10月の定期検査
近所のかかりつけ医で、3か月ぶりに血液検査をしてきました。
空腹時血糖値=118mg/dl
ヘモグロビンA1c=5.2%
病院で測る空腹時血糖値が基準値を超えたのは糖尿病発症当初以来かもしれません。理由はなんとなく判っています。
実は7月に血液検査をした時、体重は55kgを下回っていました。いくら療養のためとはいえ、BMI20を切るっていうのは気分的にもいいもんじゃありません。医者に相談したところ、体重はもうちょっと増やした方がいいということだったので、とりあえず食事制限のタガを緩めてみることにしました。
この3ヶ月間、カーボのカウントはしていましたが、制限はほとんどしませんでした。カロリーに占めるカーボの割合はたぶん50%ぐらいだったと思います。体重もあっという間に3kg増えました。
気がかりだったのはヘモグロビンA1cがどうなるかだったのですが、むしろ減っています。そのかわり、空腹時血糖値にしわ寄せが来ました。そいう言えば、今年の春もハイカーボ化で起床時の血糖値が上がったことがありました。少なくとも私の場合、ハイカーボはA1cより空腹時に影響してくるようです。
3ヶ月の間、カーボを普通に摂ってみてわかったのは、体重の増減はカーボ量の増減で簡単にできるということです。
炭水化物を抑えた脂肪中心の食事はそうそう量をたくさん食べることができないうえに、なかなかお腹が空きません。一方、炭水化物中心の食事はいくらでも入りますし、すぐにお腹が空きます。
ハイカーボ食は常に空腹のままどんどん体重が増えていく感じ。ローカーボ食は常に満腹のままどんどん体重が減っていく感じです。
体重管理にしても、血糖管理にしても、鍵となるのはやっぱり炭水化物ってことを改めて認識させられました。
お久しぶりです
同じ糖尿ブログ(?)を運営しているknacheさんが上京されるということで、オフ会に呼んでいただきました。
knacheさんとはこのブログの発足当初からのお付き合い。実は最初のコメントをくれたのも彼女で、ぜひお会いしたい方の一人でした。会ってみた印象は……、糖尿病というイメージから大きくかけ離れた、とてもチャーミングな女性でした。
カーボカウンターの特徴なのでしょうか、今回お会いした6人は皆さんスリムで若々しい印象の方ばかり。たぶん周りの人が見たら誰も糖尿病患者の集まりとは思わないでしょう。
そんな感じの6人が向かったのは、西麻布のオシャレなイタリアンレストラン。いただいた料理は、特別にアレンジしてもらったローカーボ・コース。牡蠣やら鴨やら子羊やらをたっぷり食べて、食後の血糖値はわずか97mg/dでした。カーボはほとんどゼロなのでこんなもんでしょう。

* * *
さて、3ヶ月以上も放ったらかしだったブログですが、今日集まった方から「失明でもして更新ができないのかと思った」と言われ大笑い。実際はまったく逆で、糖尿病患者としてのネタがなかったというのが本当のところです。
実を言うとこの数ヶ月、ほとんどカーボの制限はしていません。理由は体重があまりにも減りすぎてしまったこと。せめて58kgぐらいは維持したいということで、血糖値にはしばらく目をつむる覚悟でカーボ増量作戦を決行しました。
ラーメンも寿司もパスタもピザも一切躊躇することなく口にし、夕食も普通にご飯(白米)を食べていたら、55kgを切った体重も2ヶ月で58kgに回復しました。
恐らく現在、カロリー比に占めるカーボの割合は50%ほどだと思いますが、食後の血糖値はほとんど問題ないレベルに抑えられていますし、直近のヘモグロビンA1cも5.3%でした。血糖値と相談しながらカーボ量をコントロールする、これぞカーボカウントですね。
カーボ(糖質)量を闇雲に制限する「糖質制限食」と、食後の血糖値を見ながら自分に合ったカーボ量を見極める「カーボカウント」とは基本的に別物だと思っています。その辺の詳しいことについてはいずれまた記事にしたいと思っていますが、いつになることやら。
4年前の血糖値
本棚を整理していたら、50歳の時にやった節目検診の結果が出てきました。平成16年の9月とあるので、4年前のものです。
まず、目に付くのは総コレステロールの「294」。善玉のHDLは「50」と基準値に入っているものの、悪玉のLDLは「208」もあります。この値が尋常でないのは当時も認識していました。
