カーボカウントな日々

血糖値を上げるのは炭水化物(カーボ)です。炭水化物さえ摂らなければ血糖値はほとんど上がりません。 今、世界の糖尿病治療は、食事の炭水化物をコントロールするカーボカウンティングが主流となっています。

だらだら食い

2007 - 06/16 [Sat] - 16:06

カーボカウンティングという食事療法に出会ってから、1日に100g~150g程度のカーボ量に抑えてきたのですが、「ローカーボダイエットは効く」という定評どおり、体重はメキメキ落ちました。

64キロあった体重が58キロを切ったあたりから、もうこれ以上痩せたくないと、脂質やたんぱく質をたっぷり摂るように心がけてきたのですが、それでも体重は下げ止まる気配がありません。やっぱり、炭水化物を摂らないと太れないということがよく分かりました。

というわけで、今の課題は血糖値を上げずにいかに大量のカーボを取り込むかということです。

で、実験です。1時間毎に20gずつカーボを摂る「だらだら食い」で血糖値はどう推移するのかを調べてみました。


【11:00】 血糖値118mg/dl(食前)

中華粥(カーボ量20g)
中華粥


【12:00】 血糖値120mg/dl

チーズバーガー(カーボ量20g)
チーズバーガー


【13:00】 血糖値135mg/dl

けんちんうどん(カーボ量20g)
けんちんうどn


【14:00】 血糖値115mg/dl

ケーキ菓子+牛乳(カーボ量20g)
ケーキ


【15:00】 血糖値120mg/dl


思ったとおりの結果が出ました。80gのカーボを1度に摂ったら血糖値は間違いなく200を超えますが、だらだら食いだと140を超えることはありません。この手は使えそうです。

とりあえず、食後3時間と寝る前はプチ・スイートタイムと決めました。





 コメント

 20gづつのだらだら食いでの測定ってのは、思いつきませんでした。満足感を得られないでしょうから、あくまで実験にとどまると思いますが、そのうち私もやってみます……甘納豆のだらだら食いで(^!^)
 チーズバーガーが比較的高いのは、油が邪魔してインスリンがカーボを片付け損なったのかしら? 
 私は、もう少し悪い数字になりそうな気がします。カーボ量にもよりますが、カステーラさんは、すい臓の出足が、私より早いような印象です。肝臓内にGLP1(グルカゴン様ペプチド)がちゃんとあるかどうかってことが原因らしいですが、私は減りつつある感じの昨今です。

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YCATさん

いつもいつも鋭いコメントありがとうございます。

チーズバーガーの1時間値が高いのは、お粥の2時間値との相乗効果かなと思っています。3時間で落ち着いたのは、お粥のときに発令されたインスリン追加分泌指令がようやくここで効果を出し始めたのかなと。

私の場合、ちょっと前までは大量の炭水化物を摂ると、食後3時間から4時間で低血糖を起こすときがありました。遅延型過大反応と言うらしいです。最近は以前と比べるとインスリンの出足も大分良くなってきたような気はします。

ここからはちょっと内緒話モードになりますが、例のお医者さんのブログ、お医者さんにしては代謝に関する知識は素人並みかなという気がしました。たんぱく質や脂質による糖新生も当然ありますが、要は程度問題だと思うんです。毎日、肉を1キロぐらい食べてたら無視できないのかもしれませんが。(笑)

それにしても、あのダイエットのカリスマがそこまでデブとは思いませんでした。優秀な指導者は必ずしも優秀な実践者ではないってことなんですね。

あと、A1cの横に体重とBMIも載せてみました。こうしてみるとお医者さんが痩せろ痩せろという意味もよく判りますね。ちなみに、2月の時点で88センチあったウエストも、今では78センチです。おそらく、減った体重のほとんどは内臓脂肪だと思います。

洋菓子シェア祭りしましょう!

