カーボカウントな日々

血糖値を上げるのは炭水化物(カーボ)です。炭水化物さえ摂らなければ血糖値はほとんど上がりません。 今、世界の糖尿病治療は、食事の炭水化物をコントロールするカーボカウンティングが主流となっています。

A1cからeAGへ

2009 - 08/08 [Sat] - 01:44

どうやらアメリカでは、ヘモグロビンA1cの値を推定平均血糖値(estimated Average Glucose)に置き換えて患者に伝えるという方法が、本格的に始まろうとしているようです。

これまでは「あなたのA1cは9.3%ですよ」と言っていたのを、「あなたのeAGは220mg/dlですよ」と言うようになるわけです。←これ私の発症時の数値ね。

本来は空腹時値も、食後2時間値も、過去2ヶ月の平均値も、同じ単位の方が分かりやすいはずですが、患者歴の長い人はいきなり平均150でしたと言われてもピンとこないでしょうね。特に、血糖自己測定(SMBG)の習慣がない人は。

ちなみに、糖尿病患者の目標とされるA1c6.5%は、eAGでいうと140mg/dlになります。基準値とされる5.8%は120mg/dl。A1c5.0%でeAGはようやく2桁になります。

ヘモグロビンA1cの値を、eAG(推定平均血糖値)に置き換えてくれるのがこちらのサイト。

私の直近のヘモ値、5.2%を入力すると、103mg/dlという平均血糖値がはじき出されました。朝の空腹時血糖値が大体110台なので、平均はもうちょっと高いのかなという気もしますが、静脈血と毛細血管血の違いもあるし、夕食前や就寝前はたいてい2桁なので、平均すればそんなものなのかもしれません。あ、あとアメリカのヘモ値は、日本よりちょっと高いんだったかな。

それにしてもこのeAG(推定平均血糖値)、日本にもいずれ導入されるんでしょうか。私なんかは慣れればこちらの方がはるかに便利だと思うんだけど、意外と一番抵抗しそうなのが糖尿病専門医の、特に大御所と呼ばれる方々なのかもしれません。なにしろ、カーボカウントさえまだ認めようとしない、超頑固者集団ですから。





 コメント

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血液検査の表示項目

こんにちは。

アメリカでは、血液検査の結果の表にA1cに並んで“calculated mean glucose(推定平均血糖値)”という項目があります。これがeAG(推定平均血糖値)と同じかどうかは分かりませんが。
確かに、A1cの数字より平均血糖値が○○○mg/dlとか言われるほうが、自己測定をしている人には、分かりやすいですし、医師のほうも血糖値の目標を指導する場合もより具体的に糖質の管理の話ができますよね。
日本でもカーボカウンティングが普及して「血管へのダメージは140mg/dlから起きる」ということが周知の事実となり、自分の膵臓の処理力に応じた糖質量を取るようになれば、合併症に苦しむ方が大幅に減るのですから、このサイトの存在は大きいです。

江部先生のところで以前見たときに、平均血糖値からの計算式で、アメリカのA1cは、日本より0.3%高かったですね。以前から、ブロガーの方達が表示されている測定値が私とそれほど変わらないのに、私のA1cのほうがずっと高いのが気になっていました。でも、「血糖の上限値」での空腹時血糖値と血糖上限値の相関図をグラフをみて、個人差があることを知り、納得しました。でも、この0.3%っていったいどこから来ているのでしょう。きっと、私の前回のA1c6.1が日本では、A1c5.8ってこととは違うのでしょうねぇ。

ところで、アメリカでは、薬局チェーンはそれぞれが店ブランド的な医療品をブランド品に比べてかなり低価格で売っていて、血糖値測定器やテスターもそれに含まれます。おもしろいことにどの薬局チェーンも同じメーカーのもの(True Track)を自社の名前を入れて販売していて、中身はまったく同じものなんです。性能的には全く問題なく、利用している方々に聞いたところ、有名メーカーのものよりも病院での測定値との誤差がないようです。保険の利かない方で個人輸入が苦にならない方にどうでしょうか。全く同じ測定器で$10~20、テスター$15~23(50枚)です。

データ取得中です

先日、耐糖性の相談をさせていただいたtaichiです。
先日はありがとうございました。
自己血糖測定器を購入して、1週間ほどデータを
(毎食というわけにはいきませんが)取得中です。
さすがに糖質制限を1年近く続けていたので、
いきなり大量に糖質摂取というのは怖くて、ぼちぼち
増やしています。

