カーボカウントな日々

血糖値を上げるのは炭水化物(カーボ)です。炭水化物さえ摂らなければ血糖値はほとんど上がりません。 今、世界の糖尿病治療は、食事の炭水化物をコントロールするカーボカウンティングが主流となっています。

体重とヘモグロビンA1c

2008 - 01/27 [Sun] - 02:32

前回の記事で私自身の血糖値とヘモグロビンA1cの関係をグラフにしてみて、ふと思いました。体重とヘモグロビンA1cの関係はどうだろうと。

体重とA1c

うーん、2つの曲線は気持ち悪いくらいにぴったり重なり合っています。

ある研究調査によると、体重を5%減らすとヘモグロビンA1cは0.6%下がるそうです。私の場合、約10%減量しましたから単純に2倍とすれば、A1cは1.2%下がることになります。実際には4%以上下がったので、差額の分はローカーボ効果ということになるのでしょうか。

さらに5%ぐらい減量したらA1cはどうなるのか、探ってみたい衝動に駆られないわけでもないですが、これ以上痩せるのはもう御免です。


NHKのためしてガッテンから出ている『脱・糖尿病の裏ワザ』という本があるのですが、そこに面白いデータがありました。

それによると、日本人の糖尿病患者の平均BMIは23.1であり、日本人全体の平均である22.7とほとんど変わりないそうです。つまり、日本人の糖尿病患者は決して太ってはいないのです。

また、糖尿病患者を「改善組」と「悪化組」に分けたとき、その両者の間に摂取カロリーの差はまったくといっていいほどなかったそうです。つまりカロリー減だけでは、糖尿病は改善しないのです。

これまで、糖尿病治療といえば摂取カロリーを減らし、有酸素運動を取り入れてひらすら減量に励むというのが常識でしたが、それは肥満の多い欧米での研究をもとにした治療法で、日本人の糖尿病患者には元々あまり意味はないようなのです。

しかも、皮肉なことに、欧米ではもはや理想体重を基にしたカロリー制限という食事療法はほとんど行われていません。カーボカウントによって、直接、血糖値をコントロールしようという方法に変わってしまいました。実は、このカーボカウントこそ、肥満のない日本人向け食事療法なんですけどね。





 コメント

赤ワイン150mlブーム

1月4日のカステーラさんの「アルコールは血糖値を下げる」を、江部先生のブログへ紹介しましたところ、1月9日に取り上げられ、その後読者の間に「赤ワイン150mlブーム」が起こっています。
読者の方の中には、早朝血糖値200mgが110mgに改善した方もおられます。
長期的なエビデンスは無いとの事でしたが、それでもメリットとデメリットを考えれば、やってみるべきだと思います。
ローカーボについても、ほとんどの医師が、「推奨すべき確たるエビデンスがない。」と否定的ですが、私はいつも反論します。
「確たるエビデンスが出た頃に私は生きているでしょうか?」と。
そして心の中で、「私が人体実験をして、悪影響が出ても、その頃にはあなたも生きていないか、少なくとも現役ではないですよ。」と。

体重とHbA1c

おつかれさまです。
血糖値といい、体重とHbA1cも大変なデータですね。
体重とHbA1cのグラフはアクアクリニックの釜池先生が紹介している何人もの方と同じ傾向ですね。
かなりシビアな糖質制限をされた成果だと思います。
私はといえば、PMS(月経前症候群) → 糖質過剰摂取 → 血糖値上昇(爆!)です。orz
それから、規格外のオチビにとっては、BMIも体脂肪率も計算上の数字なんてものは、まったく参考にならないんですよね~
釜池先生の言われる「20代の普通~やせていたころの体重が適正体重です」ってのに1票です!
まあ、ぼちぼちがんばります~


固定観念

こんばんは。

糖尿といえば「カロリー制限」という発想は、ある意味、固定観念化してますよね。
考え方が固定化してしまうと、その「外側」が見えなくなる。
「カロリー制限」で、ギリギリ頑張っているのに改善できないと感じてる人は、是非、違う「メガネ」を掛けて、現状を見直して欲しいと思います。

