麦飯150gでOGTT
経済的な理由もあって、ランチは毎日、社員食堂の日替わり定食を食べています。ライス小盛りにすると150gのご飯が付いてきます。
トータルの糖質量は70g近いと思いますが、時々測る血糖値は140mg/dlを超えることはありません。常に立ちっぱなし、歩きっぱなし、時々力仕事という肉体労働が、糖を常に消費してくれているからだと思います。
仕事が終わった後の夕食も、100gほどの麦飯を食べることが多いです。麦に含まれる水溶性食物繊維のお陰もあってか、やはり血糖値はせいぜい140mg/dl程度です。
糖質(炭水化物)は単体で摂るよりも、脂肪やたんぱく質と一緒に摂ったほうが、血糖値の上昇は穏やかになるといわれています。
ならば、ご飯を単体で摂った時、血糖値はどうなるのか、NIPROの2つの血糖測定値の比較も兼ねて人体実験です。
西友のPBである「米粒麦」45gを2合の米と一緒に炊いた麦ご飯150gに塩をかけ、約10分で食べました。成分的には白米と五穀米のちょうど中間あたりかなということで、糖質量は50gとしておきます。
この塩だけのご飯、やたら美味しくて涙が出そうになりました。遠い日の母の塩むすびと記憶が重なったのかもしれません。

新しいTrue Metrix での測定結果がこれ。

今までのTrue Result の結果がこれ。

グラフにするとこんな感じです。

普段の食事ではまずありえない190超えにびっくりですね。
しかも普段の食事なら食後2時間もすれば血糖値もいい感じに下がっているのですが、今回の場合はまったくダメダメです。
休日でほとんど体を動かしていないせいもあるだろうし、体調的になにか問題があったのかもしれませんが、糖質単体摂取の怖さをまざまざと見せられた感じです。
測定器の評価としては、両者、ほぼ同じような結果になったので、血糖値の推移を把握するにはどちらも問題はなさそうです。
True Resultの場合、血糖値が低いときはより低く、血糖値が上がるとより高くなるらしい傾向は、こちらのサイトでなんとなく感じていたのですが、今回のMetrixとの比較でも、やはりそのような結果になっています。
ということは、Metrixのほうがより信頼性が高いようにも思えるのですが、前回の記事でも書いたように、時々びっくりするような高値を示すことがあります。実は今回の実験でも最初に測った60分値は258というどんでもない数値でした。これはありえないと測り直したら190という、まあまともな数値だったのでなんとか事なきを得ましたが。

ということで、今回の結論
麦飯といえども単体で食べたら血糖値は爆上げ
Metrixは基本的には優秀だが、時々悪い子になる
コメント
コメントの投稿
トラックバック
http://castela.blog104.fc2.com/tb.php/166-d010b6f5
たま(11/22)
カステーラ(05/30)
painn(05/30)
DRNO(11/28)
ひろ(11/13)
もとよし(09/28)
カステーラ(05/31)
カステーラ(05/31)
カステーラ(05/31)
ゆみ(05/31)