な力が働いていないか疑ってかかる必要があるということです。

すずらんさん

どうもご無沙汰しています。その後お変わりあまりませんか?

やってくるのが遅すぎる先発隊と、かえってありがた迷惑な後発隊、やっぱりそういう感覚はあるんですね。(笑)

最近、ネット上で興味深い記事に当たりました。従来は、肥満→インスリン抵抗性→インスリン分泌異常という順番で糖尿病が発症するのではないかと思われていたようなのですが、実は全く逆で、まず、インスリンの遅延型過大分泌が事の始まりで、そこから内臓脂肪型肥満が起こり、それがメタボリックシンドロームと呼ばれるいろんな悪さをするというものです。

そうなると2型糖尿病というのは、生活習慣よりはすい臓の先天的異常の要素が強いわけで、患者としてはずいぶん気が楽になるのですが。

akusaさん

はじめまして。コメントありがとうございます。
医療関係者でいらっしゃるとのこと、そのような方がこのブログにコメントを下さるというのは非常に心強いです。

カーボカウントが日本の医療現場で取りいれられない理由を、私はこれまでも何度も聞かされてきました。特に多いのは次のような意見です。

①欧米人に効果があるからといって、日本人にも効果があるかどうかは疑問。
②何千年もの間、米食中心ので生きてきた日本人に、いまさら炭水化物を減らせと言われても無理。
③カーボカウントは実践が難しすぎて、一般の糖尿病患者が簡単にできるものではない。

まずは①に関してですが、マウスと人間ならまだしも、ちょっと肌の色や顔の凹凸が違うだけの同じホモサピエンスが、片やローカーボが良くて、片やハイカーボがいいなどということは到底考えられません。事実、多民族国家のアメリカでは、民族の違いによってローカーボとハイカーボを使い分けているなんて話は聞いたことがありません。

②に関しては、確かに日本人が米を控えるというのは厳しい選択かもしれません。しかし、一切食べてはいけないわけではありませんし、それで糖尿病が良くなるのであれば従う患者は多いと思います。これまでの食文化を優先するというなら、肉食中心のエスキモーの人たちは腎臓病になってもたんぱく質の制限はできないし、東北人は塩分の多い食事が習慣になってるから高血圧でも塩分を制限は無理ということになってしまいます。

③はまったくの誤解だと思います。現在糖尿病食の基本となっている食品交換表よりは、カーボカウントのほうがはるかに楽です。交換表で食品を6種類に分類できる人なら、その中から炭水化物をみつけることはけっして難しくはありません。現に、日本の食品交換表作りに尽力された伊藤由夫先生なども、従来の食品交換表は患者には煩雑すぎるので、もっとわかりやすいカーボカウントを取りいれるべきだと言っています。

患者にもいろいろなタイプがいることはよく判りますし、すべての患者が医師の指示に従順に従うわけでもなのでしょう。しかし、たとえそうであっても、最新のエビデンスに基づいたベストと思われる医療を提供しようとするのが、医療従事者の努めなんだろうと思います。

ちょっと厳しい言い方になってしまったかもしれませんが、けっしてakusaさん個人を責めているわけではありません。このブログを読んでくださっているということは、糖尿病におけるカーボカウントの効用はあるていど認めていただいてるのだと思います。だとしたら、どうか今の糖尿病治療の問題点を、医療提供者側から変えてもらえたらなぁと願っています。

糖質制限という概念に巡り合えたことには感謝していますし
カステーラさんのブログにはとても助けられて有難いと思っています。
自分なりに工夫して糖質コントロールの話を患者さんに勧めたりもしています。
でもやっぱり難しいです。
私は薬剤師ですが(皆さんにとっては敵?)
DM専門医の勉強会にコメディカルとして参加していて
「カーボカウンティングでDMコントロール良好になった症例」
の発表の後、高名な先生が「そういう自己管理能力にたけた人
は自分で勝手に治してくれればいいが、我々の相手にしているのは
大多数がそんな理解力のある人ではないから」とおっしゃってました。
DM人口の多くは高齢者で、発症時に食品交換表を与えられても
読破して理解している人はごく僅かです。

それに私のような境界型DMでもすでにキッセイさんの良いお客です。
DM関連製薬はたいていSMBG部門を持っていて、
キッセイさんはフリースタイルを売ってます。

DM関連企業はウォークラリーなどの医療貢献事業などもやってくれますが
そこで出会った栄養士さんはカーボカウントをご存知ではありませんでした。
手当ても付かないのに日曜日返上してまで患者さんのお役に立とうという
モチベーションの高い栄養士さんでしたが。

ラリーで出された簡単なDM関連問題の患者さんの正解率
は惨憺たるものでしたが、そのような啓蒙的な行事に自主的に
参加しようとする方はまだ良くて、
薬を服用する時間を覚えるのがやっと、という方も大勢いらっしゃいます。
すみません仕事の愚痴のようになってしまって・・・
ただ、大切に思う患者さんに本当に有効な手段を伝えられないのは
悔しいですね。


