カーボカウントな日々

血糖値を上げるのは炭水化物(カーボ)です。炭水化物さえ摂らなければ血糖値はほとんど上がりません。 今、世界の糖尿病治療は、食事の炭水化物をコントロールするカーボカウンティングが主流となっています。

SMBGのストレス

2007 - 08/23 [Thu] - 00:05

世の中には患者の血糖自己測定を好ましく思わない医者もいるようです。「かえってストレスになるから」というのが表向きの理由ですが、「患者はいらんこと考えずに医者の言うとおりにしておけ」って気持ちもあるのかもしれません。

私自身、血糖値を測ることをストレスと感じたことは一度もありません。まあ、1枚百数十円するチップ代がストレスといえばストレスですが。それよりは、食事や運動による血糖値の変化を知るほうが、はるかに心の安定材料になります。

しかし考えてみれば、「血糖値の上昇はカロリーによる」と教えられている患者にとって、血糖値の測定は相当なストレスになるのかもしれません。

たとえば、お昼にハンバーグ定食(800kcla)を食べたとします。1時間後の血糖値200に青くなりながら、やっぱこんなにカロリーの高いもの食べたらだめだよなぁ、と反省します。

翌日は、焼き魚定食(500kcla)にしてみました。しかし、1時間後の血糖値は昨日よりもさらに高い230と出ました。やりきれない気持ちと同時に、糖尿病になってしまった悲しみがこみ上げてきます。

次の日はざるそばとおにぎり一個(360kcla)で我慢です。こんどこそ大丈夫だろうと測った血糖値は250でした。馬鹿にするのもいい加減にしろと血糖測定器を思わず床にたたきつけてしまいました。

でも、カーボカウンターならこうです。

まず、ハンバーグ定食(カーボ量80g)。普通なら200をはるかに超えるカーボ量だけど、ハンバーグの脂肪が炭水化物の吸収を遅らせるから、1時間値は200そこそこかな。 ピンポーン

続いて、焼き魚定食(カーボ量80g)。これだけご飯を食べたら、200はどうしても超えちゃうでしょう。 ピンポーン

最後に、ざるそば+おにぎり(カーボ量100g)。はい解ってます。とんでもないことしてしまいました。膵臓さんごめんなさい。 ドッカーン

もう、こうなるとストレスどころか、血糖値を測るのが面白くてしょうがないですね。

ただ、最初の頃は1日5回~10回も測っていた血糖値ですが、最近はせいぜい2・3回、場合によってはまったく測らない日も出てきました。糖尿病の楽しみがひとつなくなってしまったような淋しさがありますね。

血糖測定器比較

2007 - 12/17 [Mon] - 01:22

糖尿病を発症して、最初に買った血糖測定器がニプロの「フリー・スタイル」でした。とにかく計量コンパクトで、計測時間も早い。しかも採血量が少なくて済み、指先以外からの採血もOKというのが売りです。

最初の頃は穿刺の際の痛みが少ない腕から採血してみたりもしましたが、とにかく血の出が悪くて、力任せに絞り出したりするとすぐに青アザになります。ということで、スリースタイルではたいていいつも手の平から採血してました。指先よりも手の平の方が痛みはありません。

ところが、このフリー・スタイル、どうも血糖値が高く表示されるような気がしてきました。病院での同時測定ではたいてい10は高くなります。主治医に聞いたら、フリー・スタイルはやはり高く表示される傾向があるとか。

ということで、新たに買いなおしたのが「アキュチェック・アビバ」という機種。センサーの接点に金を使っているので正確性には定評があるということでした。

まったく同じ血液を使って、フリー・スタイルとアキュチェック・アビバの比較を何回かやってみました。やはり全体的にはフリー・スタイルのほうが高く出る傾向がありますが、場合によってはアキュチェック・アビバのほうが高いときもあり、必ずしも一定しないようです。たぶん、センサーチップ個々の感度のばらつきもあるでしょうし、このあたりが簡易測定器の限界なのでしょう。

センサーがいくぶん安いこともあって、今はもっぱらアキュチェック・アビバを使用しています。本体はフリースタイルより一回り大型ですが、このくらいのサイズのほうがむしろ扱いやすいような気がします。

