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カーボカウントな日々

血糖値を上げるのは炭水化物(カーボ)です。炭水化物さえ摂らなければ血糖値はほとんど上がりません。 今、世界の糖尿病治療は、食事の炭水化物をコントロールするカーボカウンティングが主流となっています。

糖尿本ランキング

2009 - 02/26 [Thu] - 17:25

サイドメニューにある「おすすめ書籍」のコーナーを、久しぶりに更新しました。

糖尿関連の本は今でも結構読んでるんですが、新しく読んだ中である程度おすすめできるかなという3冊を追加しました。

その中で一番のお勧めは、このブログにコメントを頂いたこともある杉本先生編の「カーボカウンティング実践ガイド」です。これまで、日本で出版されたカーボカウント関連の本は「かんたんカーボカウント」というのがありましたが、やはり糖尿病学会に遠慮してか、カロリーに占める炭水化物のカロリー比はあくまで60%が原則でした。そういう意味では、日本で初めてカーボ比60%の呪縛を解かれたカーボカウント本と言っていいと思います。

今回、本を紹介する上でアマゾンのアフィリエイトからリンクを作成したのですが、その時、面白いものを見つけました。アマゾンでのランキングです。面白いので、糖尿病関連の本の中からベストテンを選んでみました。(糖尿病食のレシピや民間療法的なものは除きました)


 主食を抜けば糖尿病は良くなる! ⇒7,045位


 糖尿病は薬なしで治せる ⇒13,118位


 糖尿病専門医にまかせない ⇒13,259位/47,611位
 

 主食を抜けば糖尿病は良くなる! 実践編 ⇒13,908位


 糖尿病は治せる 低糖質食の威力 ⇒33,037位


 わたしはこうして糖尿病患者を救っている ⇒33,283位


 カーボカウンティング実践ガイド ⇒42,442位


 薬もインスリンもやめられた! 新しい糖尿病治療 ⇒43,186位


 糖尿病は「腹やせ」で治せ ⇒54,912位


 糖尿病の新常識 糖質ゼロの食事術 ⇒58,587位


ベスト10のうち8冊までが、“炭水化物を意識した食事の勧め”に基づくものです。インターネットのマーケット動向は、一般のそれに先行しているとすれば、“カロリーからカーボへ”という流れは、確実に進んでいると言っていいのでしょう。10冊中、糖尿病専門医の執筆が2冊しかない点も、これ流れが従来の常識を覆す、パラダイムシフトであることを物語っています。


以下、20位までの書籍もリストアップしておきます。お勧めは⑬位の「糖尿病患者のためのカーボカウント完全ガイド」と、⑳位の「バーンスタイン医師の糖尿病の解決」です。どちらもちょっと高いですが。

かんたんカーボカウント ⇒66,818位
「脱・糖尿病」の裏ワザ ⇒78,916位
糖尿病患者のためのカーボカウント完全ガイド ⇒81,282位
糖尿病とたたかう ⇒85,924位
糖尿病に薬はいらない!  ⇒105,529位
SMBGのすべて ⇒107,751位
血糖値がみるみる下がる100のコツ ⇒123,745位
糖尿病―自分のために、できること ⇒156,888位
最新 血糖値を下げる知恵とコツ ⇒212,228位
バーンスタイン医師の糖尿病の解決 ⇒254,781位


実は、糖尿病関連の本の中で、こに挙げたどれよりも売れている本があります。

 食品交換表 ⇒1,624位


同じ日本糖尿病学会から、1日も早く「カーボカウント法」という本が出て、「食品交換表」より上位にランクされることを願っています。





 コメント

こんばんは!
ほんと色々と出版されていますね。
糖尿病には色々なタイプがあるので
協会もタイプ別に出してくれると良いのに・・・ひとくくり出来ないと思うから~
私は交換表とカーボカウント併用型が欲しいなぁ。

誰でもが利用しやすいのが一番。

読んだ本

最近は糖尿病カーボ関連の本が多くなりましたね。きっと年々カーボで血糖コントールできるということが広がっているのでしょうね。
だとしたら、嬉しいことです。

私は、アマゾンのランキング上位本「食品交換表」は夫の糖尿病の関係で病院で購入し、昔から持っています。
今は本棚でほこりだらけですが、しっかり保管しています。
下記のランクのものは3年前から手にし、こんな世界があるんだとびっくりしました。
現に夫の血糖コントロールが突然に良くなり、当時の主治医が驚いたほどです。