よく、血糖値だけを下げても、根本的には何も解決しないという議論がありますが、そもそも治らないんですから…。
まず、血糖コントロールをしなければ、我々に「健康」はないですからね。

「カロリー制限」自体は、悪くないけれど、「バランス」と称して、たっぷり糖質を取る食事…、私はぞっとして、鳥肌が立ってしまいます(笑)。

xiangdaoさん

確かに、赤ワインはちょっとしたブームみたいですね。私のまわりにも実験中の人がいますが、空腹時の血糖値が20ぐらい下がったそうです。

私も赤ワインを始めて3週間になるけど、実感としてはほとんどないですね。もともとA1cの低い患者は効果が少ないとあったので、あまり期待はできないかもしれません。

理奈さん

そういえば、釜池先生の本にも体重とA1cのグラフはありましたね。やはり、糖質制限がないと、ここまで急激なカーブは描けないのかもしれませんね。

確かに、糖尿病リスクとBMIはあまり関係ないかもしれません。糖尿病リスクといちばん的確に表すのは、20歳の頃と比べでどのくらい体重が増えたかだという気がします。

私は、23%体重が増えた時点で糖尿を発症しました。その辺のデータを集めてみると面白いかもしれません。

shoさん

糖尿病患者ってのは、長年でたらめな生活をしてきたツケが回ったんだから、とにかく理想の生活に戻せっていう考えが、今の糖尿病治療の根底にあるような気がします。

しかし、糖尿病患者っていうのは、体の機能の一部が失われてしまったのだから、その体なりの生き方をしなくてはしょうがないんですよね。

たとえば、視力の失われた人に、普通の人と同じように杖なしで颯爽と歩けって言われても無理なんです。そんなことをしたら、命さえ危ない。

普通の人間には糖質:脂質:たんぱく質=6:2:2が理想なのかもしれませんが(それにも大いに疑問はありますが)、糖の代謝が上手く行かない人間にそんな食事をさせたら、それこそ命が危ないということに、どうして気付かないんでしょうね。

私は「そんな歩き方変だ」といわれても、杖を突きながら慎重に慎重に歩きますよ。

面白いですね

非常に興味深いです。でも私もいろいろやってますが結局はバランスよく食べるということなんでしょうね。また来ます。

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プロフィール

カステーラ

Author:カステーラ
東京都在住、61歳。
2007年2月、糖尿病発症。
現在、服薬なしでカーボカウンティングという食事療法を実践中。
「カーボカウントってなに?」という方は、まずこちらから。

ヘモグロビンA1c(体重・BMI)推移
2007年2月:9.3%(64kg・22.9)
2007年3月:7.5%(62kg・22.2)
2007年4月:6.0%(60kg・21.5)
2007年5月:5.3%(58kg・20.8)
2007年6月:4.8%(57kg・20.4)
2007年7月:5.1%(57kg・20.4)
2007年8月:4.8%(57kg・20.4)
2007年9月:5.0%(58kg・20.8)
2007年10月:5.0%(57kg・20.4)
2008年1月:5.3%(56kg・20.1)
2008年5月:5.2%(56kg・20.1)
2008年7月:5.3%(55kg・19.7)
2008年10月:5.2%(58kg・20.8)
2009年1月:5.2%(58kg・20.8)
2010年7月:5.4%(58kg・20.8)





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やはり2型糖尿病患者であるお医者さんの書いた本。炭水化物が血糖値に及ぼす影響を理論的にわかりやすく解説してくれています。


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日常よく口にする食べ物のカロリーはもちろん、炭水化物量までが写真と共に明記された、カーボカウンター必携の一冊。


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●わたしはこうして糖尿病患者を救っている
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●糖尿病最初の1年
アメリカの2型糖尿病患者が書いた本。糖尿病の主治医は自分であるという発想がいかにもアメリカ的。カーボカウントと血糖自己測定を基本とした最強の患者学が語られています。