また、メモリー機能はアキュチェック・アビバのほうがはるかに充実しているので、過去のデータを振り返るには便利です。

穿刺器もアキュチェック・アビバの物はリボルバーのように6連式になっているので、針をいちいち換える手間が省けるというメリットがあります。これもなかなか便利です。

わたしはたまたま、フリー・スタイルとアキュチェック・アビバを購入しましたが、ほかにもいろんな測定器が出回っています。比較的新しい機種の中からめぼしいものをピックアップし、特徴を比べてみました。

■アセシンア ブリオ 
初回セット:10,500円(センサー30枚付) センサー単価:96円
測定時間:10秒、採血量:3.0μL、記憶回数;10回、重量:64g
初期費用、ランニングコストとも最も安価。一回の採血量はフリースタイルの10倍必要。


■アキュチェック アビバ 
初回セット:16,222円(センサー25枚付) センサー単価:145円
測定時間:5秒、採血量:0.6μL、記憶回数;500回、重量:60g
センサー端子に金を使用。センサーも割安。過去500回分のデータを記憶し、PCとの連動も可。


■ニプロ フリースタイル 
初回セット:14,700円(センサー25枚付) センサー単価:164円
測定時間:5秒、採血量:0.3μL、記憶回数;250回、重量:40g
採血量は一回当たり0.3μLと最少。小型軽量が売りで、測定時間も5秒と短い。


■メディセーフ ミニ 
初回セット:16,065円(センサー25枚付) センサー単価:143円
測定時間:10秒、採血量:1.2μL、記憶回数;150回、重量:45g
採血量が1.2μLと比較的多めで、測定時間も10秒と長いが、センサーは比較的割安。


■プレシジョンエクシード 
初回セット:11,800円(センサー25枚付) センサー単価:164円
測定時間:5秒、採血量:0.6μL、記憶回数;450回、重量:42g
価格も含めてすべてにバランスがとれた製品。センサー代はどちらかというと割高。


■ワンタッチ ウルトラ 
初回セット:14,175円(センサー50枚付) センサー単価:168円
測定時間:5秒、採血量:1.0μL、記憶回数;150回、重量:42.5g
センサー代は最も割高で、採血量もやや多め。


(価格は比較のために楽天の中から最安値を選んだつもりですが、ネットの最安値というわけではありません)

血糖測定器比較~その2

2007 - 12/22 [Sat] - 23:25

久しぶりにまたフリースタイルとアビバの測定結果を比較してみました。

夕食に食べたのは生協のデミグラスソースハンバーグ(カーボ18g)、ライス(カーボ57g)、豆腐とワカメの味噌汁(カーボ5g)、ブロッコリーとトマト(カーボ5g)。カーボ量の総計は85g。普段はご飯は100gまでと決めているのですが、今回は高めの血糖値で両測定器の違いを見るために、150gに増量してみました。

食後1時間の値はフリースタイル140に対して、アビバが141。まったくといっていいほど違いはありません。もちろん、多めに絞り出したまったく同じ血液を使っています。

hikaku1.jpg


食後2時間の値はフリースタイル126に対して、アビバが123。これまたほぼ同じ値です。今回の結果に関してだけ言えば、どちらかの測定値が高く表示される、というようなことはないようです。

hikaku2.jpg


一般的に血糖値は動脈血のほうが静脈血より高いと言われています。あるデータによれば、空腹時では動脈血のほうが10mg/dlほど、また血糖上昇時では20mg/dlほど高くなるとのこと。指先の毛細血管は動脈の終わりであり、静脈の始まりなのでその半分くらいになるようです。

ですから、病院での数値と自己測定の数値は5~10mg/dlくらいの差があっても当然なのですが、メーカーによってはそのあたりの誤差を補正しているところもあると聞いたので、アビバの販売元であるロッシュに電話で問い合わせて見ました。

その結果、アビバに関しては静脈血との違いを補正したりはせず、あくまでも正しい血糖値を表示しているとこことでした。ただし、これは聞きそびれましたが、全血血糖値を血漿血糖値には補正しているはずです。

それにしても、カーボ85gで食後1時間が約140mg/dl、2時間が約120mg/dl、病院で測ればもうちょっと低いことを考えれば、けっこういい感じに回復してるのかなという気がします。

