カーボカウントな日々

血糖値を上げるのは炭水化物(カーボ)です。炭水化物さえ摂らなければ血糖値はほとんど上がりません。 今、世界の糖尿病治療は、食事の炭水化物をコントロールするカーボカウンティングが主流となっています。

麦飯150gでOGTT

2016 - 01/28 [Thu] - 14:37

経済的な理由もあって、ランチは毎日、社員食堂の日替わり定食を食べています。ライス小盛りにすると150gのご飯が付いてきます。

office_lunch.jpg

トータルの糖質量は70g近いと思いますが、時々測る血糖値は140mg/dlを超えることはありません。常に立ちっぱなし、歩きっぱなし、時々力仕事という肉体労働が、糖を常に消費してくれているからだと思います。


仕事が終わった後の夕食も、100gほどの麦飯を食べることが多いです。麦に含まれる水溶性食物繊維のお陰もあってか、やはり血糖値はせいぜい140mg/dl程度です。


糖質(炭水化物)は単体で摂るよりも、脂肪やたんぱく質と一緒に摂ったほうが、血糖値の上昇は穏やかになるといわれています。

ならば、ご飯を単体で摂った時、血糖値はどうなるのか、NIPROの2つの血糖測定値の比較も兼ねて人体実験です。


*  *  *


西友のPBである「米粒麦」45gを2合の米と一緒に炊いた麦ご飯150gに塩をかけ、約10分で食べました。成分的には白米と五穀米のちょうど中間あたりかなということで、糖質量は50gとしておきます。

この塩だけのご飯、やたら美味しくて涙が出そうになりました。遠い日の母の塩むすびと記憶が重なったのかもしれません。

rice_150g.jpg



新しいTrue Metrix での測定結果がこれ。

rice_met.jpg


今までのTrue Result の結果がこれ。

rice_res.jpg

グラフにするとこんな感じです。

rice_ogtt.jpg

普段の食事ではまずありえない190超えにびっくりですね。

しかも普段の食事なら食後2時間もすれば血糖値もいい感じに下がっているのですが、今回の場合はまったくダメダメです。

休日でほとんど体を動かしていないせいもあるだろうし、体調的になにか問題があったのかもしれませんが、糖質単体摂取の怖さをまざまざと見せられた感じです。


*  *  *



測定器の評価としては、両者、ほぼ同じような結果になったので、血糖値の推移を把握するにはどちらも問題はなさそうです。

True Resultの場合、血糖値が低いときはより低く、血糖値が上がるとより高くなるらしい傾向は、こちらのサイトでなんとなく感じていたのですが、今回のMetrixとの比較でも、やはりそのような結果になっています。

ということは、Metrixのほうがより信頼性が高いようにも思えるのですが、前回の記事でも書いたように、時々びっくりするような高値を示すことがあります。実は今回の実験でも最初に測った60分値は258というどんでもない数値でした。これはありえないと測り直したら190という、まあまともな数値だったのでなんとか事なきを得ましたが。

rice_60.jpg






ということで、今回の結論


麦飯といえども単体で食べたら血糖値は爆上げ

Metrixは基本的には優秀だが、時々悪い子になる









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プロフィール

カステーラ

Author:カステーラ
東京都在住、61歳。
2007年2月、糖尿病発症。
現在、服薬なしでカーボカウンティングという食事療法を実践中。
「カーボカウントってなに?」という方は、まずこちらから。

ヘモグロビンA1c(体重・BMI)推移
2007年2月:9.3%(64kg・22.9)
2007年3月:7.5%(62kg・22.2)
2007年4月:6.0%(60kg・21.5)
2007年5月:5.3%(58kg・20.8)
2007年6月:4.8%(57kg・20.4)
2007年7月:5.1%(57kg・20.4)
2007年8月:4.8%(57kg・20.4)
2007年9月:5.0%(58kg・20.8)
2007年10月:5.0%(57kg・20.4)
2008年1月:5.3%(56kg・20.1)
2008年5月:5.2%(56kg・20.1)
2008年7月:5.3%(55kg・19.7)
2008年10月:5.2%(58kg・20.8)
2009年1月:5.2%(58kg・20.8)
2010年7月:5.4%(58kg・20.8)





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