カーボカウントな日々

血糖値を上げるのは炭水化物(カーボ)です。炭水化物さえ摂らなければ血糖値はほとんど上がりません。 今、世界の糖尿病治療は、食事の炭水化物をコントロールするカーボカウンティングが主流となっています。

チーズバーガー負荷試験

2007 - 09/01 [Sat] - 00:31

前回の記事で、朝昼夜それぞれの食後血糖値の平均を出しました。平均とは言っても、カーボ量も違えば、食後の運動量も違う、さらに食前の血糖値も違う中での平均なので、おおまかな目安でしかありません。

ということで、同一食による、同一条件下での比較がしてみたくなりました。問題はどんな食べ物をサンプルにするかです。

条件としては、糖質、脂質、たんぱく質がバランスよく含まれているもの。値段が手ごろで入手しやすいもの。買い置きしてもある程度保存がきくもの。ということで選んだのがマクドナルドのチーズバーガー。

実を言うと、我が家のすぐ前にはマクドナルドがあるので、いつでも5分で入手可能。しかも、大量に買い込んで冷凍保存もしておける。さらに、1個100円というリーズナブルなお値段。そしてなんと、糖質:40%、脂質:40%、たんぱく質:20%という理想の栄養バランス。1個あたり約300kcalで、糖質は30gなので、体への負担もそれほど大きくありません。

で、これまでチーズバーガーによる耐糖能試験、朝と夜に3回ずつやってみました。その結果がこれです。

◆朝の血糖値
8月28日 食前:127⇒食後1時間:170 (上昇値:44
8月30日 食前:127⇒食後1時間:162 (上昇値:35
8月31日 食前:121⇒食後1時間:163 (上昇値:42
―――――――――――――――――――――――――――――
平均                   165       40

◆夜の血糖値
8月28日 食前:88⇒食後1時間:143 (上昇値:55
8月30日 食前:82⇒食後1時間:127 (上昇値:45
8月31日 食前:89⇒食後1時間:129 (上昇値:40
―――――――――――――――――――――――――――――
平均                  133       47

絶対値では朝の方が高いですが、上昇値では夜の方が高くなります。いずれにしても、私の場合、糖質1gで血糖値が1.2~1.8(平均1.4)上がるようです。『糖尿病の解決』には、2型糖尿病患者は糖質1gで血糖値が3上がるとありましたが、それよりはずいぶん低いですね。

このチーズバーガー負荷試験、これからも条件をいろいろ変えて実験したいと思います。

●チーズバーガー栄養情報●
エネルギー:303kcal
炭水化物:31.2g
脂質:12.9g
たんぱく質:15.8g





 コメント

 安全圏カーボ31gと吸収遅延用脂質13gとはいえ、安定した数字ですね。高血糖歴が短いせいなのか、カステーラさんの方が若い体なのか、いずれにしろ私より部品(肝臓、すい臓)のガタは少ないようですね。
 Dr.バーンスタインは、まったく分泌がない状態ですから、純粋な血糖上昇値が見えますが、NIDDMであれば上昇しかけた途端にインスリンが下げにかかります。出足がいいカステーラさんだからの数字で、逆にインスリン抵抗性のある人は、高めになると考えます。
 やっぱり朝の方が高めでしたが、絶対値と上昇値の件は考えていませんでした。主治医の方に解説をお願いしていただけませんでしょうか? 
 そこまで多いとは思いませんが、脂質による吸収遅延で2時間値が高かったってことはなかったんですよね? くどくてすいませんが、一回くらいデータがあった方がいいように思います。

うちの近くには歩いて1分のところにバーガーキングがあり、愛用?しています。カロリー重視時代はマクドナルド系のファーストフードなんて悪!としか考えていなくて、さあ、今日はカロリー気にせずに食べまくるぞ!という日だけに(それでも罪悪感を抱えながら)食べたものです・・・。私も今度バーガーキング負荷試験をやってみようかな?