問題の空腹時血糖値は「116mg/dl」、ヘモグロビンA1cは「5.6%」でした。
判定は「要受診」とあったので、この結果を持ってかかりつけの医者に行ったのですが、コレステロールを下げる薬は出されたものの、血糖値については何も言われませんでした。
もしこの時点で、今と同じくらいの知識と危機感があったら、糖尿病になどならずに済んだかもしれないと思うと悔しくてなりません。
もし今の私が4年前の私にアドバイスできるとしたら、こう言ってやりたいです。
「普通の健康の人の空腹時血糖値というのは、大体80台からせいぜい90台に保たれているものです。それが一晩寝て起きて116もあるというのは、インスリンの分泌が不足しているか、インスリンが効きにくい状態になっていることは間違いありません。
ヘモグロビンA1cは最近1〜2ヶ月の血糖値の平均を表すものですが、これも健康な人はきっちり4%台に収まっています。それが5.6%もあるというのは食後の血糖値が一時的に200ぐらいにまで上がっている可能性があります。普通に健康な膵臓を持つ人は、食後の血糖値が140をこえることはほとんどありません。
今はまだ糖尿病という名前が付くレベルではないですが、このままでは間違いなく糖尿病になりますし、糖尿病になると一生治癒することはありません。ガンでいえば、今はまだ手術で十分治る、ごく初期の段階です。どうかこの時期を逃さずに治療に専念してください。
治療の方法は食事と運動です。その治療効果を判定するためにも、まずは血糖測定器を買ってください。そして、食後2時間の値を測ってください。もし、140を超えていたらそれは食事の炭水化物が多すぎたということです。食後2時間で140を超えない炭水化物量を自分で把握してください。
運動は血糖値をリアルタイムで下げますから、食後の血糖値が高そうだなと思ったら、体を動かして下げるようにしてください。20〜30分程度のウォーキングでもいいですが、5〜10分程度の筋トレでも十分効果があります。
食後に限らず、運動で筋肉に刺激を与えることはインスリンの利きを良くしますから、有酸素運動と筋肉負荷運動を習慣づけることはとても大事です。
あと一つ、現在BMIは22と問題ありませんが、20代の頃と比べると10kgは太っていますよね。それが全部お腹に付いて、インスリンの利きを悪くしています。とりあえず、体重をあと3kg落してください。そのためにも過食、特に炭水化物の摂り過ぎには十分気をつけてください」
4年前、こんなことを言ってくれる医者に出会う可能性って、ほとんどなかったんでしょうね。
すずらんさん里帰りオフ
アメリカはボストンのジョスリン・クリニックで糖尿病治療を受けるすずらんさんが、日本へ里帰りするというので、YCATさんがオフ会を計画してくれました。
すずらんさんは、10代にして2型糖尿病を発症。アメリカ人と結婚後、ボストンにわたってカーボカウンティングと出会います。今まで、食品交換表によるカロリー制限がすべてだった彼女にとって、カーボカウントという発想はまさに画期的で、これまでいったい何をやってたんだろうという思いにとらわれたそうです。
私も糖尿病を発症後、手探りでカーボカウントに関する情報を集めたものですが、1日のカーボ量など、彼女のサイトからはほんとうにいろんなことを教えられました。
昨日のオフ会に集まったのは、すずらんさんの他に、「奥のちょここ道」を運営するちょここさん、私のブログに時々コメントくれていたトキコさん、そして幹事のYCATさんと私カステーラです。
場所は、まやさんとのオフ会でも使った豆腐料理専門店「空ノ庭」。ローカボな(はずの)豆腐料理をコースで食しながら、3時間ばかり糖尿談義に花を咲かせました。
食事が始まって2時間、みんな一斉に血糖測定器を取り出して、血糖値を測り始めたのはDMオフならではの光景でした。この時点で口にしたカーボはてんぷらの衣と干し柿ぐらいなもので、私の血糖値は117と至って正常でしたが、中にはけっこう高い人もいて、糖尿の大変さを思い知らされました。
ということで、昨日お集まりいただいた皆さん、楽しい時間をありがとうございました。
近況報告
しばらく英文サイトの翻訳が続いたので、今日は私自身の近況を報告しようと思います。