① 主食を抜けば糖尿病は良くなる! 
② 糖尿病は薬なしで治せる 
③ 糖尿病専門医にまかせない 
④ 主食を抜けば糖尿病は良くなる! 実践編 
⑤ 糖尿病は治せる 低糖質食の威力
⑥ わたしはこうして糖尿病患者を救っている 
⑦ カーボカウンティング実践ガイド 
⑧ 薬もインスリンもやめられた! 新しい糖尿病治療
⑨ 糖尿病は「腹やせ」で治せ
⑩ 糖尿病の新常識 糖質ゼロの食事術

の内、読んでいるのは8冊。
3年前一番最初はであったのは江部Drの著作で、糖尿病治療に有効な新しい食事の考え方があると知りました。
その後ネットのブログなどでいろいろな本があることを知り、少しづつ読んでいます。
一番参考にしたのはこのカステーラさんのサイトです。お世話になっています。<(_ _)>

⑤と⑨はまだ読んでいません。⑨の荒木Drは気になる存在なので近いうちに読もうと思っています。

お勧めの
⑬「糖尿病患者のためのカーボカウント完全ガイド」
⑳「バーンスタイン医師の糖尿病の解決」

どちらも読みました。
私は特に⑳がストーリーとしても面白く一気に読みました。面白かったです。

これからの本の紹介も楽しみにしています。

ちょここさん

お久しぶりですか?

交換表になれた人はやっぱり使いやすいんでしょうね。私には使いこなせませんでしたが。

交換表も正しく使えば、カーボカウントになるんですよね。ただし、カロリー比60%というのは多すぎるので、その辺を40%ぐらいから臨機応変に変えられるといいのですが。

どちらにしても、やり方は一つじゃないってことを、早く認めて欲しいですね。

そうそう、私も去年から電子申告です。今年はまだですが、去年ものすごく苦労したことを考えると、今から気が重いです。

hitimaruさん

さすがいろいろ読んでますね。
⑨番の荒木氏は釜池氏と同じ、かなり極端な糖質制限論者のようですね。私は読んだような気でいましたが、書棚を探してもないので、また読んでないようです。(笑)

⑤番も、糖尿病を発症したお医者さんが、低糖質食に目覚めてしまうお話でなかなか面白いですよ。

私も、炭水化物がいけないのだというのを知るきっかけになったのが「主食を抜けば…」で、その意味では江部先生に足を向けて眠れません。

糖尿病関連書籍

カステーラさん、実は牧田先生の書籍をきっかけに、何冊か読んだのですが、考えるとカーボカウントに対する誤解は、この時に始まったんです。あくまでも、バランスを重んじるべきっていう、考えに凝り固まっていましたから、今思うと、非常に恥ずかしいんです。
運動をしていても、薬を使用していなければ低血糖は起きない!とおっしゃる医師が多く、そのような経験も踏まえて、医師や糖尿関連書籍を選ぶべきことを、最近読み返し痛感します。
私は、糖尿病は薬なしでも治せる、は読んだことはありますけど、私がまだ不安を持っていた時期(診断後一年未満でA1c5%前後)だったので、あまり参考になりませんでした。それよりは、変な健康食品に目が行っていたので。
私もきちんとした知識を持っていらっしゃる先生に、始めからかかれば、もっと早く(診断後2年位で漸く自信が持てるようになったのですが)不安を払拭できたかもしれないですね。






鶴田オー!さん

人間誰しも、今まで自分がやってきたやり方が間違っていた、あるいはもっといい方法があると言われると反発したくなるものです。

私なんかは糖尿病を発症して割りと早い時期に、カーボカウントという方法を知ったので、カロリー制限から移行するのになんのためらいもありませんでしたが、これが何年もカロリー制限でコントロールをしてきたとしたら、炭水化物を減らしてその分脂質を取るなんて、体に良くないに決まっていると思ったに違いありません。

運動によって低血糖が起こるのかどうか、私は具体的なデータと呼べるものは持ち合わせていませんが、たとえば食後、20分程度のウォーキングで血糖値が30~50位下がるというのは、自分でも経験しています。また、ウォーキングではなくても、腕立てとスクワットを限界までやる(せいぜい5分程度)だけでも、血糖値はかなり下がります。しかし、それによって低血糖を起こすほどの下がり方ではりません。

