久しぶりの赤飯
糖尿病になる前はもち米が大好きでした。おはぎには目がなかったし、赤飯やおこわも大好物。あんな炭水化物の塊をパクパクと食べていたんですから、すい臓が悲鳴を上げるのも当然です。
もちろん糖尿病になってからはもち米の類はほとんど口にしていませんでしたが、先日、娘の誕生日に赤飯をもらったので、調査捕食の名目でいただきました。
食べた量は150g。カーボ量にして64g。赤飯の量としては少ないです。昔はたぶん一回で300gは食べていたはずです。
通常の夕食から2時間半が経過し、血糖値が102mg/dlになったのを確認して捕食開始。1時間後が162mg/dlでした。カーボ64gを摂ったにしては優秀だなと思っていたら、2時間後たってもまだ157mg/dl。下がりが遅いなと思いつつ、3時間後はまた少し上がって164mg/dl。
3時間後のこの高血糖はかつてない事態です。ちょっと運動すれば下がるのは分かっていますが、実験なのでひたすら我慢です。4時間後、ようやく132mg/dlまで下がったのを確認して眠りに就くことができました。
私の場合、炭水化物中心の食事だと、1時間でがーっと上がって、2時間後にはだいぶ下がり、3時間ではむしろ低血糖ぎみになるのが通常のパターンです。もち米は腹持ちがいいといわれますが、これだけ高血糖が続くのはちょっと異常です。
ということで、翌朝、追加実験です。前日と同じ赤飯をやはり150g。食前の血糖値は116mg/dlでした。
1時間後、キターーって感じの222mg/dlでした。これだけの高血糖は久しぶりです。しかし、2時間後には113mg/dlとほぼ平常値に下がり、3時間後には86mg/dlと私にしてはむしろ低血糖気味な値になりました。これが私の典型的な炭水化物オンリー食の血糖推移です。
まったく同じものを食べ、なぜ前夜だらだらと高血糖が続き、翌朝は急上昇・急降下になったか。私なりの原因分析です。
まず、前夜は夕食後2時間半の捕食でした。私の場合、インスリンの遅延分泌があるので、この時点で、夕食時に追加分泌を命令されたすい臓はまだ一生懸命インスリンを分泌していたものと思われます。だから、炭水化物だけをいきなり65gとっても、162mg/dlという値に抑えらました。しかし夕食時、すでに50gほどのカーボを摂っていたので、インスリンのストックが底をついており、さらなる追加分泌が間に合わずに高血糖が3時間も続いたということでしょう。
ところが翌朝の場合、私のすい臓は完全に休養状態にありました。そこへいきなりカーボ65gがやってきたので、ベータ細胞もビックリ。すぐにインスリンの追加分泌を始めるものの、ブドウ糖の急激な吸収には間に合わず、血糖値は急上昇。しかし、1時間後にようやく先発隊が到着して血糖値も一段落。2時間後には後発隊までやってきてむしろ血糖値を下げすぎてしまったと。
もちろん、これは単なる素人の推測ですが、1年以上も毎日毎日血糖値を測り続けていると、自分のすい臓の思考回路や、行動パターンはだいたい分かって来るものです。人よりはかなり愚図でのろ間なすい臓だけど、その気持ちや性格を理解ししながら、なんとかうまく付き合っています。
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