カーボカウントな日々

血糖値を上げるのは炭水化物(カーボ)です。炭水化物さえ摂らなければ血糖値はほとんど上がりません。 今、世界の糖尿病治療は、食事の炭水化物をコントロールするカーボカウンティングが主流となっています。

ヘモグロビンA1cの目標値

2007 - 07/10 [Tue] - 22:38

月に1度の検診に行ってきました。空腹時血糖値は86mg/dlヘモグロビンA1cは5.1%でした。先月から体重維持のためにカーボ量を増やしたこと、また10日前からの風邪で高血糖が続いた事を考慮すれば、5.1%は想定の範囲内でした。

先生に「これからは5%台前半を目指してコントロールしていこうと思うのですが」というと、意外な答えが返ってきました。

「いやいや、長期的な合併症のリスクを考えれば、A1cは低ければ低いほどいいんです。5%台なんていわずに、ぜひ4%台を維持してください」

最初に診てもらったかかりつけの医者は「6%台の前半で大丈夫」という話だったので、それと比べたら大きな違いです。やはり専門医だけあって、合併症の恐さをよく知っているのでしょう。

一般的に糖尿病患者の場合、ヘモグロビンA1cの目標値は6.5%以下とされることが多く、5.8%以下なら正常と言われています。しかし、バーンスタイン医師によれば、本当に正常な人のA1cはきっちり4.2%~4.6%に収まっているそうで、5%台というのは本来、正常でもなんでもないんですよね。

A1cの問題点は、食後の短時間の高血糖が十分に反映されないことです。だから、たとえA1cの値が低くても、食後1~2時間は200を超えるような血糖値になっている可能性はあり、その場合、血管や組織は繰り返しダメージを受けていることになります。

昔は病院で時々測る随時血糖値が病状の判定材料でした。今はA1cという平均血糖値が便利に使われています。しかしこれからは、血糖自己測定による食後最高値の把握が重要になってくるものと思われます。

よく言われるのは食後のピークを200以下にということですが、それじゃまだまだ甘いです。私は160以下に収まるように心がけていますし、理想は140以下と思っています。だって普通の人はその値にきっちり収まってるわけですから。





 コメント

達成は難しそう

空腹時血糖値が戻りましたね~良かったです。
主治医の先生はHbA1cの値について、そうおっしゃっていましたか・・・
DM患者が「一般的な糖尿病の食事」を摂りながら
投薬・インスリンなしで「この値」を達成するのは現実的ではない気がします。
それ無しで、ごく普通の生活をしながら運動療法のみで、ここ迄下げられるかな~?
かなりマッスルな生活(って何?)で努力しないと達成できなさそうです。
マッスルな生活自体、私はできな~い!って言うのは甘ちゃん患者かしらん?
でも、そうなると、カーボカウントいるじゃな~いって思うんです。
現在の生活と将来の合併症になる確立を天秤にかけて
じゃ、これ位で行ってみよう!って決めるのは、結局は自分自身ですものね。
そして後悔するのも自分自身というわけで・・己に言い聞かせています(汗)
私は先日は4.9%でした。同じ生活を続けていても、老化とともに結果は悪くなるでしょう。
4%台は将来の私にとって貯金になるのかな?
プチ爆発もするし・・・しばらく現在と将来を天秤にして考えてみます☆

knackeさん

確かに4%台は修行僧のような強い精神力が必要ですねよ。

もしこのまま合併症もなく天寿をまっとうできれば「あの頃あんなに頑張らなくても」ってことになるんだろうけど、きっと先生は「あの頃もっと頑張っておけば」という後悔の声を数多く聞いてるんでしょうね。だから、4%を目指せと。

一説によると、神経症、網膜症、腎症の三大合併症はA1c6%未満でほぼ防げるけど、心筋梗塞や脳梗塞などの大血管障害は食後血糖を140以下に抑えないとだめみたいです。それがA1c4%台ってことなんでしょうね。

knaskeさんも4%台なんてすごいじゃないですか。薬やインスリンを使わないと基本的に低血糖はないので、平均を下げるにはピークを叩くしかないんですよね。となると、カーボをコントロールするしかないと思います。

いっそのこと、新しい先生を教化しちゃったらどうですか?(笑)

こんばんわ。

私、HbA1c 13%でインシュリン自己注射を開始して、まだ1ヶ月程なので、9.4%までしか下がってません。
たぶん、現状のまま行けば5%後半くらいに落ち着くのではないかと、とらぬ狸の皮算用をしてます。

私は4%台は現状だと厳しいかな~。
摂取カーボを減らすか、インシュリンを増やせば平均血糖は下げられそうだけど、低血糖性昏睡は嫌だし、悩ましいところです。

1型だと、シビアなコントロールはどうしても低血糖性昏睡の危険性と背中合わせですorz

今の日々の努力の積み重ねが10年、20年後に効いてくるってのが、この病気の悩ましいところですね。

saka10さん

1型とかインスリン注射のことはあまり詳しくないんですが、1ヶ月で13%→9%なら十分ですよ。あまり急激過ぎても網膜によくないっていいますし。

確かに、インスリンを打ってると低血糖の心配もしなくてはいけないので大変ですよね。その点、薬に頼らない2型はひたすら下げることだけ考えてればいいのでまだ楽です。

以前どこかの掲示板で、A1cを下げるためにはある程度低血糖の状態も作っていかないとみたいな発言があったけど、それこそ本末転倒、何のためのA1cなのかと思ってしまいました。

自ら1型のバーンスタイン医師は、1日30gのカーボと、1日10単位のインスリンで、常にA1c4.5%をキープしているそうです。70歳の高齢を考えれば脅威ですよね。

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プロフィール

カステーラ

Author:カステーラ
東京都在住、61歳。
2007年2月、糖尿病発症。
現在、服薬なしでカーボカウンティングという食事療法を実践中。
「カーボカウントってなに?」という方は、まずこちらから。

ヘモグロビンA1c(体重・BMI)推移
2007年2月:9.3%(64kg・22.9)
2007年3月:7.5%(62kg・22.2)
2007年4月:6.0%(60kg・21.5)
2007年5月:5.3%(58kg・20.8)
2007年6月:4.8%(57kg・20.4)
2007年7月:5.1%(57kg・20.4)
2007年8月:4.8%(57kg・20.4)
2007年9月:5.0%(58kg・20.8)
2007年10月:5.0%(57kg・20.4)
2008年1月:5.3%(56kg・20.1)
2008年5月:5.2%(56kg・20.1)
2008年7月:5.3%(55kg・19.7)
2008年10月:5.2%(58kg・20.8)
2009年1月:5.2%(58kg・20.8)
2010年7月:5.4%(58kg・20.8)





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