カーボカウントな日々

血糖値を上げるのは炭水化物(カーボ)です。炭水化物さえ摂らなければ血糖値はほとんど上がりません。 今、世界の糖尿病治療は、食事の炭水化物をコントロールするカーボカウンティングが主流となっています。

女性ホルモンと血糖値

2008 - 01/17 [Thu] - 16:48

アメリカのバーンスタインという医師が書いた『糖尿病の解決』という名著があるのですが、残念ながらすでに市場には流通してないようです。

最近知り合ったある1型患者の女性が、ぜひその本を読んでみたいというので、職場の近くでお会いしました。

喫茶店で1時間ほどお話したのですが、その女性の目下の最大の悩みは、毎月の生理的変化に、血糖値のコントロールが追い付かないというものでした。本人はひどく悩んでいるようのですが、私にはそんな知識すらありません。

アメリカに住む女性の2型糖尿病患者が書いた『糖尿病・最初の1年』という本が手元にあったので、もしや関連情報があるかと調べてみたら、ありました。

それによると、エストロゲン(卵胞ホルモン)は血糖値を下げ、プロゲステロン(黄体ホルモン)は血糖値を上げるようです。ということは、排卵前は血糖値が低めで、生理前は高くなるということなのでしょうか? また、生理自体もストレス要因としてインスリン抵抗性を引き起こすとありました。

また、『女性の糖尿病診療ガイダンス 』というたぶん医療者向けの本があるのですが、そこには「20~35歳までの1型糖尿病女性患者へのアンケートでは、月経前に血糖値が上昇する人は70%に及び、月経が始まってすぐ血糖値が低下する人は50%いた」とのことでした。

女性って大変なんですね。

こういうのって本やお医者さんの情報より、患者の体験談の方が参考になる場合が多いので、ネット上のブログや掲示板の生の声を拾ってみました。


「生理の5日前から血糖値が異常に高くなる」

「高温相になると血糖値がいかれる」

「ぜんぜん影響がない」

「生理前は300とか400はざら。ばんばん追加打ちしている」

「排卵日に急激に高くなり追加打ちしても下がらない。排卵日後、また急激に下がってその後生理が始まるあたりからまた少しだけ高くなる。この時は300超えくらい」

「ランタスも増やしてラピッドも倍増やしてるのに、思ったように下がらない。そのくせ、生理始まる直前に突然ゴンと下がるのでまたビビる」

「ログを1~2単位増やして打ちます」

「生理前だなとわかる時は朝5:00の血糖値の時なんです。朝から200近くなりますから」

「ドクターにベースをその期間だけ増やすように言われ、ランタスを+1したら上手くいった。ただし高いのは最初の二日だけなのでタイミングを間違えると大変なことになる」

「いつもは月経前にグングン上昇するのですが、今月は月経後に上昇するパターンのようです」

「1日14単位ですが、月経前だと5割増です」



インスリンもホルモンなら、エストロゲンもホルモン。人間ってホルモンの気まぐれと一生付き合っていかなくてはならないんですね。





 コメント

『糖尿病の解決』

こんばんわ
2回目の書き込みになります。

『バーンスタイン医師の糖尿病の解決』ですが、西東京市図書館に所蔵されています。
その1型の女性が都内在住の方なら、お近くの図書館からリクエストできるはずです。
私も実物の購入前に、借りたことがあります。
ちなみに、原書の『Diabetes Solution』は、昨年、改訂版(2007年版)が出版されました。
http://www.amazon.co.jp/Dr-Bernsteins-Diabetes-Solution-Achieving/dp/0316167169/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=english-books&qid=1200566003&sr=1-2
(こちらはオール英語ですが)

やっかいですね~

カステーラさん、情報をありがとうございます!
特に1型の人は生理時の影響が血糖値に出るようなので・・・私は2型なので、あんまり考えずに居ました。
でも型はどうであれ、ホルモンが関係しているのですから影響はあって当然なのかも?