血糖自己測定はまだやってませんか? たとえば、エアロビ前の血糖値はどうか。1時間やった後の血糖値はどうか。バナナ1本で血糖値はどのくらい上がるのか。など、実際に測って見ると、いろんなことが判ってくると思います。

とにかく、糖尿病という病気はまだまだ判らないことだらけです。お医者さんにだって知らないことは一杯あります。せっかく、血糖測定器というものがあるんですから、患者自身が糖尿病の謎を解明して行きましょうよ。


良い情報です またお邪魔します

ご紹介の本 私も数冊読み とてもためになっています
今は カーボの本など 自分にあった本探しています
最近 糖質0シリーズが増えてきたような気がします いいことですが 最近 糖質制限食なるべく頑張っていますが 食後1、2時間値は高くて110mg/dl程度なのに 3時間から上がり始め140mg/dlぐらいまでなることがあります 自分の測定器で1時間2時間まったく問題ないのですがその後上がるから 心配です しかも最近 空腹時血糖値も上がってきています
以前 江部先生に75g検査の結果をみせ相談したことあるのですが 糖質制限食に励めば すい臓が休めよくなると思いますよと返事をいただいたことがあります その助言に助けられました しかし
3時間値などが高いので 心配です まぁどうあれ糖質制限食頑張りますけど 愚痴っぽくなってすみません お互い 高血糖に負けず
頑張りましょうね  またお勧め 商品あったら教えて下さい

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番外編?

はじめまして、いつも楽しみに拝見させて頂いています。

番外編としてこんなのはいかがでしょう?
①厚生労働省策定 日本人の食事摂取基準〈2005年版〉
②科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン [改訂第2版]
③糖尿病治療ガイド〈2008‐2009〉

①には、炭水化物の目標量(=生活習慣病予防のために目標とすべき摂取量)をエネルギー比率50~70%とした根拠が記されていますが、目標量の策定にあたって糖尿病は考慮されていないことも記されています。序文には、「食事摂取基準の各指標の意義、数値算定の科学的根拠を十分に理解し、数値そのものに拘らないで、柔軟性をもって、栄養評価・判定と栄養計画に活用されんことを記念する。」と、策定検討会座長の願いが記されていますが、その願いとは裏腹に、数値のみが一人歩きしているのが現状のようです。ちなみに、この策定は5年ごとに改訂されることとなっていて、来年の改訂時には糖尿病も考慮した目標量が策定されるものと期待します。

②では、「指示エネルギー量の50~60%以下を炭水化物とする」とありますが、このステートメントはコンセンサスとされており、エビデンスは示されていません。炭水化物摂取量の解説においては、「日本国内におけるエビデンスはいまだ乏しく、また摂取下限に関するコンセンサスが得られていない現状では60%を超えない程度とすることが望ましい。」といったなんとも曖昧な記述がある程度で、60%としなければならないと断言できるだけのエビデンスは存在しないことがうかがえます。

③においては、②で記されている根拠の曖昧さについて全く言及することなく「指示エネルギー量の55%~60%を炭水化物から摂取することが望ましい」との記述があり、多くの医師や栄養士がこの数字を盲信しているものと思われます。この様な人たちに対しては一度、「なぜ60%なのですか?例えばそれを40%に減らしたらどうなってしまうんですか?」といった質問をしてみるのもいいかもしれません。

すっぽこさん

> 食後1、2時間値は高くて110mg/dl程度なのに 3時間から上がり始め140mg/dlぐらいまでなることがあります 

原因はいろいろ考えられます。もし、すっとこさんに糖尿病による神経障害が出ているなら、胃麻痺を起し、胃での消化時間がものすごく長くなっている可能性があります。普通の人は食後30~1時間で食べ物が小腸に送られるのに、2時間も3時間もかかってしまうということです。

あとは、胃麻痺というほどではなくても、脂質やタンパク質の多い食事のために、消化吸収に時間がかかっている可能性もあります。

まあ、どちらにしても、糖尿病患者特有の、インスリンが出遅れたり、出すぎたり、出足りなかったりという不規則な分泌がそうさせている可能性もあります。

私の場合も、夕食後1時間の血糖値が110台、寝る前が120とか130ということはよくあります。まあ、その程度は許容範囲としてのんびり構えたらどうでしょう。

とにかく一番いけないのは、血糖値が200ぐらいまでドカンと上がって、それを補うために今度はインスリンがガバッと出て、逆に血糖値が下がりすぎてしまうようなパターンです。

