カーボカウントな日々

血糖値を上げるのは炭水化物(カーボ)です。炭水化物さえ摂らなければ血糖値はほとんど上がりません。 今、世界の糖尿病治療は、食事の炭水化物をコントロールするカーボカウンティングが主流となっています。

薬なんていらない

2007 - 06/13 [Wed] - 14:38

インスリン抵抗性改善薬としてアメリカでポピュラーな「アバンディア」という薬が、心臓病死のリスクを64%も高めるとして問題になっている話は以前もしましたが(5月24日のブログ参照)、今日、アメリカ糖尿病協会(ADA)のサイトを見ていたら、アメリカの食品医薬局(FDA)は「アバンティア」と「アクトス」に対して、心疾患のリスクをもっと明確に表示するよう指導したとありました。やはりアクトスも心臓に対してはかなりヤバイようです。

そもそもインスリン抵抗性とは何でしょう? 私の理解では、内臓脂肪をたっぷり抱え込んだ体が、もうこれ以上の脂肪はいらないと、原料となるブドウ糖の取り込みを拒否する、いわば防御反応のはずです。体が要らないといっているブドウ糖を、なぜ薬を使ってまで取り込もうとするのでしょうか? 

まあ、お医者さんとしては、脂肪細胞からから拒否されたブドウ糖は血管を痛めつけるからということでアクトスを処方するのでしょうが、であるならまずはブドウ糖の原料である炭水化物の摂取を制限することが最初じゃないですか?

人間の体というのはうまくできていて、インスリンの抵抗性が極限にまで達すると、ブドウ糖はオシッコと共に体外に捨てられ、たっぷり蓄えられた脂肪を燃やし始めます。これがいわゆる糖尿病による激痩せです。こうやって人間は薬なんか飲まなくても、体を正常に戻そうとする力があるのです。

しかし今の医療は、アマリールで弱った膵臓からインスリンを絞り出し、アクトスで要らないといってる脂肪細胞にむりやりブドウ糖を押し込めます。で、ますます内臓を脂肪を増やし、さらなる悪影響をもたらすのです。

もう一度言います。インスリン抵抗性が始まるということは、体がこれ以上のブドウ糖は要らないと言っているのです。その悲痛な叫びを無視して炭水化物を取り続けるから、やがてすい臓が壊れて、糖尿病になるのです。

解決策はアクトスでもアマリールでもありません。まずは、炭水化物を制限することです。誰が考えても理に適っていることだし、欧米では当たり前に行われていることです。





 コメント

カステーラさんすごいです。
私、がんばっていろいろ試していますが何を信じていいかわからなく
困っていました。
毎日どきどきしながら食べてます。
とっても参考になる情報ありがとうございます。

小菊さん

はじめまして。コメントありがとうございます。

何を信じていいのか分からない気持ち、ほんとによく分かります。お医者さんでも正反対のことを言ってたりしますからね。

私の場合、信じられるのはやっぱり血糖値測定器ですね。血糖値が上がらないことはやっぱり正しいことなんだと思います。そういう意味で、もし血糖値測定器をお持ちでなかったら、ぜひお求めに実なることをお勧めします。

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プロフィール

カステーラ

Author:カステーラ
東京都在住、61歳。
2007年2月、糖尿病発症。
現在、服薬なしでカーボカウンティングという食事療法を実践中。
「カーボカウントってなに?」という方は、まずこちらから。

ヘモグロビンA1c(体重・BMI)推移
2007年2月:9.3%(64kg・22.9)
2007年3月:7.5%(62kg・22.2)
2007年4月:6.0%(60kg・21.5)
2007年5月:5.3%(58kg・20.8)
2007年6月:4.8%(57kg・20.4)
2007年7月:5.1%(57kg・20.4)
2007年8月:4.8%(57kg・20.4)
2007年9月:5.0%(58kg・20.8)
2007年10月:5.0%(57kg・20.4)
2008年1月:5.3%(56kg・20.1)
2008年5月:5.2%(56kg・20.1)
2008年7月:5.3%(55kg・19.7)
2008年10月:5.2%(58kg・20.8)
2009年1月:5.2%(58kg・20.8)
2010年7月:5.4%(58kg・20.8)





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