家族揃って血糖測定

2008 - 01/03 [Thu] - 17:18

正月、私の家族と両親、それに妹家族が一同に集まりました。正月料理の中でもおせちは比較的ローカーボのものが多いのですが、問題があるとしたら雑煮です。

ということで、家族全員、雑煮を食べた1時間後の血糖値を測ってみました。ちなにみ、具やだしのカーボはほとんどゼロ、餅は一切れあたりカーボ量約30gと推定されます。

A:53歳・男(餅2切れ)⇒137mg/dl
B:45歳・女(餅3切れ)⇒151mg/dl
C:15歳・女(餅3切れ)⇒122mg/dl

D:49歳・男(餅4切れ)⇒218mg/dl
E:46歳・女(餅2切れ)⇒154mg/dl
F:21歳・男(餅4切れ)⇒141mg/dl
G:17歳・男(餅4切れ)⇒136mg/dl

H:79歳・男(餅3切れ)⇒227mg/dl
I :78歳・女(餅2切れ)⇒171mg/dl

は私です。餅2切れ(カーボ60g)に抑えたのが功を奏して、成人の中では一番優秀な結果となっています。

は私の妻。糖尿病ではありませんが、先日の人間ドックではヘモグロビンA1cが5.0%だったので、私とほぼ同じ血糖レベルにあると言っていいでしょう。

は私の娘。さすが若いだけあって、カーボ90gで120台はご立派。

は私の義理の弟。随時血糖が200を超えていますから、糖尿病の疑いが濃厚です。健康診断でも血糖値が高目だと言われたことがあるそうです。

は私の妹。以前、食後血糖値が200を超えたことがあり、その後、意識してローカーボダイエットに励んでいますが、やはりまだちょっと高めです。

は私の甥。二人ともカーボ120gですから、まあこんなもんでしょう。

は私の父。これまで血糖値を指摘されたことは一度もなく、時々測る食後血糖値もまったく問題なかったのですが、今回はなぜか200超。80近い老人の耐糖能っていうのはこんなものなのかも知れません。

は私の母。糖尿病歴30年のベテランです。現在、1日2回のインスリン注射をしていますが、カーボ60gの食後1時間でこのレベルなら、まあまあでしょう。


この中で、糖尿病の診断が下っているのは私と私の母の二人だけですが、それ以外にも200超が二人もいたことに驚いてしまいました。空腹時血糖値やヘモグロビンA1cは正常でも、食後200を超えるような高血糖を示す人っていうのは、結構多いのかもしれません。

ちなみに今回血糖値を測った9人は全員、BMI18~20のどちらかといえば痩せ型です。

A1c急上昇

2008 - 01/19 [Sat] - 01:19

去年の10月以来放ったらかしになっていた血液検査を、近所の掛かり付けの医院でやってきました。ヘモグロビンA1cが5.3%になってました。

私は5.3%でも問題はないと思ってるし、できればこのあたりの数値で手を打ちたいのですが、この3か月でなぜ0.3%上昇したかについては、どうしても興味がわいてしまいます。考えられる原因を検証してみます。

季節による変動
よく言われるのは、A1cには季節変動があるということ。一般的には夏より冬の方が血糖値は上がりやすいようです。春から夏にかけては4.8%~5.0%を維持していたことを考えると、可能性はあります。

測定器の誤差
4.8%~5.0%は個人の糖尿病専門医のところで測ったもので、その場で結果が判ります。一方、今回の5.3%は近くのかかりつけ医で測ったもので、判定はラボで行われます。私は以前から、専門医のA1cはちょと低すぎるかなという気はしていました。個人病院で判定するA1cには、限界があるってことなのかもしれません。

測定方式の違い
現在、A1cにはいろんな測定法があって、たとえばアメリカ式と日本式では、アメリカ式の方が0.3%低く出るそうです。もしかしたら、専門医はアメリカ式で測定しているのかも知れません。ただし、そうだとしたら適正とされる範囲も0.3%ずれていないといけないはずですが、これはどちらも4.3%~5.8%で同じです。

炭水化物の摂りすぎ
これは完全に思い当たる節があります。春から夏にかけてはかなりシビアな糖質制限をしてましたが、最近は完全にゆるゆるです。ただし、自己測定の血糖値に関しては、あの頃より改善しているはずなので、もし、A1cが血糖値の平均を正しく示すのであれば、むしろ下がっていないとおかしいということになります。

ちなみに、A1cが4.8%だった8月と5.3%だった1月のそれぞれ前の月(7月と12月)の、起床時と夕食1時間後の血糖値の1か月分を平均してみました。

A1cと血糖値の平均

起床時血糖値も食後血糖値も、12月の方がはるかに改善しています。なのに0.5%も高い理由は何でしょう。はやり、機械の誤差でしょうか? それとも、定点測定的な血糖値には表れない、A1cマジックがあるのでしょうか?