糖尿病発症時の高血糖状態を是正するには、かなり極端な糖質制限も有効ですが、ある程度血糖値が落ち着いてきたら、そこそこの糖質も摂取して、膵臓を休ませすぎないというのも必要なのではないか、というのが私の考えです。

たかたろうさん

貴重な情報ありがとうございました。

特に①の厚生労働省策定 日本人の食事摂取基準については前から気になっていたのですが、「目標量の策定にあたって糖尿病は考慮されていない」という記載があることは知りませんでした。

また、「指示エネルギー量の50~60%以下を炭水化物とする」というのも、やはりコンセンサスであり、エビデンスではないのですね。

以前、カーボカウントに反対する医師とネット上で議論したことがあるのですが、カーボ比60%が糖尿病の改善に効果があることのエビデンスを示してほしいと要望しましたが、結局、出てきませんでした。つまり、そんなものはないんだと思います。私も見たことがありませんし。

そもそも、カーボ比60%などという高カーボ食は、肥満や心臓病を防ぐための食事だったわけです(その効果も今や疑問ですが)。糖尿病患者といえども、薬や注射でインスリンは十分補えるのだから、普通の人と同じような健康にいい(とされる)食事をしようということなのです。

しかし、インスリン抵抗性を改善しないまま、高カーボ食を高インスリンで補うような生活は、かえって糖尿病患者の寿命を縮めるということが明らかになってきました。

糖尿病というのは、糖の代謝がうまくいかない病気なのですから、まずは糖質の摂取に気をつけるというのは、大前提なはずなのに、どうしてそれがお医者さんの間で理解されないんでしょうね。

とりあえず、①の厚生労働省策定 日本人の食事摂取基準〈2005年版〉を機会があったら読んでみたいと思います。<たぶん立ち読みですが。(笑)

すごい本です!

こんにちは。
カステーラさんに引導を渡され(基、背中を押していただき)、気力とエネルギーを再充填できたfumです。
薦めていただいた"The First Year Type 2 Diabetes"を今しがた読み終えたところです。本当に良い本ですね。患者目線での情報が満載で、選択肢がいろいろあり、お仕着せでないところがいいです。経験の浅い2型の人が持つ疑問のほとんどをカバーしてくれている気がしました。3日間で約350ページを読んだのですべてが頭に入ったわけではありませんが、おかげでカステーラさんのおっしゃることがかなりクリアに理解できるようになりました。
この本と"Complete Guide to Carb Cunting"の2冊をamazonで注文したら、日本語訳「糖尿病 最初の1年」1冊分よりずっとお得でした。

紹介ありがとうございました。

fumさん

「糖尿病最初の1年」いい本でしょう? かつてのカロリー制限一辺倒の食事療法に疑問をもちつつ、かといってカーボカウントに固執するわけでもなく、いろんな選択肢を考慮しながら、糖尿病に立ち向かっていく姿は、糖尿病患者のまさにお手本ですよね。

先ほど、アメリカのamazonで価格を確認してきたら、「最初の1年」も「カーボカウント完全ガイド」も、どちらも日本円にして1000円程度でしたね。羨ましい。

私も、「カーボカウント完全ガイド」は原書を取り寄せて読んだんですよ。その素晴らしい内容に感動して、一部を翻訳してボランティアでネットに流そうかなと思ったいたら、その後、やはり翻訳本がでました。

アメリカのamazonを見ていたら、なんと血糖測定機器やセンサーまで売ってるんですね。しかも、日本の半分以下の値段です。センサーって大量に個人輸入して、人に頒布したりしちゃあいけないんでしょうかね?

ローカーボ製品も豊富で安いし、これならヤフーオークションで売りさばいても問題ないですよね。

もし、個人輸入なんてことになったら、fumさんにいろいろ質問とかしてもいいでしょうか?


My pleasure!

