カーボカウントな日々

血糖値を上げるのは炭水化物(カーボ)です。炭水化物さえ摂らなければ血糖値はほとんど上がりません。 今、世界の糖尿病治療は、食事の炭水化物をコントロールするカーボカウンティングが主流となっています。

炭水化物/血糖値レシオ

2007 - 06/27 [Wed] - 23:02

昨日の記事で、2型糖尿病患者は1gの炭水化物で血糖値が最大3mg/dl上昇すると書きました。私も糖尿病が発覚した当初はそんな感じでした。食パン1枚、ご飯100gで、間違いなく200mg/dlは超えていましたから。

しかし、今は膵臓の機能も回復したのか、あるいはインスリン抵抗性が改善したのか、炭水化物1gで1.5~2mg/dlの上昇に抑えられているようです。食パン1枚だとだいたい150mg/dl止まりです。

カーボカウンティングを始めた当初は、1回の食事でせいぜい20~30g、1日のトータルでも60~70gほどだった炭水化物も、今ではその倍くらいいってると思います。たぶん、次の検査ではヘモグロビンA1cも上がるでしょう。でも、いいんです。薬もインスリンもなしで4%台はストイック過ぎます。当面は5%台前半を目指します。

付録として、めぼしい食べ物の炭水化物量を載せてみました。こうやってみると、1回50g以内で食べれる食事って本当に少ないですね。主治医は一週間に1回や2回無茶しても全然大丈夫って言ってくれるけど…。

まあ、今年の土用の丑には、うな重ぐらいいってみようと思います。命を縮めての炭水化物110g一気食い。たぶん、糖尿発覚以来、はじめての試みです。

炭水化物量
※データは『カロリーガイドブック』(女子栄養大学出版部)を参考にさせてもらいました。





 コメント

こんばんは。
いつも拝見させていただいてます。
自分は予備軍をふらついているものです。
そしてカーボカウンティングも実践中なのでこちらのブログで勉強させて頂いてます。

実は今はもう更新されてない糖尿病系ブログの中で

食後血糖値が140から200以上だと合併症の発生率が高いといわれています。期間と血糖値によって合併症があらわれます。医師によっては血糖値120以下をキープしなければならないという人もいます。

という事が書いてあり自分は出来るだけ140を超えないように気を付けています。
でも医者によっていろいろな見解があるんですね。
これからもいろいろな情報の発信を願っています!

ご参考まで。
http://diary.jp.aol.com/jqyuct/142.html#comment

はじめまして。
1ヶ月前に1型糖尿病が発覚し、現在、ゆるめの糖質制限とカーボカウンティングを自分なりに導入して試行錯誤しています。
炭水化物量一覧表、ありがとうございます。ダウンロードして携帯したいと思います。
私は、うな重は今年は断念しました。
健闘を御祈りもうしあげます。

またまたお邪魔いたします。
私は2型で(のはず)強化インスリン療法をやっています。DM関係のブロガーさんの所に色々お邪魔しています。既出かもしれませんがカーボ量などの検索が下記のページで便利です。

http://food.tokyo.jst.go.jp/

小林さん

はじめまして。

予備軍のうちに発見されたとは本当にラッキーでしたね。どうか真性糖尿病にならないように頑張ってください。

牧田先生の『糖尿病専門医に任せなさい』には、境界型から正常に戻った患者の例がいくつか載っていました。糖質を控えることと積極的な運動が効果的なようです。

さて、食後血糖値と合併症の関係ですが、よく言われるのが血糖値が200を超えると血管はリアルタイムに傷害されるということです。これが180ならどうなのかが前から疑問だったのですが、恐らく、100でも180でも同じということはないのではないかと思います。じゃあ、140は、120はということになるのですが、このあたりの傷つき方だと、なにか問題が出てくる前に、ほかの事で寿命が尽きてしまうのかもしれません。

いずれにしても、正常な人は何をどれだけ食べても、血糖値が140を超えることはないらしいので、我々糖尿病患者も、140以下に抑えるというのが理想なのかなとは思っています。まあ、実際には難しいですけどね。

あと、よく言われるのは食後の急激な血糖値の上昇が必ずしもA1cに反映されないということです。だから、A1cが低いからといって安心しないで、こまめに食後の血糖値を計ってみる必要はあると思います。

saka10さん

はじめまして。

1型のことはよく存じ上げないのですが、私は1型こそカーボカウンティングなしには血糖値なんかコントロールできるはずがないと思ってしまうのですが、やはりお日本のお医者さんはインスリンとカーボの関係は考えてはくれないのでしょうか?

