オバマ大統領と糖尿病
ここ数日のニュースによると、アメリカのオバマ米大統領はヒト胚性幹細胞(ES細胞)研究助成解禁の大統領令に署名したそうです。
ES細胞とは、人のどんな細胞にもなりうる細胞のことで、通常、受精卵から得られます。この研究開発が生命の倫理に反するということで、共和党のブッシュ大統領は反対してきたのですが、民主党のオバマ大統領は、逆にアメリカの国益に合致すると判断したのでしょう。
ES細胞はどんな細胞にもなりうるのですから、当然、インスリンを分泌する膵臓のβ細胞を作り出すことも可能です。これによって、糖尿病の完治も夢ではなくなるわけですから、私たち糖尿病患者の期待も膨らむばかりです。
マウスレベルの実験では、人の幹細胞を糖尿病のマウスに注入したところ、インスリンの分泌能が回復しただけでなく、障害をきたしていた腎臓の機能も回復したそうです。注入されたのはヒト幹細胞ですが、もちろん分泌されるようになったのはマウスのインスリンです。
http://www.healthdayjapan.com/index.php?option=com_content&task=view&id=537
ただし、このうような方法でβ細胞が回復し、耐糖能もまったく正常になったとしても、昔のような運動不足と過食を繰り返せば、再びβ細胞はダメージを受け、いつか来た糖尿病への道を再び歩むことになるわけです。
たとえ将来的に、糖尿病が完治するようになったとしても、どの道、清く正しい生活は続けなくてはいけないということですね。
たま(11/22)
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