カーボカウントな日々

血糖値を上げるのは炭水化物(カーボ)です。炭水化物さえ摂らなければ血糖値はほとんど上がりません。 今、世界の糖尿病治療は、食事の炭水化物をコントロールするカーボカウンティングが主流となっています。

ワインで空腹時血糖値は下がるか?

2008 - 02/04 [Mon] - 12:12

夕食時、150mlのワインを飲むと空腹時血糖値は3ヶ月で平均20ml/dlほど下がるという記事を見たのはちょうど1ヶ月前のことでした。以来1ヶ月間、ほぼ毎日夕食時にワインを飲んできました。

量は150mlのこともあれば300mlのこともありました。ごく稀には450mlってこともありましたが、それ以上の深酒はありません。

で、1ヶ月間の起床時血糖値の平均を、その前1ヶ月間の平均と比べてみました。

ワインを飲む前1か月の平均⇒105mg/dl
ワインを飲んでから1か月の平均⇒109mg/dl

低くなるどころか約4%の上昇です。まだ1ヶ月ですが、少なくとも私にはあまり効果はないようです。あの実験でも、A1cがもともと低い人は効果が期待できないとあったし。いずれにしても、あの実験どおりもう2ヶ月続けてみるつもりです。

朝食前の血糖値の平均を出したついでに、まやさんのブログにあった3点計測の平均も出してみました。ただし、まやさんが推奨する3点は朝食前、昼食後2時間、夕食前ですが、私の場合、昼食後のサンプルがほとんどないので、すべての食後の2時間値を平均しました。

朝食前⇒109mg/dl
食後2時間⇒121mg/dl
夕食前⇒91mg/dl
ちなみに食後1時間の平均⇒139mg/dlでした。

私の場合、食後の血糖値を測るのは食事のカーボが多そうなときだけなので、実際の平均はこれより低いはずです。また2時間値は、1時間の値にビックリしてその後の経過を見るときしか測らないので、やはり実際はこれより低いときが多いと思います。

こうやって見ると、やはり課題は起床時(朝食前)の血糖値ですね。でも、起きている時の血糖値は、食事と運動で、つまり自分の意思である程度コントロールできますが、朝の血糖値だけはインスリンとグルカゴンの夜の密約で決定されるので、頑張りようがありません。





 コメント

朝は確か血糖値をあげるホルモンがドバーっと出るって聞いたことがあるんですが、このホルモンがグルカゴン???
今は朝が遅くなったとしてもインスリンが全くきれてしまうことはないからか?あまりないんですが、前は朝ご飯が遅くなったりすると血糖値があがってたことがよくあります(’’)

夜中の血糖値は3時とか4時頃が一番低いって聞くんですが(Nとか…インスリンの特性上かもしれませんが(’’)??)、その後はどうしても血糖値はあがってきてしまうのかな??

でも、夜にお酒を飲むと血糖値が下がるってよく聞きますよね(^^)

お酒飲むときっておつまみで血糖値があがってしまうことが多いけど、おつまみをあまり食べずにお酒だけ飲んでると血糖値が下がりやすい気がします(’’)

ヌリエさん

インスリンは血中のブドウ糖を筋肉や脂肪細胞に取り込むことで血糖値を下げるホルモン。グルカゴンはアミノ酸などから糖を作って血中に放出する(糖新生)ことで血糖値を上げるホルモンです。

このインスリンとグルカゴンのバランスがとれていれば、血糖値はほぼ一定に保たれるのですが、たとえば、インスリンの量が少なくなってしまうと、グルカゴンが優位になってしまい、糖新生が昂進して血糖値がどんどん上がります。

糖尿病患者の血糖値が高いのは、食後の高血糖をうまく処理できないのと(これはインスリンの追加分泌不足)、もうひとつは、空腹時にグルカゴンが糖新生をしすぎてしまうこと(これはインスリンの基礎分泌不足)の両方が原因となっているようです。