1型でも2型でも、日本の糖尿病患者はカーボカウンティングを始めたとたん、お医者さんを敵に回さなければならないというんは悲劇だと思います。

日本糖尿病学会もなんとかはやくカーボカウンティングを正式な食事療法のひとつと認めて欲しいものですが、私は患者側から変えていくしかないのではないかと思っています。お互い、ブログを通して声をあげていきましょう。

これからもよろしくお願いします。

そんなヒロシさん

YCATさんのところでお目にかかったんですね。しかも、YCATが命名者のようで。(笑)

教えていただいたサイトは、私も以前からありがたく利用させていただいていました。本当に便利な世の中になったもんです。

これからも、いろいろ情報をお願いします。

カステーラさんのおっしゃる通り、1型糖尿病にはカーボカウンティングが必須だと思います。

私見ですが、従来の指導=インシュリンにライフスタイルと食事を合わせる、カーボカウンティング=ライフスタイルと食事にインシュリンを合わせる方法だと思います。学業や仕事をこなしていきつつ良好なコントロールを保たねばならない若年者の1型患者にとっては、カーボカウンティングによるコントロールが広まることは大きな意義があると思います。(従来の指導も、例えば御高齢の患者さんにとっては簡易であり、コントロールを厳密にしても意味のない人には必要であると思いますが・・・)

ちなみに、私の場合、初診してインシュリン導入になる前に一定期間があったので、自分で糖質制限&カーボカウンティングもどきを導入して現在に至ります。主治医はカーボカウンティングのカの字も言わず、従来の栄養指導を行なう人ですが、初診前からやってるので主治医とのトラブルはありません(というか主治医には言ってません。)まぁ、コントロールがいいのにケトンがでてるのとインシュリンの使用量が合わないので疑われていると思いますが・・・

スタンダードと言うかofficialに糖尿病学会で認められていない指導 or 治療は訴訟リスクもあって、知ってても患者には勧めないのかな?とも思っています。

微力ですが、私のblogもこの方法が広く知られ、一般的になる力になればと思います。
これからも宜しく御願いいたします。

saka10さん

おっしゃるとおりだと思います。

特に10代の1型糖尿病患者なんて、肥満の心配でもない限り好きなだけ食べて、それに見合ったインスリンが必要だと思うけど、今の日本ではそうなっていないのでしょうか?

以前ブログにも書きましたが、日本という国はインスリンの自己注射の認可がアメリカより40年以上も遅れたために、失われなくていい命が数多く失われてしまったそうです。また、なんとか生き延びた患者も平均よりもはるかに小さかったようです。最小のインスリンに合わせて、食べ物をぎりぎりまで制限したからなんですね。

当時も心あるお医者さんは医師法違反は承知で自宅注射を指導したようですが、その場合インスリンに保険はきかないので患者の負担は大変だったようです。隠れてこそこそやらなきゃいけないという意味では、今のカーボカウンティングに似てるかもしれませんね。

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プロフィール

カステーラ

Author:カステーラ
東京都在住、61歳。
2007年2月、糖尿病発症。
現在、服薬なしでカーボカウンティングという食事療法を実践中。
「カーボカウントってなに?」という方は、まずこちらから。

ヘモグロビンA1c(体重・BMI)推移
2007年2月:9.3%(64kg・22.9)
2007年3月:7.5%(62kg・22.2)
2007年4月:6.0%(60kg・21.5)
2007年5月:5.3%(58kg・20.8)
2007年6月:4.8%(57kg・20.4)
2007年7月:5.1%(57kg・20.4)
2007年8月:4.8%(57kg・20.4)
2007年9月:5.0%(58kg・20.8)
2007年10月:5.0%(57kg・20.4)
2008年1月:5.3%(56kg・20.1)
2008年5月:5.2%(56kg・20.1)
2008年7月:5.3%(55kg・19.7)
2008年10月:5.2%(58kg・20.8)
2009年1月:5.2%(58kg・20.8)
2010年7月:5.4%(58kg・20.8)





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