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カーボカウントな日々

血糖値を上げるのは炭水化物(カーボ)です。炭水化物さえ摂らなければ血糖値はほとんど上がりません。 今、世界の糖尿病治療は、食事の炭水化物をコントロールするカーボカウンティングが主流となっています。

食物繊維の力

2015 - 09/27 [Sun] - 11:23

読者の”犬好き”さんから、お米に混ぜて炊く「もっちり麦」という食材が血糖値を上げないというコメントをいただきました。
調剤薬局専用とあったのですが、アマゾンでも扱っていたので早速、ポチッ!

mochi1.jpg

食物繊維が非常に豊富で、βグルカンも多く含むとありますが、血糖値の上昇を抑えるなどの機能表示はないので、特保というわけではないようです。

さっそく規定量をご飯に混ぜて炊き、やはり犬好きさんに教えてもらったオリーブオイルがけの冷や奴と納豆で食しました。

mochi3.jpg

ご飯はきっちり100gなので、推定カーボ量は50g程度でしょうか。

血糖値の推移はこちら。

mochi10.jpg

私にとって朝は耐糖能の落ちる魔の時間。ご飯100gでこの数値は、何かが作用してると考えた方がいいかもしれません。


続いて夜。朝のご飯が残っていたので、追試験です。

以前『試してガッテン』で、野菜+魚がインスリン分泌指令のスイッチを強く押すと言ってたので、まずキャベツの千切りにツナ缶を混ぜたものを完食し、それから納豆ご飯です。あと、ご飯も血糖値を上げにくいという冷ご飯で。

mochi11.jpg

その結果がこれ。

mochi12.jpg

数値の変化を見ると、明らかに糖の吸収スピードが抑えられているのが分かります。このスピードなら私のポンコツ膵臓でもなんとか付いていけるのかもしれません。

このもっちり麦。本当にもちもちした食感で、ご飯としてもとても美味しいです。

ということで、我が家の定番に決定!!







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プロフィール

カステーラ

Author:カステーラ
東京都在住、61歳。
2007年2月、糖尿病発症。
現在、服薬なしでカーボカウンティングという食事療法を実践中。
「カーボカウントってなに?」という方は、まずこちらから。

ヘモグロビンA1c(体重・BMI)推移
2007年2月:9.3%(64kg・22.9)
2007年3月:7.5%(62kg・22.2)
2007年4月:6.0%(60kg・21.5)
2007年5月:5.3%(58kg・20.8)
2007年6月:4.8%(57kg・20.4)
2007年7月:5.1%(57kg・20.4)
2007年8月:4.8%(57kg・20.4)
2007年9月:5.0%(58kg・20.8)
2007年10月:5.0%(57kg・20.4)
2008年1月:5.3%(56kg・20.1)
2008年5月:5.2%(56kg・20.1)
2008年7月:5.3%(55kg・19.7)
2008年10月:5.2%(58kg・20.8)
2009年1月:5.2%(58kg・20.8)
2010年7月:5.4%(58kg・20.8)





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