近況のご報告
1年間のご無沙汰です。皆さんお元気でしょうか?
カーボカウント、というか糖質管理的な食事に対する反対は、いまだに根強いものがある様ですか、その論拠のひとつになっているのが「そんな食事をしていたら、今に手痛いしっぺ返しが来るにちがいない」というものです。
カーボカウントという手法で糖質をコントロールすることにより、食後の高血糖は抑えられます。それに伴ってヘモグロビンA1cも空腹時血糖値も下がります。それは間違いのない事実です。しかし、そのメリットをも打ち消す大きなデメリットがある、というのがカーボカウント反対派の主張です。ただ、それがどういうデメリットなのか、本人たちにも分からないようですが。
まあ、こうしてカーボカウントを推奨するようなブログを始めた以上、その経過を長期的に報告するのもひとつの務めだろうと、久々の更新となったわけです。
【最新の健康診断結果】(2010年8月2日)
腹囲 | 79.8 |
BMI | 20.6 |
血圧 | 127/78 |
中性脂肪 | 114 |
HDLコレステロール | 52 |
LDLコレステロール | 103 |
GOT | 18 |
GPT | 17 |
γ-GTP | 17 |
空腹時血糖値 | 108 |
ヘモグロビンA1c | 5.4 |
尿酸 | 6.3 |
血清クレアチニン | 0.84 |
半年振りの受診だったので、どうなっているか心配だったのですが、大きな変化はありませんでした。ヘモ値が若干上がりましたが、誤差の範囲でしょう。ということで、カーボカウントを始めて3年半、これまでのところ目立った弊害は出てきていません。
もし私が3年半前、カーボカウントというものに出会うことなく、ずっと食品交換表に基づくカロリー制限をしていたら、今はどんな状態だったか、比較する術もありませんが、恐らく同じ遺伝子を持つ母親となら比較することが出来ます。
母親も私と同じ50代で糖尿病を発症しました。発症当時もそれ以前も、どちらかというと痩せ気味で、暴飲暴食というようなこともありませんでした。
しばらくは薬による治療を続けていました。恐らくはSU剤中心の処方だったのだと思います。また、家には食品交換表の本があり、カロリーの計算をしながら食事には気をつけていたのを覚えています。
母親によると、ヘモグロビンA1cはずっと7~8%台だったそうです。60代に入って次第に薬も効かなくなり、血糖値は悪化。おそらく2次無効を迎えたのでしょう。1日2回、インスリンを打つようになりました。
そのインスリンによる急激な血糖低下がいけなかったのか、その頃から網膜症も悪化。いろいろ治療も施しましたが、最終的には障害2級の認定を受けるほどの視力障害を抱えることになってしましました。
80を超えた今も、インスリンを打ちながら、なんとか元気に暮らしていますが、人生の最後の十数年を、物が良く見えない状態で過ごさなければいけなくなってしまったことは、残念でなりません。
80歳の私がどういう状態にあるのかは分かりません。しかし、糖尿病を発症してからの最初の3年半は、まったく別の道を歩いているような気がします。この道がいつかどこかで交わり、形勢逆転なんてことがあるのかどうか、それは神のみぞ知ることです。
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