平均血糖値の推移

2008 - 01/20 [Sun] - 00:29

昨日、ヘモグロビンA1cとの関連で、2ヵ月分の起床時と夕食後1時間の血糖値の平均を出してみましたが、どうせなら全部やってみようと、休日の今日、ひたすら電卓を叩きました。

初めて簡易血糖値測定器を買ったのが去年の2月15日。その日以降測ったすべての起床時血糖値と、食後1時間の血糖値の平均を、月別に集計してみました。

    bgavtable.gif

bgavgraph.gif


今回、血糖値を見直して改めて分かったことは、炭水化物を控えた翌日から、起床時血糖値は110台に下がり、以降1年間、ずっと同じレベルだということです。

食後1時間の血糖値が150前後まで下がるのに3ヶ月かかりましたが、それ以降はずっと安定しています。

こうやって見ると、起床時血糖値110台食後1時間の血糖値160以下というのが、ヘモグロビンA1c5%の目安になるのかもしれません。

ワインで空腹時血糖値は下がるか?

2008 - 02/04 [Mon] - 12:12

夕食時、150mlのワインを飲むと空腹時血糖値は3ヶ月で平均20ml/dlほど下がるという記事を見たのはちょうど1ヶ月前のことでした。以来1ヶ月間、ほぼ毎日夕食時にワインを飲んできました。

量は150mlのこともあれば300mlのこともありました。ごく稀には450mlってこともありましたが、それ以上の深酒はありません。

で、1ヶ月間の起床時血糖値の平均を、その前1ヶ月間の平均と比べてみました。

ワインを飲む前1か月の平均⇒105mg/dl
ワインを飲んでから1か月の平均⇒109mg/dl

低くなるどころか約4%の上昇です。まだ1ヶ月ですが、少なくとも私にはあまり効果はないようです。あの実験でも、A1cがもともと低い人は効果が期待できないとあったし。いずれにしても、あの実験どおりもう2ヶ月続けてみるつもりです。

朝食前の血糖値の平均を出したついでに、まやさんのブログにあった3点計測の平均も出してみました。ただし、まやさんが推奨する3点は朝食前、昼食後2時間、夕食前ですが、私の場合、昼食後のサンプルがほとんどないので、すべての食後の2時間値を平均しました。

朝食前⇒109mg/dl
食後2時間⇒121mg/dl
夕食前⇒91mg/dl
ちなみに食後1時間の平均⇒139mg/dlでした。

私の場合、食後の血糖値を測るのは食事のカーボが多そうなときだけなので、実際の平均はこれより低いはずです。また2時間値は、1時間の値にビックリしてその後の経過を見るときしか測らないので、やはり実際はこれより低いときが多いと思います。

こうやって見ると、やはり課題は起床時(朝食前)の血糖値ですね。でも、起きている時の血糖値は、食事と運動で、つまり自分の意思である程度コントロールできますが、朝の血糖値だけはインスリンとグルカゴンの夜の密約で決定されるので、頑張りようがありません。

筋肉痛と血糖値

2008 - 04/15 [Tue] - 23:01

運動は基本的に血糖値を下げます。運動した直後に血糖値が下がるのはもちろんですが、運動後48時間ぐらいはGLUT4の活動が活発になるため血糖値が下がりやすい状態が続くと言われています。

しかし私の場合、運動した翌日とか翌々日あたり、起床時の血糖値がびっくりするほど高いことがあります。

今朝も血糖値を測ったら135mg/dlもありました。いつもより20mg/dlは高い感じです。思い当たる節があるとしたら、日曜日に久しぶりにやったゴルフの打ちっぱなしです。今日あたり上半身を中心にかなりの筋肉痛です。

最近、起床時血糖値が130を超えた日を見てみると、

2月11日(スキー翌々日) ⇒ 136mg/dl
3月3日(ゴルフ翌日) ⇒ 131mg/dl
3月11日(スキー翌々日) ⇒ 138mg/dl


どうやら、筋肉痛が起こるような激しい運動のあとは血糖値が上がるようです。しかも翌日よりも、筋肉痛がピークになる翌々日に高くなる傾向があるようです。

筋肉痛の原因は筋肉組織の損傷による炎症反応だと言われていますから、これも広い意味でのシックデーですね。炎症による高血糖はインスリン抵抗性によるものなので、食後の血糖値も当然高くなります。今日の昼食もカーボ量約50gで食後1時間が177mg/dlでした。いつもより20は高い感じです。