おっしゃるように、夜中の血糖値は4時ごろが一番低くて、その後は少しずつ上昇します。これは暁現象と呼ばれて、グルカゴンなどのほかに成長ホルモンも影響してるらしいですが、僕なんかの歳でそれほどの成長ホルモンが出ているかどうかは疑問ですよね。(笑)

ヌリエさんは今はランタスじゃなくてNを使ってるんでしたっけ? ランタスだと朝には効果が切れてしまって血糖値が上がるってこともあるのかな? どっちにしても、空腹時の血糖値が気になるなら、Nの量を加減するといいのかなと思いますが、お医者さんに相談してみてくださいね。

お酒を飲むと血糖値が下がるのは、肝臓がアルコールの処理に追われて糖新生どころじゃなくなるからということのようです。ただし、あまり酒ばかりを飲みすぎると脂肪肝になって、大事な糖の取り込みができなくなるはずなので、血糖値を下げるための飲酒は、長期的にはむしろ逆効果だと思います。

こんにちは

今日は月に1度の母の検査日でした。
A1cは8.5%でした。
1月は8.9%でしたので少し下がりました。

けど12月は8.5%なので
戻っただけです・・・・。

夕方に散歩することと、夕飯を少し減らしてはどうかと
すすめられてきました。
7%台めざして、母と相談しながらやってみようと思います。

アドバイスと詩をほめていただいた事うれしかったです。
ありがとうございましたe-343

はじめまして。
以前よりこちらで密かに勉強させて戴いております。
今やすっかりカステーラさんファンの、アメリカ在住糖尿患者です。
いつも楽しく拝見させて戴いております。

私は太っていない事もあって(むしろ細身です)カーボカウントのみでお気楽糖尿生活を営んでおり、
むしろこのたるんだ生活を何とかしないと、と最近は少々焦っております。
っというのも、ここアメリカにはローカーボ・ノンシュガー製品が溢れているので、ついつい手が伸びてしまい、自分を戒めるのに苦労します。本能の赴くままに食べいていると太ってしまうので。
(一例としてhttp://www26.netrition.com/low_carb_products_page.html

そんなアメリカにどっぷり漬かった私ですが、日本への帰国が決まってしまい恐怖からちょっとしたパニックを感じております(笑)
日本にはこういったローカーボ商品は、どの程度世に存在するのでしょうか。
そもそもカーボカウントという観念がないようなので、多くを求めるほうが無理なのでしょうか。
ホットケーキにシロップをたっぷりかけてお腹いっぱい食べることは不可能なのでしょうね。

・・と、なんだか本当に次元が低い悩みで申し訳ありませんっ!
こんな私でも、普通の白いパンはほんの少~ししか食べれません。れっきとした糖尿患者です(笑)

おかいこさん

お久しぶりです。

お母さんのA1cはもうちょっと下げたいところですよね。
空腹時や食後の血糖値はどうなんでしょう?
やっぱり常時200を超える感じですか?

本当は1日4回の強化インスリン療法にすれば、もっと血糖値も安定するんでしょうが、
お医者さんもお母さんのお年のことを考えてるんでしょうかね。
インスリンの量は自分で加減したりはしてないんですよね。
だとしたら、2型患者と同じでインスリンの量にカーボを合わせていくしかないんでしょうけど、
かってに食事をいじると低血糖も気になるし、難しいところですね。

詩は本当にいいと思いました。
素人の詩は独りよがりの意味不明なのも多いですが、
おかいこさんのはちゃんと心に伝わってきました。

ありすさん

はじめまして。コメントありがとうございます。
ファンだなんて、嬉しいじゃないですか。(笑)

紹介していただいたサイト、見させてもらいました。
すごいですね。うらやましい限りです。
ありすさんがお腹いっぱい食べるホットケーキって、
http://www.netrition.com/maple_grove_pancake_mix_page.html
のことでしょうか?
こんなものに、シュガ―フリーのメイプルシロップをかけて食べてるんでしょうね。
アメリカってやっぱり食べ物天国ですね。(笑)

おっしゃる通り、日本の食品には「ローカーボ」という概念がほとんどありません。
少なくとも国産で「ローカーボ」を謳っている商品ってほとんどないんじゃないでしょうか?
あるのは「ノンシュガー」と「ローカロリー」だけですね。
しかも、「ローカロリー」はほぼ「ローファット」と同義語だし。