今年の2月に糖尿病が発覚して以来、ずっと1ヶ月に1度の割りで通院していましたが、この10月の診察を最後に定期的な通院はしないことにしました。これからは3ヶ月に1度くらい、血液検査だけしてもらおうと思っています。まあ、そのくらい血糖値は安定しているということです。
炭水化物の制限をしてして以来、ずっと110前後で推移してきた起床時の血糖値も、最近は100を切ることが多くなってきました。朝一番の血糖値が80台とか90台っていうのは、実に気分のいいものです。
食後1時間の血糖値も、最近は140を超えることはほとんどありません。1回の食事のカーボ量は大体50g前後。その程度の食事には余裕で対応できるだけの体になってきたようです。
運動は仕事帰りに一駅分歩くようにしているのと、たまのゴルフぐらい。あと、夕食後にスクワット30回、腕立て伏せ30回、上体起こし10回の筋トレセットを必ずやっています。
血糖値の測定回数も最近はめっきり少なくなって、1日平均2〜3回です。測定器に表示される過去一週間の平均血糖値は、現在106になっています。空腹時よりは食後のピークに測るほうが多いので、本当の平均は100を切っているのではないかと思います。
今年の2月の時点では空腹時血糖値250、ヘモグロビンA1c9.2%だったことを考えると、夢のような回復です。たぶん今、ブドウ糖負荷試験をやったら境界型にもならないんじゃないかという気がします。
わずか10ヶ月でここまでの状態になれたのは、食事の炭水化物量をコントロールすることで、食後の血糖値を低く抑える努力をしてきたからだと信じています。言い換えれば、食品交換表によるカロリー制限ではここまでの回復は絶対なかっただろうと思います。
こんなに楽で、分かりやすくて、効果のある方法を、なぜ日本の糖尿病学会は認めようとしないのでしょうか。無知なのか、意地なのか、それとも利権がらみなのか、真実を知りたいです。
この一週間の平均血糖値です。そうそう、測定器が新しくなりました。その話はいずれまた。
9月の結果
土砂降りの雨の中、月に1度の診察に行ってきました。
空腹時血糖値:105、ヘモグロビンA1c:5.0%。先月に比べて、どちらもわずかに上昇しています。実は先月の中頃あたりから、起床時の血糖値がずっと120台で推移していました。それまで半年間は一貫して110前後だったので、突然、10以上の上昇です。
そのことを主治医に話すと、「すい臓の機能が少し落ちてますね」とのこと。おそらくインスリンの基礎分泌が低下しているのでしょう。だからといってどうすることも出来ないので、このまま様子をみるしかありません。
今月は少し体重を増やそうとカーボ制限を緩めたので、その影響があるのかもしれません。結局は、ぎすぎすした4%台か、ふっくらした5%台かという選択になるのでしょうが、私としては今のところは後者を選択しています。
ところで、今日は病院でちょっとした実験をしてみました。病院での採血の後、待合室で自己血糖測定をしてみたのです。その結果、病院での血糖値は105、自己測定での血糖値は118、なんと13もの差が出たのです。
通常、静脈の血糖値は指先の血糖値の20分遅れの数値になると言われています。朝の時点で血糖値は間違いなく降下傾向にあったはずなので、指先の血糖値のほうがむしろ低くなっていなければならないはずです。
そのことを主治医に話したら、「あ、フリースタイルはだいたいそのくらい高くなりますよ、アメリカ製ですから」とあっさり言われてしまいました。
前からなんとなくそんな気はしていたのですが、はっきり断言されてしまうと、なんかすごく損をしてきたような気がします。考えてみれば、ヘモグロビンA1c5%の平均血糖値は90と言われていますが、私の場合、空腹時の血糖値がやっと90程度なので、平均はそれよりは高いはず。でも、いつもの血糖値からマイナス10と考えればなんとなく納得です。
HbA1c 平均血糖値
5% 90mg/dl
6% 120mg/dl
7% 150mg/dl
8% 180mg/dl
お久しぶりです
気がつけば、2週間ぶりの更新です。先月末、ちょっとバタバタしたらすっかり更新の意欲が失せてしまいました。まあ夏なので、ぼちぼちと頑張ります。
今日、月に1度の診察がありました。先月、ちょっと上がったヘモグロビンA1cもまた4.8%に戻りました。体重維持のため、炭水化物をだいぶ増やしたつもりだったのですが、それでも4%台を維持できたということは、やはり先月は風邪の影響が大きかったのかもしれません。