我が家のすぐ前には畑があります・・・でも、マックは頑張れば徒歩圏内だっ !
私は基礎分泌があるし、不思議と朝食後血糖値を押さえ込めるので
HbA1cが4.9~5.2が出るんですよね。
最近、考えれば考えるほど、知れば知るほど、自分の身体が不可解ですよ。
こーゆー身体って割り切って付き合うしかないわね~

・・・チーズバーガー1個じゃお腹空きませんか?
実験は血と涙(は、ない?)と空腹とで成り立っている?

YCATさん

私はまだ糖尿病歴が短いのである程度ベータ細胞が残ってるってことなんでしょうね。このベータ細胞をいかに温存するか、あわよくばいかに増やすかがこれからの課題です。

理屈から考えれば、たっぷり休息をとった朝のすい臓が一番元気なはずなので、この結果はある意味納得がいきます。朝食後の血糖値が概して高いと思われているのは、私の今回の結果のように、食前値が高いのが原因なのかも知れませんね。私と同じように、朝の空腹時血糖はだらだら高い人は多いと思います。

2時間値は、朝食時に2回測っています。いずれも120台(食前と同じかむしろ低い)だったので、あえて載せませんでした。夕食時は、さすがにこれだけでは足りないので、1時間値を測ると同時に追加の補食をしたためデータはありませんが、1時間値より高いということはあり得ないと思います。

すずらんさん

バーガーキングって外国人に人気ありません? 以前、アメリカ人を車に乗せた時、道路沿いににあったバーガーキングを見て彼らは狂喜乱舞してました。バーガーキングも一時日本から撤退したんですが、最近また店舗ができたみたいですね。新宿のいつもの散歩コースなので、こんど寄ってみようかな。

交換表をもとにダイエットしてる人は、ハンバーガーなんてとんでもないんでしょうね。まあ、確かに体にはあまり良くないのかもしれないけど、コーラをウーロン茶に、ポテトをサラダに交換すれば、それほど悪い食べ物とは思わないんですけど。

日本ではメガマックなるものも売り出されて、1個750kcalと吉野家の牛丼大盛りと同じくらいのカロリーがあるんだけど、カーボははるかに少ないのでよくお世話になってました。

knacheさん

いろんな本を読んだり、ネット情報に接するにつけ、糖尿病の病態は本当に十人十色だと思います。私の起床時の血糖値の高さだってある意味不可解だし、その後なにも食べずにぼーっとしてると、さらに血糖値が上がり続けるってのもまったくもって意味不明だけど、主治医は特にびっくりしてないですからね。

チーズバーガー1個はさすがにお腹すきますね。夕食にこれだけじゃ持たないので、食後1時間値を測ったら、本当の夕食です。
まさに、血と涙と涎(よだれ)にまみれた実験です。<汚くてごめん!(笑)

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プロフィール

カステーラ

Author:カステーラ
東京都在住、61歳。
2007年2月、糖尿病発症。
現在、服薬なしでカーボカウンティングという食事療法を実践中。
「カーボカウントってなに?」という方は、まずこちらから。

ヘモグロビンA1c(体重・BMI)推移
2007年2月:9.3%(64kg・22.9)
2007年3月:7.5%(62kg・22.2)
2007年4月:6.0%(60kg・21.5)
2007年5月:5.3%(58kg・20.8)
2007年6月:4.8%(57kg・20.4)
2007年7月:5.1%(57kg・20.4)
2007年8月:4.8%(57kg・20.4)
2007年9月:5.0%(58kg・20.8)
2007年10月:5.0%(57kg・20.4)
2008年1月:5.3%(56kg・20.1)
2008年5月:5.2%(56kg・20.1)
2008年7月:5.3%(55kg・19.7)
2008年10月:5.2%(58kg・20.8)
2009年1月:5.2%(58kg・20.8)
2010年7月:5.4%(58kg・20.8)





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