ということで、日本に帰ってきたらたぶん、食べるものに苦労すると思います。
外食だって、ご飯とか麺がまず基本ですからね。

ありすさん、こっちに帰ってきたら、一緒にローカーボフードの個人輸入でもやりませんか?(笑)

ぜひ、お願いします

アメリカ・・・なんて素敵・・・と、うっとりしちゃいました。
ローカーボフードの個人輸入やって下さい。ぜひに。
ホットケーキのページ(おいしそう♪)をページ翻訳したら
「低いCarbの砂糖の自由なパンケーキ・ミックス」って訳されました。
ひぃ~おかしい。
一口食べたら、君も私もフリーダムだぜ!なんて気分になりました。
訳がいちいち面白いけど、訳せない自分が悲しい・・・

knacheさん

文字通り「垂涎」のラインナップですよね。
やっぱりアメリカは「Land of opportunity」です。
やる気のある人には必ず機会が与えられる。
日本ではやる気があっても、制約がそれをそいでしまう。

それにしても、あのホットケーキミックスは何で出来てるんでしょうね。
やっぱり大豆でしょうか?
1人前のカーボ量が6gって夢のようですね。

どっかの代理店が輸入すれば、日本でも需要はあると思うんだけどね。
値段も一袋400円足らずだし。

お返事ありがとうございます。

>おっしゃる通り、日本の食品には「ローカーボ」という概念がほとんどありません

や、やはり・・・そうですか。
古い体制を変えようとしない日本の事なかれ主義には呆れ返りますね。

上記のサイトの商品は全て成分表示がされているのですが、やはりsoy flourを使った商品には少々癖があるので私は遠慮しています。
この「低いCarbの砂糖の自由なパンケーキ・ミックス」にはsoyは入っていないようですね(笑)

そうですね。個人輸入で売りさばいて、がっぽりと儲けましょうか♪

パンケーキやチョコチップクッキー、パウンドケーキでも、1時間値で110程度ですからミラクルですよ。
たまのご褒美に思いっきり食べたいものが食べれたら・・。
次の日からまた質素な食事でもストレスを感じませんよね。

でも・・・。この商品達を、今の日本の糖尿人がどの程度受け入れてくれるのでしょうか。
案外儲からずに借金まみれになったりしそうですね(笑)

アメリカのローカーボ食品、私も欲しいなと思います。
ちなみに、ヤフーオークションで検索したら、少しありました。

http://search4.auctions.yahoo.co.jp/jp/search/auc?p=%A5%ED%A1%BC%A5%AB%A1%BC%A5%DC&auccat=23976&alocale=0jp&acc=jp

かなり、輸入経費(利益?)が乗っているようですね。
個人輸入なら、TT送金ですか?
それで、EMSとかDHLとかで送ってもらうのでしょうか?
それなら、運賃が高いですね。
20F/Tコンテナなら、25m3程度の量になりますよね。
そんなに要らないし。
何か方法がないでしょうか?

はじめまして

カステーラさん、はじめまして。
数日前からブログを始めた者です。
始めるに当たっては、こちらのブログが大変参考になりました。
ありがとうございます。

ワイン(赤?)の効果は気になりますが、
(それなりの)ワインを毎日少しづつ飲むのって難しいですよね。
元々あまり部屋では飲まない私の場合はなおさらです。
私も2年前に買った(尿酸対策に)ワインで試してみようと思ったら、
味が変になってました(涙)


おすすめワイン

sakeoni1616さん、はじめまして
こちらに時々おじゃましているものです。

ビンのワインを「毎日少しずつ」は酸化してしまってまずいですよね。

で、おすすめ、「箱ワイン」はいかがですか。

外見は箱に入っているのですが、中身はアルミパックで、コックが付いていて、
中味の酸化を防ぎ、味の劣化が比較的少ないものです。

ちなみに私は(セーブして!)2L入りを2週間ぐらいで頂いてます。
私は(別に回し者じゃないです)、リカーマウンテンで購入しています。
よそではないでしょうか?
ご参考まで。http://www.likaman.co.jp/