今のところ最高値でも、

タイカレーとジャガイモのソテー(推定カーボ50g)
食前  111
1時間 161
2時間 143

玄米、納豆、味噌汁、漬物(推定カーボ60g)
食前 101
30分 151
1時間 134

といった感じで、思っていたよりは耐糖性がありそうです。
鬱々と悩んでいるより、カステーラさんからアドバイス
頂いたように、自己血糖測定をしてみてよかったと思います。
今後は、毎日とまではいかなくても、色々な食べ合わせ、
等でデータを取って、(まだ糖尿病の確定診断は受けていませんが)
上手にコントロールしていきたいと思います。

ところで、また別に相談したいことがあるのですが、
私は、1年ほど糖質制限をしていたのですが、その間の
A1cはほぼ変わらず5.1でした。しかし、糖質制限をする前も
5.1でした。糖尿病でなくても、この程度の数値であるということは
ありえるのでしょうか?また、糖質制限をしても好き勝手に食べていても
A1cの数値が変わらないということはありえるのでしょうか?
非常に不思議に思っています。

fumさん

お久しぶりです。
その後、おかわりありませんか?

なるほど、アメリカではすでに平均血糖値を患者に知らせてるんですね。
やること早いなぁ。
日本だと、ぜったい大御所連中がが「患者に混乱を招きかねない」とかいって反対しそうだなぁ。

私の知識でも、アメリカのA1cは日本より0.3%高く出るはずです。だから、fumさんが6.1%をはじき出した血液を、日本で調べれば5.8%になるはずです。
とはいっても、日本でも平気で0.5%ぐらいの誤差は出るので、まあ、平均的に0.3%高いってことなのかなぁ。
A1cの測定も、最新の方式だとさらに低く出るので、国や測定法によるばらつきを解消しようというのが、平均血糖値の趣旨だったと思います。

「True Track」、ネットで検索してみました。チップは安いところだと1枚20円ぐらいで買えますね。ただ、どこも日本への発送はしてくれないんですよね。以前、fumさんから教えてもらったネットショップも、メールで問い合わせたら「近々日本へも発送する予定」といったまま、相変わらずの状態です。もしかしたら、法的な障害があるのかなぁ。

まあ、代行業者に10%の手数料を払ってもはるかに安いんだけど。


taichiさん

貴重なデータありがとうございます。

血糖推移をみると、糖質1gで血糖値は1上がる感じですね。これはほぼ正常の耐糖能といっていいと思います。
私も土曜日にカレーライス(推定糖質量100g)を食べましたが、1時間値:151、2時間値:139でした。
ちなみに妻も同じものを食べて、1時間値:129、2時間値136でした。健常者はやはり何を食べても140は超えないんですね。

さて、節制しても無茶をしてもA1cは変わらないというお話、なんとなくうなづけるような気もします。

私も厳格な糖質制限を数ヶ月続けて、A1cが5%前半にまで下がってから、徐々に炭水化物を増やしていったのですが、A1cはまったく変わりません。今ではけっして糖質制限とは言えない食事内容ですが、A1cは5.2%のままです。

結局、コップから水をあふれさせてしまわない限り、コップの中での増減はA1cにはあまり反映されないってことのような気がします。

だだし、同じ5.2%でも、食後高血糖のまったくない5.2%と、食後高血糖を起こしまくりの5.2%では、大血管障害のリスクは違ってくるものと思われます。ということは、空腹時血糖値やA1cよりも、SMBGによる食後血糖値のモニタリングが一番重要ってことなんだと思います。


コメントありがとうございます。

カステーラさん、コメントありがとうございます。
いやいや、カレー食べてもピーク151ですか、素晴らしいですね。
私も、ちょっとづつ糖質を増やしてそのぐらいで抑えられるように
なりたいです。気が小さいので、思ったより数値が高いとすぐ
糖質制限気味になってしまうのですが(笑)。
 奥様の数値を見て気になったことがあるのですが、私も
1時間値より2時間値の方が高いことが多いのですが、これは
たんぱく質とか脂質による遅延効果と考えて良いものなんで
しょうか?
30分値 140
1時間値 120
2時間値 150
なんていう数値をみると、「正常人は1時間 140以下、2時間 120以下」
という基準からすると2時間値140超えてるからまずいなぁ
等とブルーになってしまいます。だからといって、吸収遅延の為に
たんぱく質とか脂質を取るのが悪いわけではないと思ってしまいますし・・・。
なかなか悩ましいです。

全然関係ありませんが、taichiというのは今年生まれた我が息子の名前です。
血糖値とも上手に付き合って、子のことお酒を飲みにいきたい!!というのが、
今の目標です!!

