お久しぶりです
気がつけば、2週間ぶりの更新です。先月末、ちょっとバタバタしたらすっかり更新の意欲が失せてしまいました。まあ夏なので、ぼちぼちと頑張ります。
今日、月に1度の診察がありました。先月、ちょっと上がったヘモグロビンA1cもまた4.8%に戻りました。体重維持のため、炭水化物をだいぶ増やしたつもりだったのですが、それでも4%台を維持できたということは、やはり先月は風邪の影響が大きかったのかもしれません。
これ以上体重を落とさないためには炭水化物の摂取を増やすしかないという私の考えは、先生も理解してくれました。
「もうお気づきのようですが、炭水化物を摂らなければどんどん痩せますし、炭水化物を多く摂ればどんどん太ります。太るか痩せるかは炭水化物の量で決まるんですね」
はっきりこう言い切れる医者って、そう多くない気がします。多くの患者にカーボカウンティングを指導してきて、その結果を目の当たりにしているからこその結論なのでしょう。
話のついでにまた、カーボ過剰摂取時の緊急避難用として、即効性の血糖降下剤を服用するのはどうかと聞いてみました。先生の答えははっきり「ノー」でした。
理由は、薬による血糖降下作用はそれほど大きなものではないこと。また、肝臓等への副作用は決して無視できるものではなく、その悪影響を考えればむしろ血糖値が少し上がるくらいの方がましだということ。「そこまでして血糖値を下げようというのは邪道です」と笑われてしましました。
今の先生のいいところは、権威主義的な態度がまったくなく、こういう話が普通にできるところです。そういうところも、患者の治療実績に確実に反映すると思います。
「同病相楽しむ会」のお知らせ
最近、このブログにカミングアウトしてくれた、フランス仕込みのオシャレなダイアビーティック・まやさんが日本に里帰りしてるということで、この機会にお会いしようということになりました。
せっかくなので、この際、ミニオフ会みたいなことでもいいかなと思っているのですが、参加してみたいという方はいらっしゃるでしょうか?
今のところ8月24日の夜7時頃、渋谷の豆腐料理屋でということになっていますが、参加希望者の都合に合わせて、多少の変更は可能です。
日本が世界に誇る理想の糖尿病食、豆腐を堪能しながら、糖尿武勇伝、血糖値自慢に花を咲かせませんか?
SMBGのストレス
世の中には患者の血糖自己測定を好ましく思わない医者もいるようです。「かえってストレスになるから」というのが表向きの理由ですが、「患者はいらんこと考えずに医者の言うとおりにしておけ」って気持ちもあるのかもしれません。
私自身、血糖値を測ることをストレスと感じたことは一度もありません。まあ、1枚百数十円するチップ代がストレスといえばストレスですが。それよりは、食事や運動による血糖値の変化を知るほうが、はるかに心の安定材料になります。
しかし考えてみれば、「血糖値の上昇はカロリーによる」と教えられている患者にとって、血糖値の測定は相当なストレスになるのかもしれません。
たとえば、お昼にハンバーグ定食(800kcla)を食べたとします。1時間後の血糖値200に青くなりながら、やっぱこんなにカロリーの高いもの食べたらだめだよなぁ、と反省します。
翌日は、焼き魚定食(500kcla)にしてみました。しかし、1時間後の血糖値は昨日よりもさらに高い230と出ました。やりきれない気持ちと同時に、糖尿病になってしまった悲しみがこみ上げてきます。
次の日はざるそばとおにぎり一個(360kcla)で我慢です。こんどこそ大丈夫だろうと測った血糖値は250でした。馬鹿にするのもいい加減にしろと血糖測定器を思わず床にたたきつけてしまいました。
でも、カーボカウンターならこうです。
まず、ハンバーグ定食(カーボ量80g)。普通なら200をはるかに超えるカーボ量だけど、ハンバーグの脂肪が炭水化物の吸収を遅らせるから、1時間値は200そこそこかな。 ピンポーン
続いて、焼き魚定食(カーボ量80g)。これだけご飯を食べたら、200はどうしても超えちゃうでしょう。 ピンポーン
最後に、ざるそば+おにぎり(カーボ量100g)。はい解ってます。とんでもないことしてしまいました。膵臓さんごめんなさい。 ドッカーン
もう、こうなるとストレスどころか、血糖値を測るのが面白くてしょうがないですね。
ただ、最初の頃は1日5回~10回も測っていた血糖値ですが、最近はせいぜい2・3回、場合によってはまったく測らない日も出てきました。糖尿病の楽しみがひとつなくなってしまったような淋しさがありますね。
豆腐尽くしの夜
金曜日の夜、まやさんとYCATさんにお会いしてきました。場所は渋谷の豆腐料理店。豆腐料理なんていうとジジババの食べ物って雰囲気があるけど、なんのなんの、店は若い女の子でごった返していました。もしや、こんなところにもローカーボブームが。
DM歴4年のYCATさんと、まだ1ケ月のまやさん、そしてようやく半年目を迎えた私カステーラ。それぞれの経験と知識と不安と希望を交錯させながら、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
ビックリしたのはYCATさんは計量スケール持ち込みで、口にしたすべての重量を測っていた点。もちろん、食前と食後の血糖値も計っていました。ご自身のブログにあるあの膨大なデータも、こうやって構築されていたんですね。
豆腐料理とその後の喫茶店を含めて、4時間もお話したでしょうか。会話支配率からいうと、まやさん50%、YCATさん40%、カステーラ10%だったけど、こんな風に人体の不思議だけをネタにしゃべり倒すってのもなかなか楽しい経験でした。また機会があったらぜひ!
朝昼夜の耐糖能
YCATさんのブログのコメントで、朝と昼との耐糖能の差が話題になっていました。knacheさんは朝食後の血糖値だけが抜きん出て低いというのです。私も気になったので、過去1ケ月の朝食後、昼食後、夕食後の1時間値の平均を出してみました。
その結果、こんな風になりました。
朝食後:157mg/dl(サンプル数17)
昼食後:149mg/dl(サンプル数6)
夕食後:143mg/dl(サンプル数22)
カーボ量とか食後の運動量の違いもあるので、一概に比較することは出来ませんが、大まかな傾向はつかめると思います。
こうしてみると、朝食後の血糖値が一番高いようですが、これはインスリンの分泌というより、食前の血糖値がそもそも高いことが影響しているように思います。私の場合、起床時の血糖値は常に110前後ありますが、昼食や夕食の食前血糖値はたいてい100を切っているからです。
朝と昼と夜の耐糖能の違い、ちょっと気になるので近いうちにきちんとした実験をしてみたいと思います。
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