カーボカウントな日々

血糖値を上げるのは炭水化物(カーボ)です。炭水化物さえ摂らなければ血糖値はほとんど上がりません。 今、世界の糖尿病治療は、食事の炭水化物をコントロールするカーボカウンティングが主流となっています。

炭水化物の受難

2008 - 01/11 [Fri] - 16:48

去年の2月、簡易血糖測定器を買ってからというもの、すべての血糖値とそれにかかわっただろう食事や運動の内容を記録していますが、それ以外の生活の様子なども記録しておけるようにと、今年から手帳を持つことにしました。

たとえば、「今日はゴルフに行った」だとか、「一日家でゴロゴロしてた」だとかいう記録と、その後の血糖値のデータを突き合わせれば、より明確な傾向がつかめると思ったのです。

選んだ手帳は糸井重里プロデュースの『ほぼ日手帳』。1日1ページというたっぷりのスペースに加えて、時系列の行動記録が書き込めるのも魅力でした。

hobonichi.jpg


そんな『ほぼ日手帳』に「カロリーブック」のオプションがあるのを知ったのはつい先日のこと。

和食、洋食、ファストフードなど、約350種類以上もの食品のカロリーと栄養素の成分が載っているということで、これはカーボカウントに便利だと早速ネットで注文しました。

ところが、届いたカロリーブック。たんぱく質と脂質の項目はあるのに、一番大事な炭水化物がありません。カルシウムやビタミンC以上に関心の薄い項目ってことなんでしょうね。今の日本で、いかに炭水化物がないがしろにされているかがよくわかりますね。

calorie_img.jpg


とりあえず、以下のメールを送っておきました。さて、どんな返事か来ますやら。



今年からほぼ日手帳を使わせていただいております。

先日、オプションにカロリーブックがあることを知り、さっそく注文させていただいたのですが、なんと栄養素の項目に「炭水化物」がありませんでした。

確かに、タンパク質は腎臓病患者やボディービルダーにとって気になる項目でしょうし、カロリー制限の意味で脂質を気にしている人も多いかもしれません。しかし、私たち糖尿病患者にとって最も気になる栄養素は、血糖値を直接上げる炭水化物なのです。

欧米などでは糖尿病の食事療法としてカーボカウント(炭水化物管理)は常識ですし、日本でもかなり浸透してきています。また、ダイエットの観点からも、従来のローファットではなくローカーボの方が効果が高いとして、GI値や炭水化物量に注目している人はかなり増えています。

今年の分は無理だと思いますが、来年からはぜひとも炭水化物の項目を追加していただけるようお願いできないでしょうか。項目が増えすぎるというなら、ビタミンC、カルシウム、食物繊維のどれかは削除してもいいのではないかと思います。

全国に1000万人はいるといわれる糖尿病患者とその予備軍にとって、炭水化物量が記載された携帯カロリーブックは非常に有益だと思います。どうかよろしくご検討ください。





 コメント

食塩量

こんばんは。
この表にある「食塩」って、意味がありませんよね。
ニラたまや厚焼き玉子、調理次第で食塩量が違ってきます。
どれ位の量に対するカロリーなのかもはっきりしません。
やはり、この手のオプションは、実際に使っている人、理解している人の編集が欠かせません。
チョッとした工夫とこだわりで、この手帳の「付加価値」が上がるのに、残念ですね。

shoさん

まあ、ほぼ日手帳はどちらかというと若者仕様なので、糖尿病患者のことはあまり考えてないんでしょうね。
それに、あの編集にかかわった栄養士も、普段、炭水化物の量を指示するってあまりないんでしょう。
でも、あのカロリーブック、炭水化物さえあれば、かなり使えると思うんです。

shoさんへ。私が答えるのもお門違いだとは思うのですが
食品成分表の成分自体が平均値の様な物で、実際の食品と数値のズレが有るのが当然です。
なので、食品成分表から求めてる以上、あくまで目安と言うことで考えればいいと思います。
また、量に関しては手帳を見てないので予想なのですが、1SV量。つまり一般的な1品の量だと思います。
塩分に関しては、これもあくまで目安ということです。
確かに調理次第で変わりますが、0.5g以上のずれはそうないと思います。
普段の調理で、0.5gの塩を足してみてはどうでしょうか?
結構味が変わるものなので、1品あたりの量はそう変わらないと納得できると思います。

カステーラさんへ。
kcal-(たんぱく質g×4)-(脂質g×9)の答えを4で割ったら糖質のg数が出ますので
今年分はそれで乗り越えたらいかがでしょうか?
面倒くさいとは思いますが、自分が良く食べるメニューだけでも計算して
余白に書いておけば役に立つと思います。

マルさん、ありがとうございます。

マルさん、色々と教えていただき、ありがとうございます。

塩分って、微妙なものなんですね。

食品の成分表は、「100gあたり」になっていることが多いのですが、例えば、ロッテのゼロチョコなどは、「1本あたり」で表示されています。

これは親切だと思います。

缶ビールなどは「100あたり」で、危なくだまされるところでした?!

マルさん

いろいろ教えていただき、ありがとうございます。
おっしゃるとおり、カロリーブックは基本は1人前ということみたいです。ニラタマもたんぱく質の量からみると、卵2個みたいですね。

食塩量だけどざっと見ると、せいぜい2~3gのものが多いので、やはり0.5g違ったら、そうとう味は変わるでしょうね。

塩分量が多いなと思ったのはラーメン類です。中でも坦々麺は8.9gもありました。同じ麺類でもスパゲッティはだいたい2g台ですから、大きな違いですね。

> kcal-(たんぱく質g×4)-(脂質g×9)の答えを4で割ったら糖質のg数が出ますので

なるほど、確かにそうですね。でも、350品目すべて計算するのは…。(^^; 中身を見ると『毎日の食事のカロリーガイドブック』とまったく同じものが結構多いので、それはそのまま書き写せばいいのですが、そうじゃないのは、やっぱ計算かなぁ。

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カステーラ

Author:カステーラ
東京都在住、61歳。
2007年2月、糖尿病発症。
現在、服薬なしでカーボカウンティングという食事療法を実践中。
「カーボカウントってなに?」という方は、まずこちらから。

ヘモグロビンA1c(体重・BMI)推移
2007年2月:9.3%(64kg・22.9)
2007年3月:7.5%(62kg・22.2)
2007年4月:6.0%(60kg・21.5)
2007年5月:5.3%(58kg・20.8)
2007年6月:4.8%(57kg・20.4)
2007年7月:5.1%(57kg・20.4)
2007年8月:4.8%(57kg・20.4)
2007年9月:5.0%(58kg・20.8)
2007年10月:5.0%(57kg・20.4)
2008年1月:5.3%(56kg・20.1)
2008年5月:5.2%(56kg・20.1)
2008年7月:5.3%(55kg・19.7)
2008年10月:5.2%(58kg・20.8)
2009年1月:5.2%(58kg・20.8)
2010年7月:5.4%(58kg・20.8)





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