反省中

度々すみません。また書き込みです。
自己血糖測定器を購入したのをいいことに?、
人体実験(カステーラさんの真似ですが)
をしてみました。
折角なのでとにかく妥協を許さず食べよう!
ということで、ビュッフェにて満腹になるまで、
玄米、雑穀パン、チョコレートケーキ、白玉ぜんざい、
饅頭、ソフトクリーム等等。多分カーボは400g以上
と思われます。
結果、
30分  150
60分  198
90分  203!!
120分 198
180分 177

でした。思ったより上がらないという
気もしますが、だらだら下がらなくてブルーな気分に。
しかも、翌日の空腹時血糖もやや高め・・・。
こういうことをすると、やっぱりすい臓も回復不能の
ダメージを受けてしまうものなんでしょうか?
今更ながら不安な気持ちになっています。
われながら馬鹿だなと思いますが、う~ん、美味かった(笑)。

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OGTT検査の大切さ

 はじめまして。38歳女性です。155センチ40キロでしたので、
糖尿病とは縁がないと思っていたのですが、
先日75gOGTT検査をしたところ
前   30分    1時間    2時間
80   120     145     100

A1cは 4.9でした。過去の記事にありました1時間後140を超えて
居ればもう、膵臓機能が失われつつあり…に ドキ!としました。
もう15年前になりますが慢性膵炎になっているので膵臓機能は
健康な人よりも疲弊しているだろうし、2時間値は低いにしても
やはり1時間値は高いですよね…。インスリン分泌指数も0.4未満
でしたし…。
まだ子供も小さいですので、今日から頑張って私もカーボカウントな
生活をしようと思います。
これからもお邪魔させて色々と勉強させて下さいね。

taichiさん

実験結果の報告ありがとうございます。

食後の血糖値は30分から1時間でピークがやってきて、2時間では正常に戻るというのは、通常のパターンなのですが、インスリンの遅延分泌があると、2時間の方が高くなったりします。

また、カレーやラーメンなど脂肪分が多かったり、消化に時間のかかるものは、やはり2時間の方が高くなります。家内の場合もこのパターンですが、多少の分泌遅延があるのかも知れませんね。

ビュッフェの満腹実験も興味深く拝見しました。200をちょっと越えるあたりが、taichiさんの血糖上限値なのかも知れません。

これによって、すい臓が回復不能のダメージを受けたとは思いません。むしろいいトレーニングになったのかも。(笑)

あまり我慢しすぎると、反動で過食になったりする人もいます。そうなったら元も子もないので、たまには調査捕鯨と称して、脳の満腹中枢を刺激してやる必要はあるのではないでしょうか。

みなみさん

初めまして。
コメントをいただきながら、返事が遅くなって申し訳ありません。

OGTTを受けたのは糖尿病の疑いからでしょうか?
結果を見る限り、まtA1cからもまったくの正常値ですね。

たしかに、1時間で140は超えてますが、ブドウ糖の水溶液を一気飲みしたのですから、当然、食事による糖質摂取とは違います。140なら素晴らしいといっていいのではないでしょうか。

インスリン分泌指数の0.4も微妙なところですが、低体重によるインスリン感受性の良さで、正常な耐糖能が保たれているのだと思います。

これからも体重増加と運動不足に気をつけていれば、一気に糖尿病が移行するということはないはずです。

できれば食後の血糖値をときどき見ながら、適度なカーボカウントを続けて、いつまでも素敵なお母さんでいてください。

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プロフィール

カステーラ

Author:カステーラ
東京都在住、61歳。
2007年2月、糖尿病発症。
現在、服薬なしでカーボカウンティングという食事療法を実践中。
「カーボカウントってなに?」という方は、まずこちらから。

ヘモグロビンA1c(体重・BMI)推移
2007年2月:9.3%(64kg・22.9)
2007年3月:7.5%(62kg・22.2)
2007年4月:6.0%(60kg・21.5)
2007年5月:5.3%(58kg・20.8)
2007年6月:4.8%(57kg・20.4)
2007年7月:5.1%(57kg・20.4)
2007年8月:4.8%(57kg・20.4)
2007年9月:5.0%(58kg・20.8)
2007年10月:5.0%(57kg・20.4)
2008年1月:5.3%(56kg・20.1)
2008年5月:5.2%(56kg・20.1)
2008年7月:5.3%(55kg・19.7)
2008年10月:5.2%(58kg・20.8)
2009年1月:5.2%(58kg・20.8)
2010年7月:5.4%(58kg・20.8)





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