「カーボカウントな日々」にはお世話になりっぱなしなので、お役に立てることがあれば何でもおっしゃってください。

今は"trial & error"中で、空腹時、食前食後、運動前後に測っていて、毎日10枚以上のセンサーを使用するので、安いところを求めてamazonでも注文しました。確かに薬局で買う半分の値段ですが、有効期限が迫っているものもあるので要注意です。ちょっとの違いであれば、糖尿病用品専門のアフィリエイトのほうが断然新しいものを送ってきます。実際、2ヵ月後が有効期限なんてこともありました(先週到着分です)。
カステーラさんは、カーボカウンティングで食後1時間の血糖値は、どのくらいを目標にしているのですか?私の場合、1gの糖質につき1.3~2.5mg/dlと血糖値の上昇にばらつきがあるので1食につきあまり多くはカーボはとれません。
食後1時間が140mg/dlくらいで収まるカーボの食事を模索中なのですが、先週試しに久々にピザ(推定カーボ量35g)に挑戦したところ、103(食事前)、104(60分後)、139(120分後)となり、まずまずだと思っていたら、3時間後が186に上がってしまいあわてて30分のwalkingをした直後が77(210分後)、そのあとまた上がって129(240分後)、スクワット50回と15分のトレッドミルの後は、83mg/dl(270分後、就寝前)という結果になりました。
恐るべしピザ、高蛋白、高脂肪は、血糖値の上昇を遅延します。
食後の運動に適したタイミングと運動の強度と長さを探すことが私の課題のひとつです。30分以上の有酸素運動したり、20分の運動にスクワットを追加すると、低血糖を知らせるブザーがなるほど下がることがあり、そういう時は、必要以上に再上昇してしまいます。食後の運動が糖新性の原因になるってこともあるのでしょうか。
運動すればひょっとしたら余分にカーブを取れるかもしれないかと思ったのですが、血糖値のコントロールって一筋縄ではいきませんね。




fumさん

やっぱりアマゾンは薬局の半分なんですね。私が見たのは、100枚50ドルだったので、日本のネット最安値のさらに半額以下です。
アメリカでは血糖測定センサーにも保険が効くと聞いたのですが、アマゾンなどで買っても保険は効くのですか?

私の1時間知の目標は、とりあえず160かな? ただ、ラーメンも食べるし、カレーも寿司も食べるので、そういうときには200近くを覚悟します。まあ、A1cが5.2%でずっと推移してるので、この程度はたまにあってもいいのかなと思ってます。

ピザの血糖推移は、ほんと曲者ですね。最近読んだ、ADAのTips集でも、ピザはインスリンの打ち方が難しいので注意が必要とありました。

運動による低血糖というのは、私は経験したことはありませんが、ジョギングをしたら、200程度まで上がったことはあります。体が戦闘モードになったのかも知れませんね。

その辺ことこは、「セルフコントロールラリー」を運営するshoさんが詳しいです。左のリンクにあるので、良かったら覗いてみてください。

あと、アメリカのローカーブ食品って、いろいろ試してみましたか?

お勧めのローカーブ食品

amazonでの購入の場合は、保険が効くかどうかは加入するアフェリエイトによります。おそらく提示価格を支払い、後で保険会社に申請をする形になるでしょう。その場合、払い戻し額は保険会社の査定次第です。ただし、私のように医者から正式に糖尿病の診断を下されていない人は全額自己負担です。

ひとまず本物の主食やデザートは当分お預けですが、できるだけ量と質を落とさず正常に近い食後血糖値を維持できるような食事をしたいので、多少の出費と労力は惜しまないと決めました。こちらの医療費は保険が効いたとしてもかなり心臓に悪い金額になります。それを思えばエンゲル係数が多少上がっても、健康においしく食べられる幸せには代えられません。

最近気に入っているのがCarbquikというベーキング用の粉で、1人前32g(1/3カップ)でnet carb 2gの優れものです。カステーラさんが試食されたものより軽いです。日本のホットケーキミックスのように甘くないので、こしがないという弱点はありますが、ほぼ小麦粉と同じように使え、お勧めです。パンケーキ、蒸しパン、ホワイトソース、鶏のから揚げ、白身魚のムニエル、お好み焼き(△)に活躍中。
① 昼食例:小ぶりのパンケーキ3枚(Carbquik 32g、卵1個、無糖ヨーグルト大さじ2、牛乳大さじ2、ベーキングパウダー小さじ1/2、Splenda少々)+ ローカーブのシロップたっぷりにlight butter、野菜炒め200g、ソーセージ100g、イチゴ100g、コーヒーで、食前97mg/dl、60分後139mg/dl、120分後108mg/dl、大満足。ちぢみでも同程度の上昇。

