カーボカウントな日々

血糖値を上げるのは炭水化物(カーボ)です。炭水化物さえ摂らなければ血糖値はほとんど上がりません。 今、世界の糖尿病治療は、食事の炭水化物をコントロールするカーボカウンティングが主流となっています。

血糖値の劇的改善法

2008 - 11/01 [Sat] - 12:53

私の糖尿病が発覚して、もうすぐ2年が経とうとしています。その間、現実の社会やネットを通して、いろんな糖尿病患者を見てきました。中には漫然と薬を飲み、食べ物には気をつけているといいながら、ヘモグロビンA1cが7%台、8%台のままという人もいます。しかし一方では、薬に一切頼らずヘモグロビンA1cをきっちり4%台、5%台に維持している人も珍しくありません。

そういった優良患者は、だいたい3つのパターンに分かれるようです。

①20kg、30kg単位での大幅な減量を成し遂げた人
そもそも標準体重を20kgも30kgもオーバーしている人は、そこまで太れるだけの十分なインスリン分泌能力があるということです。インスリンはたっぷり出るけれど脂肪細胞がパンパンで、これ以上、糖を受け入れる余裕がないために高血糖が解消されないのです。こういう人が肥満を解消すると、血糖値は見事に下がります。

②中毒と言えるほど運動に没頭している人
糖尿病をきっかけに運動療法を始め、やがて体を動かす喜びに目覚めてしまう人は結構多いです。特にジム通いながら、ランニング、スイミング、エアロビクス等の有酸素運動に取り付かれたように没頭していく人たちは、みるみる血糖値を下げてしまいます。これは運動による体脂肪の減少に加え、筋肉増強によってインスリン感受性が大幅に向上するからです。

③炭水化物の摂取を徹底して控えた人
炭水化物を摂らなければ、食後の血糖値はほとんど上がりません。ですから、これまで血糖値を下げようとフル稼働だったすい臓に十分な休養を与えることができるのです。また、体脂肪の多くは余ったブドウ糖が変化したものなので、その元となる炭水化物を控えることで、減量効果も生まれます。そのため、血糖値は面白いように下がります。


糖尿病(あるいは予備軍)の診断を受けたら、最初の半年がものすごく重要です。肥満があれば、とにかく減量する。常に体を動かし続ける。そして、炭水化物の量を控える。糖尿病がまだ初期であれば、この3つの方法でヘモグロビンA1cは必ず基準値の5%台に下がるはずです。

この時点で一度5%台に下げてしまうと、その後一生続く血糖値のコントロールはものすごく楽になります。一緒に頑張りましょう。

炭水化物の復権

2008 - 11/06 [Thu] - 16:00

ほぼ日手帳のオプションにあるカロリーブック。去年買ったら炭水化物の項目がなくてがったりしたという記事はここに書きました。

この一冊に炭水化物の項目があったらカーボカウンターにはものすごく便利だと思い、ほぼ日の担当者宛にメールまで送ったのですが、それが功を奏したのか今年発行されたものには、なんと炭水化物がしっかり載ってました。

去年はこれ。↓
calorie_img.jpg


今年はこれ。↓
カロリーブック2008


外食のときでも家飯のときでも、これから食べる物の大まかなカーボ量を把握するにはとても便利なツールだと思います。もちろん、カロリーカウンターにも食品交換人にもお勧めです。

欲しいぞって方はお近くのLOFTかこちらまで。

  


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プロフィール

カステーラ

Author:カステーラ
東京都在住、61歳。
2007年2月、糖尿病発症。
現在、服薬なしでカーボカウンティングという食事療法を実践中。
「カーボカウントってなに?」という方は、まずこちらから。

ヘモグロビンA1c(体重・BMI)推移
2007年2月:9.3%(64kg・22.9)
2007年3月:7.5%(62kg・22.2)
2007年4月:6.0%(60kg・21.5)
2007年5月:5.3%(58kg・20.8)
2007年6月:4.8%(57kg・20.4)
2007年7月:5.1%(57kg・20.4)
2007年8月:4.8%(57kg・20.4)
2007年9月:5.0%(58kg・20.8)
2007年10月:5.0%(57kg・20.4)
2008年1月:5.3%(56kg・20.1)
2008年5月:5.2%(56kg・20.1)
2008年7月:5.3%(55kg・19.7)
2008年10月:5.2%(58kg・20.8)
2009年1月:5.2%(58kg・20.8)
2010年7月:5.4%(58kg・20.8)





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