Re: おすすめワイン

理奈さん、はじめまして。

へえ~ こういうワインがあるんですね。
初めて知りました。
情報ありがとうございます。
これなら気軽に飲めそうですね。
今度近所で探してみます。

xiangdaoさん

返事が遅くなって申し訳ありません。

ヤフーオークション、見させてもらいました。
やっぱりアメリカ価格の2~3倍って感じですかね。
でも輸送費とか考えたら、個人で直接買うよりいいのかな。
こんど機会があったらトライしてみようと思います。

sakeoni1616さん

はじめまして。
コメントありがとうございます。

ブログも拝見しました。
カーボコントロールの必要性を説くブログがまたひとつ増えたこと、
とても嬉しく思っています。

赤ワインを毎日適量飲むっていうのは、けっこう大変ですね。(笑)
うちは妻がいける口なので、ワイン1ビンが2日もちません。
ということで、最近はワインの実験も滞りがちです。

まだ推測ですが

こんにちは。
ブログを見ていただけたのですね。
ありがとうございます。
カステーラさんみたいな簡潔明瞭な文章が書けなくて苦労しています。

血糖値を測定してまだ1ヶ月ですが、今は、ホントに千差万別だな、と感じています。

私の場合は赤ワイン作戦が効果ありそうなのですが(本筋とは違いますけど)
一緒に飲む人がいるのは羨ましい限りです。

とりあえず、近所で箱ワインを見つけなくては…

sakeoni1616さん

ワイン作戦は不調だったみたいですね。
私も、血糖値が下がるどころかむしろ上がってしまいました。
まあ、ワインだけのせいではないと思いますが。
要するに、糖尿病解決の答えは一つじゃないってことですね。

とりあえずは

食後血糖値を下げる効果が確認できたのは大きな成果でした。
しかも、そんなに量も必要ないようですし、「飲酒」って構えずに済みそうです。
買った安ワインも軽くて水みたいですし(笑)

糖質0のウイスキーで・・・

空腹時にのウイスキー(糖質0)のみ100ccを飲んで血糖値を測ったら、97mg/dL⇒129mg/dLと上昇しました。
何が血糖値を上昇させたのか お教えくださいませ。

モンチさん

アルコールは糖の新生を阻害するので、糖質ゼロの蒸留酒の場合、基本的には血糖値は下がるはずです。ただし、酒の飲み始めには交感神経が刺激されて、血糖上昇ホルモンが分泌され、血糖値が上がることがあるようです。確かに酒を飲むと、脈拍や血圧が上がったりしますもんね。

運動をすると基本的には血糖値が下がるのに、激しすぎると逆に上がるのと似てるかも知れませんね。運動の場合も、やはり交感神経が刺激されて血糖値が上がるようです。

河合さんのサイトが参考になるかもしれません。
http://www.somos.co.jp/solution/006.htm

カステーラさんへ

感謝です。(納得です)

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カステーラ

Author:カステーラ
東京都在住、61歳。
2007年2月、糖尿病発症。
現在、服薬なしでカーボカウンティングという食事療法を実践中。
「カーボカウントってなに?」という方は、まずこちらから。

ヘモグロビンA1c(体重・BMI)推移
2007年2月:9.3%(64kg・22.9)
2007年3月:7.5%(62kg・22.2)
2007年4月:6.0%(60kg・21.5)
2007年5月:5.3%(58kg・20.8)
2007年6月:4.8%(57kg・20.4)
2007年7月:5.1%(57kg・20.4)
2007年8月:4.8%(57kg・20.4)
2007年9月:5.0%(58kg・20.8)
2007年10月:5.0%(57kg・20.4)
2008年1月:5.3%(56kg・20.1)
2008年5月:5.2%(56kg・20.1)
2008年7月:5.3%(55kg・19.7)
2008年10月:5.2%(58kg・20.8)
2009年1月:5.2%(58kg・20.8)
2010年7月:5.4%(58kg・20.8)





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