カーボカウントな日々

血糖値を上げるのは炭水化物(カーボ)です。炭水化物さえ摂らなければ血糖値はほとんど上がりません。 今、世界の糖尿病治療は、食事の炭水化物をコントロールするカーボカウンティングが主流となっています。

お久しぶりです

2007 - 08/08 [Wed] - 16:05

気がつけば、2週間ぶりの更新です。先月末、ちょっとバタバタしたらすっかり更新の意欲が失せてしまいました。まあ夏なので、ぼちぼちと頑張ります。

今日、月に1度の診察がありました。先月、ちょっと上がったヘモグロビンA1cもまた4.8%に戻りました。体重維持のため、炭水化物をだいぶ増やしたつもりだったのですが、それでも4%台を維持できたということは、やはり先月は風邪の影響が大きかったのかもしれません。

これ以上体重を落とさないためには炭水化物の摂取を増やすしかないという私の考えは、先生も理解してくれました。

「もうお気づきのようですが、炭水化物を摂らなければどんどん痩せますし、炭水化物を多く摂ればどんどん太ります。太るか痩せるかは炭水化物の量で決まるんですね」

はっきりこう言い切れる医者って、そう多くない気がします。多くの患者にカーボカウンティングを指導してきて、その結果を目の当たりにしているからこその結論なのでしょう。

話のついでにまた、カーボ過剰摂取時の緊急避難用として、即効性の血糖降下剤を服用するのはどうかと聞いてみました。先生の答えははっきり「ノー」でした。

理由は、薬による血糖降下作用はそれほど大きなものではないこと。また、肝臓等への副作用は決して無視できるものではなく、その悪影響を考えればむしろ血糖値が少し上がるくらいの方がましだということ。「そこまでして血糖値を下げようというのは邪道です」と笑われてしましました。

今の先生のいいところは、権威主義的な態度がまったくなく、こういう話が普通にできるところです。そういうところも、患者の治療実績に確実に反映すると思います。





 コメント

邪道!

まーだ例の薬を使えずにいるのですが・・・温めています。
オ~ノ~どうしましょう!?ゆらぐ心・・・♪DM以外の病気を背負い込みたくないですし。
「血糖値が上がる方がまし」つい血糖値だけに注目しがちですが
他の影響と天秤にかけると、高血糖の方がましってことがあるのですね。
秋に二泊でTDRに行くのですが、抜け出して受診できたらなぁ。
抜け出して行ける程近くはないですね・・・実行はできないんですけどね~
私的にはタイムリーな内容でした☆ありがとうございました。

邪道ですとは

これまた気持ちのいい断言っぷりですね(笑)

カステーラさんのおっしゃる通り、はっきりした裏づけを元にした言葉って説得力があると思います。
こういう主治医だと、患者との間の信頼関係がしっかりしたものになり、結果、コントロールもより良好になるのでしょうね。

knacheさん

> 血糖値が上がる方がまし

まあ、これはケースバイケースだと思うんです。A1cが7%とか8%の人が薬を使うことは、デメリットよりメリットの方が大きいんでしょう。でも、私みたいなA1c4%台の人間は薬を使うことにさほどメリットはなく、むしろ副作用によるデメリットの方が気になるってことなんだと思います。

糖尿病というのは食事と運動でコントロールするもので、それがどうしてもできない人は仕方なく薬を使うというのが基本です。その基本を忘れている医者がすごく多いような気がします。

ディズニーランドから抜け出して行くにはちょっと大変ですね。そこまでしてセカンドオピニオンを求める価値があるかどうかも疑問ですし。特に合併症もない私たちレベルの患者に対しては、①炭水化物の量に気をつける、②食べたら運動をする、の2点を守ることで、食後血糖値をなるべく抑えるという指示があるだけです。

朝食後の血糖値が低いことについては、次回の診察で聞いてあげてもいいですよ。

saka10さん

日本ではカーボカウンティング(糖質管理)の患者のデータをもっている数少ない医師ですもんね。本の知識や推測だけで物を言う医師とは違った説得力があります。

この先生のいいところは、なんの気兼ねもなく話ができるという点なんです。たいてい医者って「こんなことを言ったら怒られるかな」ってのがあるじゃないですか? でも、そういうのが一切ないんです。それは貴重な能力だと思います。

カステーラさん こんにちは

メルビン一旦中止から10日目の昨日、朝空腹時が130、1日測定したら食前食後全部15~20程高くなっていました。又、下がりも悪い。
病院行こうかどうしようか、迷いつつ、カステーラさんの過去記事を読んで、病院行くのを止めました。

やっぱり、肝数値の影響、あるんですね。
M医師なら、「カーボ少し減らしなさい。」ですね。
私の主治医なら、「やっぱりネ。ちょっと違う薬を使おう」になると予想できます。

カステーラさんのブログ、本になりませんかね。大変参考になるので。

kikiさん

返事が遅くてごめんなさい。

メルビンは肝臓からの糖の放出を抑える薬です。ふつう、肝臓からの糖の放出はインスリンのグルカゴンのバランスで決まるのですが、糖尿病患者はインスリンの出が悪いため、常にグルカゴンが優位となって、肝臓からの糖の放出が進んでしまうのです。

メルビンをやめれば当然、血糖値は高くなります。問題はそれをどこまで容認するかですね。

メルビンなどのビグアナイド剤は歴史もあり、効果と安全性は十分検証されている薬です。私は唯一「飲んでもいいかな」と思っている薬ではありますが、それでも副作用がまったくないわけではありません。

まあ、そのへんはお医者さんとkikiさんとの判断ですね。私が今のkikiさんの状況なら、もう少し薬なしで頑張るかな。

全然遅くなんてないですよ。お忙しいのは重々承知しておりますしwww
すっごく早く頂ける時もあるんですから(^.^)

この頃は、気持ちご飯少なめにし、体を動かす事で血糖値少し戻りました。
インナースキャンを買って、分かったのですが、基礎代謝を上げると体脂肪が低くなる。そうすると空腹時も2ケタになるんですね。
インナースキャンの仕組みって良く分かんないですけど。

今月末の検査まで、カーボ少々減と、運動?で頑張ってみます。
ありがとうございましたm(__)m

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プロフィール

カステーラ

Author:カステーラ
東京都在住、61歳。
2007年2月、糖尿病発症。
現在、服薬なしでカーボカウンティングという食事療法を実践中。
「カーボカウントってなに?」という方は、まずこちらから。

ヘモグロビンA1c(体重・BMI)推移
2007年2月:9.3%(64kg・22.9)
2007年3月:7.5%(62kg・22.2)
2007年4月:6.0%(60kg・21.5)
2007年5月:5.3%(58kg・20.8)
2007年6月:4.8%(57kg・20.4)
2007年7月:5.1%(57kg・20.4)
2007年8月:4.8%(57kg・20.4)
2007年9月:5.0%(58kg・20.8)
2007年10月:5.0%(57kg・20.4)
2008年1月:5.3%(56kg・20.1)
2008年5月:5.2%(56kg・20.1)
2008年7月:5.3%(55kg・19.7)
2008年10月:5.2%(58kg・20.8)
2009年1月:5.2%(58kg・20.8)
2010年7月:5.4%(58kg・20.8)





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