しょうゆラーメンには向きませんが、カステーラさんも試食されたDreamfieldsのスパゲティは、ちゃんぽんの麺に使えます。
② 夕食例:スパゲティミートソース(自作ソースとDreamfieldsのLow-Digestible Pasta, Spaghetti 60g)、葉っぱものの中国野菜200gとソーセージ50g、食前84mg/dl、60分後124mg/dl、120分後113mg/dl。ちゃんぽんも同程度の上昇。

他に、ローカーブのトルティア、ピタパンもnet carbが7gくらいなので安心して使えます。チョコレートについては、Splenda(sucralose)使用のものは血糖値を上げませんが、糖アルコール使用のものはある程度上がるようです。砂糖の代替品として、Splendaは、糖尿病患者に人気があり、食物繊維を添加したものも売られています。最近ステビアに認可が下りたのでエリスリトールにステビアを加えたゼロカーブの甘味料が市場に出たようです。日本のラカントのようなものでしょうか。
TVでiPhoneで血糖値が管理できるというニュースを見ました。どんなものなのでしょうね。





fumさん

いろいろ教えていただきありがとうございます。

血糖測定器のセンサーはあまりも日本の価格と差がありすぎるので、送料節約のために、希望者を募って共同購入みたいな形はとれないものかと思ったのですが、一応、医薬品扱いになるので、そう簡単には行かないようですね。利益は度外視したとしても、他人からお金を取る以上、製造販売の許可が必要みたいです。
時々、ヤフーオークションなどで売られてるのは、どうなってるんでしょうね。

carbquikは一度知り合いからいただいて食べたことがあります。大豆粉を代用したものに比べてクセは少ないので、あれならOKですね。そうはいっても、森永ホットケーキとは格段の差がありますが。(笑)

とりあえず、DreamfieldsとCarbquikとローカーブシロップあたり、買い付けてみようかな。どっか、やすいところ知ってます?

それと、エリスリトールとステビアの甘味料はいいですね。たしか、ステビア自体、糖尿病に良いって研究もあったはずですよね。正式名ももし判ったらおしえてください。

そのうち、楽天でローカーボショップを開く日も近いかな。(笑)

問い合わせてみました

カステーラさん、こんにちは。
センサーとランセットの一括購入のことを利用しているオンライン業者に問い合わせてみました。アマゾンで最安値をつけていた1社は、センサーの有効期限に難ありで、次に安かった”Health Warehouse”は、海外発送をしないことがHPに明記されていました。私の出した質問に対する3社目からの返答が下記です(ごめんなさい、無断で「友達」にしてしまいました)。
私の質門内容「日本にいる2型の友人が何人かいて、一人が代表してみんなの分を買いたいと言っているのですが、センサーやランセットを一括購入する場合、一人が買える量に規制はありますか?」
“American Diabetes Wholesale“からの返答内容「一回の注文に対する数量(箱)の制限はありませんが、今のところ海外発送はしていません。米国国内の請求先住所がないクレジットカードは受け付けていません。」

HPには海外発送について載っていなかったので期待していたのですが、残念です。処方箋のいる薬については、たしか90日分までしか購入できないと聞いたことがあったので、センサーについても注文量ではなく支払いがネックだとは思いませんでした。ただ、大量のセンサーの入った海外からの小包は、税関でのトラブルの可能性がありそうな気はします。
以前どこかのブログでこちらの友達にコンパクトプラスを送ってもらったって書かれていたのを見ましたが、クレジットカードの問題があったのでしょう。
海外発送可能なところがみつかったらお知らせしますね。

Netrition:
ローカーブ食品は、ここが一番安いです。Rossチョコレートが1ダースで$15.99、感動ものでしょ?Carbquik(3lbs)も他で$17~8のところが$12くらいでした。

エリスリトールにステビアを加えた甘味料の商品名は、” Truvia” と ”Purevia”です。 

ローカーブショップを開かれるときに、買い付け係はいりませんか?

fumさん

いろいろ調べてくださったんですね。ほんとうにありがとうございます。

血糖センサーの個人輸入については、私も弁護士の無料相談みたいなところに問い合わせて見ました。

それによると、明らかに個人使用を超えると思われる量を海外から購入すると、関税がかかる可能性があるそうです。その額がどのくらいかは判りませんが。

また、センサーは一応、医薬品の扱いになるので、販売するためには届出が必要なようです。たとえばネットで仲間を募って大量に輸入し、それをお金と引き換えに頒布した場合、たとえ利益は出なくても、販売という行為とみなされないとも限りません。

ということで、医薬品の大量輸入は難しそうです。少量だと輸送費が高くついて、かえって高いものになりそうですし。

それに比べて、ローカーボ食品のほうはなんとかなりそうですね。需要がどの程度あるのかわかりませんが、とりあえずヤフーオークションあたりで、反応をみる価値はありそうです。そのまま上手く行けばネットショップを開くとか。その時は本当に手伝ってもらえますか?