初めまして。huiと申します。
二年前に精密人間ドッグのGOTTで境界型と指摘されて問題ないでしょうと言われましたが、
去年の末測定器を購入して、何回か200を超える値を見てことの重大さに気が付きました(^^;;
40歳未満(女性)で、かなり痩せている方ですのでショックでした。

今年からカステーラさんとYCATさんなどのブログをバイブルとして色々実践しています。
そして今はM先生のところに通い始めました。
素晴らしい皆さんのブログに出会えて本当にありがたいです。

恐れ入りますが、疑問に思うことがあります。
食後50分から運動していますので、高血糖値はもう出ていないと思いますが、
数時間後でも血糖値もあまり下がりません(4時間後で110-115ぐらいです)。
カステーラさんのカーボを増やすタイミングを教えて頂けますでしょうか。
また機会がありましたら一日100カーボを取っていた時のメニューも教えて頂けますでしょうか。
今は高血糖値が出ないようにかなりカーボを制限していますが、
運動する気力もなく痩せていくばかりで困っています。

はじめまして

はじめまして、みいと申します。
カステーラさんのブログを最近見つけて、私も頑張ろうという意欲がわきました。
1週間ほど前からカーボを減らし始めました。
糖尿病発覚後の6ヶ月間の苦しみだった空腹感から解放され驚いています。
昨日はご飯にしらたきを入れて炊いたので少し多めによそりましたが残しました。
2007年11月、ヘモグロビンA1C8.8, 2008年3月ヘモグロビンA1C6.2,
 6月ヘモグロビンA1C6.5です。
カロリー制限をしていましたが3月体重が5キロ減りやつれ、だるさ、運動後の倦怠感パワーダウンを感じ
少しうつになっているのを自覚して食事制限を緩めていました。(このときフランスパンを1本よく食べていました
はちみつで、今考えると恐ろしい)
カーボ制限でも体重は落ちるのですが、肌の調子は良いようです。
糖尿病といわれてから初めて楽しみが見つかったような気がします。
これからもよろしくお願いします。

参考になります

はじめまして pocoと申します。

夫がⅠ型暦10年です。
10年前の栄養指導はカロリー中心で
それがすり込まれてきた夫は、なかなかカーボカウントに切り替えられずにいました。
でも、カーボカウントが正しいと思えるようなことを
何度か経験するうちに
最近ようやく意識が変わってきたようで
カステーラさんの研究結果も興味深く読んでいます。
克明な実験とその結果報告、感服です。
今後も色々参考にさせてくださいね。

非常に参考になります。

カーボカウントの記録、非常に参考になります。
もっと早くにこのブログに出会えたらと思いました。
最近はA1cが落ち着いているようですね。

私も8年来のDMで、カロリーコントロールや運動で
思ったように下がらず、江部先生の糖質制限食を
はじめてから血糖値が見る見る下がり始めました。

1ヶ月で血糖値が250から90に落ち、LDLは189から120
やTGは92から47になりましたが、今の主治医は血糖値が
高いから落ちたと思っているようなので、糖質制限の話をし
ておりません。むしろインシュリンを打つのが一番いいと
思っているようです。

東京に引っ越したので糖質制限に理解のあるお医者さんを
教えていただけませんか?

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プロフィール

カステーラ

Author:カステーラ
東京都在住、61歳。
2007年2月、糖尿病発症。
現在、服薬なしでカーボカウンティングという食事療法を実践中。
「カーボカウントってなに?」という方は、まずこちらから。

ヘモグロビンA1c(体重・BMI)推移
2007年2月:9.3%(64kg・22.9)
2007年3月:7.5%(62kg・22.2)
2007年4月:6.0%(60kg・21.5)
2007年5月:5.3%(58kg・20.8)
2007年6月:4.8%(57kg・20.4)
2007年7月:5.1%(57kg・20.4)
2007年8月:4.8%(57kg・20.4)
2007年9月:5.0%(58kg・20.8)
2007年10月:5.0%(57kg・20.4)
2008年1月:5.3%(56kg・20.1)
2008年5月:5.2%(56kg・20.1)
2008年7月:5.3%(55kg・19.7)
2008年10月:5.2%(58kg・20.8)
2009年1月:5.2%(58kg・20.8)
2010年7月:5.4%(58kg・20.8)





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日常よく口にする食べ物のカロリーはもちろん、炭水化物量までが写真と共に明記された、カーボカウンター必携の一冊。


●カーボカウント完全ガイド
カーボカウンティングの本場、アメリカの糖尿病協会から出版されたガイドブック。カーボカウントのすべてがこれ一冊で分かります。


●わたしはこうして糖尿病患者を救っている
糖尿病で失明する患者を数多く診てきた眼科医が書いた本。高炭水化物食を平気で勧める日本の糖尿病医療を厳しく批判しています。


●糖尿病最初の1年
アメリカの2型糖尿病患者が書いた本。糖尿病の主治医は自分であるという発想がいかにもアメリカ的。カーボカウントと血糖自己測定を基本とした最強の患者学が語られています。