運動は血糖コントロールにプラスであることは間違いないはずですが、筋肉痛が起こるほどの激しい運動には気をつけたほうがいいのかもしれません。

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久しぶりの赤飯

2008 - 05/12 [Mon] - 09:55

糖尿病になる前はもち米が大好きでした。おはぎには目がなかったし、赤飯やおこわも大好物。あんな炭水化物の塊をパクパクと食べていたんですから、すい臓が悲鳴を上げるのも当然です。

もちろん糖尿病になってからはもち米の類はほとんど口にしていませんでしたが、先日、娘の誕生日に赤飯をもらったので、調査捕食の名目でいただきました。

赤飯


食べた量は150g。カーボ量にして64g。赤飯の量としては少ないです。昔はたぶん一回で300gは食べていたはずです。

通常の夕食から2時間半が経過し、血糖値が102mg/dlになったのを確認して捕食開始。1時間後が162mg/dlでした。カーボ64gを摂ったにしては優秀だなと思っていたら、2時間後たってもまだ157mg/dl。下がりが遅いなと思いつつ、3時間後はまた少し上がって164mg/dl。

3時間後のこの高血糖はかつてない事態です。ちょっと運動すれば下がるのは分かっていますが、実験なのでひたすら我慢です。4時間後、ようやく132mg/dlまで下がったのを確認して眠りに就くことができました。

seki1.jpg


私の場合、炭水化物中心の食事だと、1時間でがーっと上がって、2時間後にはだいぶ下がり、3時間ではむしろ低血糖ぎみになるのが通常のパターンです。もち米は腹持ちがいいといわれますが、これだけ高血糖が続くのはちょっと異常です。

ということで、翌朝、追加実験です。前日と同じ赤飯をやはり150g。食前の血糖値は116mg/dlでした。

1時間後、キターーって感じの222mg/dlでした。これだけの高血糖は久しぶりです。しかし、2時間後には113mg/dlとほぼ平常値に下がり、3時間後には86mg/dlと私にしてはむしろ低血糖気味な値になりました。これが私の典型的な炭水化物オンリー食の血糖推移です。

seki2.jpg


まったく同じものを食べ、なぜ前夜だらだらと高血糖が続き、翌朝は急上昇・急降下になったか。私なりの原因分析です。

まず、前夜は夕食後2時間半の捕食でした。私の場合、インスリンの遅延分泌があるので、この時点で、夕食時に追加分泌を命令されたすい臓はまだ一生懸命インスリンを分泌していたものと思われます。だから、炭水化物だけをいきなり65gとっても、162mg/dlという値に抑えらました。しかし夕食時、すでに50gほどのカーボを摂っていたので、インスリンのストックが底をついており、さらなる追加分泌が間に合わずに高血糖が3時間も続いたということでしょう。

ところが翌朝の場合、私のすい臓は完全に休養状態にありました。そこへいきなりカーボ65gがやってきたので、ベータ細胞もビックリ。すぐにインスリンの追加分泌を始めるものの、ブドウ糖の急激な吸収には間に合わず、血糖値は急上昇。しかし、1時間後にようやく先発隊が到着して血糖値も一段落。2時間後には後発隊までやってきてむしろ血糖値を下げすぎてしまったと。

もちろん、これは単なる素人の推測ですが、1年以上も毎日毎日血糖値を測り続けていると、自分のすい臓の思考回路や、行動パターンはだいたい分かって来るものです。人よりはかなり愚図でのろ間なすい臓だけど、その気持ちや性格を理解ししながら、なんとかうまく付き合っています。

インスリンの事前発動

2008 - 08/25 [Mon] - 00:14

朝からひどい雨だっていうのに、妻はゴルフに出かけて行きました。家に残った私と娘の昼飯は冷やし中華。この寒空に。

冷やし中華みたいな大量のカーボを摂取する時は、ちょっとしたコツがあります。インスリン分泌のスイッチを事前に入れておくのです。

私のインスリンの出方は「出遅れて出過ぎる」パターン。食後1時間で血糖値はピークを迎え、食後3時間にはむしろ低血糖気味になります。ですから、この低血糖気味の時に、次の食事のピークを持ってくるわけです。

大きな火事が起こることが分かっているなら、わざとボヤを起こして、あらかじめ消防隊を呼び寄せておこうって言う作戦です。

ということで、昼食の1時間ほど前にブルボンの「ガトーレーズン」を3個ばかりつまみ食い。カーボ量は36g。ちょっと多すぎの気もするけど、これでインスリン追加分泌のスイッチはオンに。