 おお、やっぱり! ダイエット効果が目に見えるようですね! 油におびえて、せんべいと果物ばかり食べている(カーボ漬)若い女性に見てもらいたいものです――話し相手にしてくれるといいな。ウンチクなら山ほどあるぞ。
 低すぎるBMIは、高血圧が絡むとリスクが増えるそうですから、痩せすぎも嫌ですね。
 ちょっと書き損ねましたが、1日多食はいかがでしょう? なんだかだで、私の平均1日カーボ総量は250-300gです。それでBMI22を維持してます――甘いものを食べるせいもありますが、活動意欲/気力上どこかで爆発することが多く、結局そんな平均値になっています。
 総カロリーについては書いていなかったと思いますが、カーボ150g/日でやっていけそうですか? 
 カロリー主義の食品交換表での場合もそうですが、厳しい食事量管理は、危機感や使命感があると、ある程度は続けられます。しかし、なにせ長い道のりなので、やがて爆発するのがパターンです。
 20gだらだら食いは、生活習慣としては非現実的だと思います。甘納豆の20gだらだら食いは……たぶん袋ごと即、完食! になっちゃうと思う私(´ヘ`;)

食事性低血糖

>食後3時間から4時間で低血糖を起こすときがありました。
>遅延型過大反応と言うらしいです。

 その言い方は初めて聞きました。食事性低血糖とも言うはずで、糖尿病前段階です。分泌されたインスリンが余ってしまって、必要以上に脂肪を溜めこみ、糖毒性(インスリン抵抗性増大)へとつながる道です。
 分子整合栄養学を治療として実践されているの溝口先生によれば、その低血糖に反応して、体内カーボ分解用にアドレナリンが大量分泌されたりすると、(攻撃反応なので)怒りやすい、キレやすいで、精神障害へとつながる場合もあるようです。化学コンビナート暴走の図ですね。織田信長の狂気もこれじゃないかと主張する方がいます――誰だったっけ? 

食後血糖値詳細測定の価値は?

 糖尿病は、再受診時が危機と言われます。
 生活習慣管理ができない方は論外ですが、栄養指導による減食で、BMIを一度標準値に戻すと、インスリン抵抗性消滅で、しばらくは血糖値が安定化します。従来、血糖値自己測定が簡単にできず、習慣化されなかった時代は、食後2時間値さえ安定していれば咎めもありません。
 少々体重が増えても、大目に見ていて、のんびりから、ズサン管理になって……数年後、突如発作にみまわれたりする! そんな事例が多いように見えます。
 合併症は厄介ですが、末梢血管障害の方が指標があるので検査さえしていれば死に直結しません。
 動脈硬化の判断がまだ見えにくい大血管障害は、突然死になります。
 狭心症、心筋梗塞(大血管障害)を起こしてしまった方の経緯を読むと、そのような経緯をたどっているように感じます。血糖値より、体重、血圧が先に高くなるようですね。

YCATさん

私も「全然食べてないのにやせな~い」とか言ってる若い子には、24時間つきっきりでダイエット指導しますよ。炭水化物を取らずに、ケトン体をおしっこからどんどん捨ててやれば面白いように体重は減ります。多少は甘酸っぱいににおいがしますが、それは我慢してもらって。

私の場合は、血糖値と相談しながらの1日150gのカーボですから、耐糖能が向上すれば、カーボ量も増えるはずです。ただ、薬を使わずにA1c4.8%は締めすぎなので、もうちょっとタガを緩めてもいいかなとは思っています。

私の場合は、発症してまだ半年足らずですから、今はまだ気が張ってますが、この状態がいつまでも持つかは自分でもわかりません。いざとなったら、インスリンを打ちながら好きなものを食べる生活もいいかなとは思ってます。

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プロフィール

カステーラ

Author:カステーラ
東京都在住、61歳。
2007年2月、糖尿病発症。
現在、服薬なしでカーボカウンティングという食事療法を実践中。
「カーボカウントってなに?」という方は、まずこちらから。

ヘモグロビンA1c(体重・BMI)推移
2007年2月:9.3%(64kg・22.9)
2007年3月:7.5%(62kg・22.2)
2007年4月:6.0%(60kg・21.5)
2007年5月:5.3%(58kg・20.8)
2007年6月:4.8%(57kg・20.4)
2007年7月:5.1%(57kg・20.4)
2007年8月:4.8%(57kg・20.4)
2007年9月:5.0%(58kg・20.8)
2007年10月:5.0%(57kg・20.4)
2008年1月:5.3%(56kg・20.1)
2008年5月:5.2%(56kg・20.1)
2008年7月:5.3%(55kg・19.7)
2008年10月:5.2%(58kg・20.8)
2009年1月:5.2%(58kg・20.8)
2010年7月:5.4%(58kg・20.8)





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