血糖値を測り始めたころは、食後2時間値しか気にしていませんでした。炭水化物の量さえ気をつけていれば、血糖値が200を超えることはまずなかったので安心していました。
ところがある日、いつも通りの食事をして試しに食後1時間の値を測ってみたところ、しっかり200を超えているではありませんか。どうやら、2時間値に安心している間に、1時間値で血管は傷めつけられていたようです。
それ以来、食後1時間の血糖値も測るようになって、いろんなことが判ってきました。たとえば、栄太郎のあんみつみたいな単糖類中心の炭水化物は食後1時間でキューッと上がって、2時間にはスッキリ下がってしまいます。白いご飯や食パンなんかも1時間値のほうがはるかに高く、2時間値はだいぶ落ち着きます。
ところが、脂っこい食事の場合は、1時間値と2時間値が同じか、むしろ2時間値のほうが高くなります。カレーとか、ラーメンとかがそうです。あと、寿司も同じパターンです。2時間経ってもしっかり200を超えていたりして、悲しい気持ちになります。
よく「脂っぽい料理は血糖値が上がる」と信じている人がいますが、それは2時間値だけをみて判断している可能性が高いと思います。油と酢は炭水化物の吸収を遅らせるので、ピークが後ろにずれるのです。
以下、炭水化物と脂質の組み合わせによる1時間値、2時間値の比較です。
【栄太郎あんみつ・カーボ量75g】
以前も出したデータです。さすが甘いものは上昇、下降が最も急激です。
【白米180gと和風ハンバーグ・推定カーボ量75g】
ハンバーグもそうとう脂っぽいはずですが、やっぱり白米はあっという間に血糖値が上がり、あっという間に下がります。
【豚角煮ラーメン・推定カーボ量75g】
角煮とともに脂ぎとぎとのラーメン。ちなみに中華麺自体もGI値61と低いので、吸収もかなり遅いと思われます。
【白米150gとカレー・推定カーボ量75g】
炭水化物を75gも摂って1時間値が120そこそこってのは思わず目を疑ってしまいました。米の一粒一粒にカレーの油脂がコーティングされ、吸収が大幅に遅れたのでしょう。
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