実は最近、タイミング悪いことがありました。
丁度、新しく入った職場で健康診断がありました。
入ったばかりでストレス状態ですし・・・最悪な健診になってしまいました。
尿糖2+、潜血+、蛋白±です。
かなりのショックを受けました。上司にどう説明しましょう。
(その時のことはURLを貼り付けて置きます)
生理でもないのに潜血+???
その時の問診で生理は近くないですか?と聞かれて、いや~まだまだです。
なんて答えたのですが・・・その夜に生理になりました、ズバリ!でした。
ちょっと前書きが長くなりましたが、新しい職場に入ったストレスもありますが、インスリンの効きが悪くなって高値を表していた血糖値でしたが・・・原因は生理が関係していたのかもしれません。
変な時に健診を受けてしまいました、やられました~~

A.F.さんの『バーンスタイン医師の糖尿病の解決』ですが、西東京市図書館に所蔵。
情報ありがとうございます。
借りて読んでみたいです。私が住んでいる所は西東京市も同じカードで借りれるので早速、図書館に予約しようと思います。

『糖尿病の解決』について

こんばんわ

昨日、書き込んだ後に気づいたんですが、『バーンスタイン医師の糖尿病の解決』は、
出版元のメディカルトリビューン社で購入できます。
在庫があればですが。(定価:3,990円+送料340円)
http://www.medical-tribune.jp/book/form.html

A.F.さん

情報ありがとうございます。
アマゾンには中古の値段しか出てなかったので、てっきり在庫切れだろうと思っていたのですが、出版元のリストにはありますね。まさか在庫がないものを載せたりはしないでしょう。

図書館というのもすっかり盲点になってました。税金払ってるんだから使わないと損ですよね。この本に限らず、なんか面白い本がないか、こんど探してみます。

ちょここさん

まさに最悪の日にぶつかってしまいましたね。尿糖も潜血も、生理前が悪さをした可能性大ですね。蛋白はきっと新しい職場での疲れとかもあるんでしょう。あと、白衣性高血圧ってのがあるくらいだから、白衣性高蛋白とか?(笑)

『糖尿病の解決』は徹底したローカーボなので、相当の決意がないと実践は難しいですが、カーボカウントの理論的な裏付けの参考にはなると思います。いいとこ取りで読んでみて下さい。

初めまして

いつもブログ読ませてもらってます 昨年7月発症したぶるぶるです
女性ホルモンと血糖値 気になっていました。
私は2型ですが・・・自己測定しています。そしたらやっぱり急に上昇するんですよ ここを読んでやっぱりねとおもいました。
ありがとうございました。

ぶるぶるさん

はじめまして。コメントありがとうございます。

こういうことって本にもあまり書いてないし、お医者さんも知らなかったりすることが多いので、ネットの生の声は本当に貴重です。

ぶるぶるさんにもお役に立てたようで嬉しいです。情報の共有はものすごく大切だとおもうので、もし良かったらこれからも近況などお知らせください。

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プロフィール

カステーラ

Author:カステーラ
東京都在住、61歳。
2007年2月、糖尿病発症。
現在、服薬なしでカーボカウンティングという食事療法を実践中。
「カーボカウントってなに?」という方は、まずこちらから。

ヘモグロビンA1c(体重・BMI)推移
2007年2月:9.3%(64kg・22.9)
2007年3月:7.5%(62kg・22.2)
2007年4月:6.0%(60kg・21.5)
2007年5月:5.3%(58kg・20.8)
2007年6月:4.8%(57kg・20.4)
2007年7月:5.1%(57kg・20.4)
2007年8月:4.8%(57kg・20.4)
2007年9月:5.0%(58kg・20.8)
2007年10月:5.0%(57kg・20.4)
2008年1月:5.3%(56kg・20.1)
2008年5月:5.2%(56kg・20.1)
2008年7月:5.3%(55kg・19.7)
2008年10月:5.2%(58kg・20.8)
2009年1月:5.2%(58kg・20.8)
2010年7月:5.4%(58kg・20.8)





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やはり2型糖尿病患者であるお医者さんの書いた本。炭水化物が血糖値に及ぼす影響を理論的にわかりやすく解説してくれています。


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●わたしはこうして糖尿病患者を救っている
糖尿病で失明する患者を数多く診てきた眼科医が書いた本。高炭水化物食を平気で勧める日本の糖尿病医療を厳しく批判しています。


●糖尿病最初の1年
アメリカの2型糖尿病患者が書いた本。糖尿病の主治医は自分であるという発想がいかにもアメリカ的。カーボカウントと血糖自己測定を基本とした最強の患者学が語られています。