これ以上体重を落とさないためには炭水化物の摂取を増やすしかないという私の考えは、先生も理解してくれました。
「もうお気づきのようですが、炭水化物を摂らなければどんどん痩せますし、炭水化物を多く摂ればどんどん太ります。太るか痩せるかは炭水化物の量で決まるんですね」
はっきりこう言い切れる医者って、そう多くない気がします。多くの患者にカーボカウンティングを指導してきて、その結果を目の当たりにしているからこその結論なのでしょう。
話のついでにまた、カーボ過剰摂取時の緊急避難用として、即効性の血糖降下剤を服用するのはどうかと聞いてみました。先生の答えははっきり「ノー」でした。
理由は、薬による血糖降下作用はそれほど大きなものではないこと。また、肝臓等への副作用は決して無視できるものではなく、その悪影響を考えればむしろ血糖値が少し上がるくらいの方がましだということ。「そこまでして血糖値を下げようというのは邪道です」と笑われてしましました。
今の先生のいいところは、権威主義的な態度がまったくなく、こういう話が普通にできるところです。そういうところも、患者の治療実績に確実に反映すると思います。
内臓脂肪レベル
毎朝起きると、まず血圧、血糖値、そして体組成を測ります。
血圧はたいてい上が110台、下が70台。血糖値は110前後で安定しています。体組成計はやたら細かいデータを提示してくれますが、チェックしてるのは体重、体脂肪率、内臓脂肪レベルです。
私の使ってるオムロンの体組成計の場合、内臓脂肪レベルの「1」はCTスキャンに映る内臓脂肪面積の10cm2に相当します。つまり内臓脂肪レベル「10」だと、内臓脂肪面積は100cm2ということです。この100cm2を超えると内臓脂肪肥満ということで要注意となります。
今年の3月、体組成計を買った時の内臓脂肪レベルは「8」でした。しばらくして「7」に下がり、「6」に下がり、数日前とうとう「5」になりました。
「9」以下であれば標準とされるので、もうそろそろこんなもんでいいかなとも思うんだけど、内蔵脂肪なんて少なければ少ないほど、インスリンの抵抗性も減るのかな?
ヘモグロビンA1cの目標値
月に1度の検診に行ってきました。空腹時血糖値は86mg/dl、ヘモグロビンA1cは5.1%でした。先月から体重維持のためにカーボ量を増やしたこと、また10日前からの風邪で高血糖が続いた事を考慮すれば、5.1%は想定の範囲内でした。
先生に「これからは5%台前半を目指してコントロールしていこうと思うのですが」というと、意外な答えが返ってきました。
「いやいや、長期的な合併症のリスクを考えれば、A1cは低ければ低いほどいいんです。5%台なんていわずに、ぜひ4%台を維持してください」
最初に診てもらったかかりつけの医者は「6%台の前半で大丈夫」という話だったので、それと比べたら大きな違いです。やはり専門医だけあって、合併症の恐さをよく知っているのでしょう。
一般的に糖尿病患者の場合、ヘモグロビンA1cの目標値は6.5%以下とされることが多く、5.8%以下なら正常と言われています。しかし、バーンスタイン医師によれば、本当に正常な人のA1cはきっちり4.2%〜4.6%に収まっているそうで、5%台というのは本来、正常でもなんでもないんですよね。
A1cの問題点は、食後の短時間の高血糖が十分に反映されないことです。だから、たとえA1cの値が低くても、食後1〜2時間は200を超えるような血糖値になっている可能性はあり、その場合、血管や組織は繰り返しダメージを受けていることになります。
昔は病院で時々測る随時血糖値が病状の判定材料でした。今はA1cという平均血糖値が便利に使われています。しかしこれからは、血糖自己測定による食後最高値の把握が重要になってくるものと思われます。
よく言われるのは食後のピークを200以下にということですが、それじゃまだまだ甘いです。私は160以下に収まるように心がけていますし、理想は140以下と思っています。だって普通の人はその値にきっちり収まってるわけですから。












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