いいとも!

法に触れず、かつ私にできることであればOKです!

センサーの個人購入の件ですが、アメリカ国内であれば州外からの消費税はつきませんし、一定量買えば送料も無料になります。

こちらに知り合いがいる場合は、銀行振り込み、ほしいものの物々交換など当事者間でのお金のやり取りの問題が解決するのであれば、金額的には、テスターやランセットは軽いので郵便局でInternational Priority Mail(8-5/8" x 5-3/8" x 1-5/8")を利用すると4lbsまでが一律$12.95なので自分で使用する分のみであれば個人購入の可能性はあると思います。

shoさんに運動のこと相談させてもらいました。
よければのぞいてみてください。

fumさん

4lbsって、約1.8kgですよね。それで約1200円の送料は安いですね。

それなら100枚程度の購入でも十分元は取れますね。このブログで共同購入者を募ってってこともダメなのかなぁ。あくまで個人使用じゃないと薬事法違反? その辺はまたプロに聞いてみます。

ローカーボ食品の買い付けなら問題なさそうですね。その際にはまたいろいろ相談させていただきたいので、もし良かったら連絡先(メールアドレス)などを教えていただけないでしょうか?

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プロフィール

カステーラ

Author:カステーラ
東京都在住、61歳。
2007年2月、糖尿病発症。
現在、服薬なしでカーボカウンティングという食事療法を実践中。
「カーボカウントってなに?」という方は、まずこちらから。

ヘモグロビンA1c(体重・BMI)推移
2007年2月:9.3%(64kg・22.9)
2007年3月:7.5%(62kg・22.2)
2007年4月:6.0%(60kg・21.5)
2007年5月:5.3%(58kg・20.8)
2007年6月:4.8%(57kg・20.4)
2007年7月:5.1%(57kg・20.4)
2007年8月:4.8%(57kg・20.4)
2007年9月:5.0%(58kg・20.8)
2007年10月:5.0%(57kg・20.4)
2008年1月:5.3%(56kg・20.1)
2008年5月:5.2%(56kg・20.1)
2008年7月:5.3%(55kg・19.7)
2008年10月:5.2%(58kg・20.8)
2009年1月:5.2%(58kg・20.8)
2010年7月:5.4%(58kg・20.8)





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やはり糖尿病を発症したお医者さんの書いた本。なぜ糖尿病になった医師はみな、学会のガイドラインを無視してローカーボに走るのでしょうか?


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炭水化物(糖質)はほとんど摂らないというお医者さんの本。この程度の糖質量でも立派に生きていけるという意味では貴重な実録(?)。


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日本では数少ない、カーボカウントを推奨する糖尿病専門医の本。我々カーボカウンターの心の支えとなる一冊です。


●主食を抜けば糖尿病は良くなる 実践編
やはり2型糖尿病患者であるお医者さんの書いた本。炭水化物が血糖値に及ぼす影響を理論的にわかりやすく解説してくれています。


●毎日の食事のカロリーガイドブック
日常よく口にする食べ物のカロリーはもちろん、炭水化物量までが写真と共に明記された、カーボカウンター必携の一冊。


●カーボカウント完全ガイド
カーボカウンティングの本場、アメリカの糖尿病協会から出版されたガイドブック。カーボカウントのすべてがこれ一冊で分かります。


●わたしはこうして糖尿病患者を救っている
糖尿病で失明する患者を数多く診てきた眼科医が書いた本。高炭水化物食を平気で勧める日本の糖尿病医療を厳しく批判しています。


●糖尿病最初の1年
アメリカの2型糖尿病患者が書いた本。糖尿病の主治医は自分であるという発想がいかにもアメリカ的。カーボカウントと血糖自己測定を基本とした最強の患者学が語られています。