食前
1時間程たって血糖値は141mg/dl。これが冷やし中華の食前血糖値。(ボヤがちょっと大き過ぎた)


冷やし中華
本命の冷やし中華は、麺とスープでカーボ量80g。トッピングのカーボは全部合わせても5g程度かな。


食後1時間
食後1時間値(事前捕食から2時間)が130mg/dl。カーボを85gも摂ってこの血糖値って言うのは、ぜったいガトーレーズン用のインスリンが効いている。


食後2時間
食後2時間値(事前捕食から3時間)が125mg/dl。冷やし中華用のインスリンも現場に到着して血糖値はさらに降下。


というわけで、実験大成功!

自宅で血液検査

2008 - 09/04 [Thu] - 23:09

今年に入ってから月に一度の専門医への通院もやめて、近所のかかりつけ医で定期的に血液検査だけしていたのですが、その医者からも次の来院は3カ月後でいいと言われてしまいました。

ここまで血糖値が安定してしまうと、ヘモグロビンA1cの測定は病状の把握というよりは、個人的な興味の対象でしかなく、そんなものに毎月毎月、医療保険を使うのは申しわけないような気がしてしまうのも確かです。

ということで、ブログのネタも兼ねて、前から気になっていた自宅でできる検査キットにトライしてみることにしました。

ネットでググるとけっこういろんな製品がヒットします。検査項目もいろ揃っていましたが、私の知りたいのはヘメグロビンA1cだけなので、それに特化したものに申し込みました。

料金は消費税込みで3,675円。近所のかかりつけ医で調べれば、コレステロールやら肝機能やら27項目の血液検査、尿検査をやって3160円。まあ、かなり割高ではあるけど、きっと何らかの事情で病院にいけない人ってのもけっこういるんでしょうね。

申込みはもちろんネットで行い、支払いもクレジットカードで完了。申し込んだ翌日には測定キットが届きました。


キットの中身はこんな感じ。

キット内容

上にあるのが絆創膏と消毒綿。右下が指に針をさすための穿刺器。
その左の濾紙に血液を染み込ませるようになっています。


まずは採血。キットに付いてきた穿刺器を使っても良かったんだけど、おもちゃみたいな作りがイマイチ信用できず、いつも使っている血糖測定用の穿刺器を使いました。

血糖測定よりははるかに大量の血液がいるので、深さを最大にして針を刺しましたが、痛みはいつもと変わらず。とにかく、指から血を絞れるだけ絞ります。

とりあえず、この位の血液量を10回以上絞りださないと、濾紙の○印をすべて埋めることはできませんでした。

採血

途中、血液の出が悪くなってきたので、もう一度針を刺してなんとか作業も完了。
出来上がった血染めの濾紙、我ながらいい出来栄えです。

完了

あとは問診表に必要事項を書き込み、

問診表

封筒に入れてポストに投函するだけ。

封筒


結果はネットにアップロードされるというので、翌日にでも見れるのかとおもったら、なんと10日~14日後とのこと。このオンライン時代に14日って、船便で中国あたりの検査機関へでも持って行こうっていうのでしょうか?

ここ2か月ほど、体重増量作戦でかなり大量のカーボを摂っていたので、どんな数字が出てくるか、かなり楽しみではあります。

【追記】

本当に14日後、ネットに結果がアップされました。ヘモグロビンA1cは5.6%でした。直近の病院での測定では、5.3%だったので、若干高めの結果になったようです。以前、ほぼ同時期に、2つの病院で測ったことがありましたが、そのときは0.5%の差がありました。まあ、その程度の誤差は仕方ないのかもしれません。

検査結果



果糖シャーベット

2008 - 09/11 [Thu] - 03:20

テンプレートを変えてみました。カーボカウンターには嫌がらせのようなデザインですね。(汗)


先日いただいたコメントで、血糖値が上がらないシャーベットがあることを知りました。教えていただいたURLからいろいろ調べてみたら、お店の場所は事務所からたった一駅のところ。配送もしてくれるようですが、せっかくなので仕事帰りに寄ってみました。

そこは、ミルクポットという名の小さなアイスクリームショップ。血糖値が上がらないというヘルシーアイスとシャーベット、それに普通のオリジナルアイスが全部で20種類ぐらい、店先の冷凍ケースに並んでいました。

血糖値が上がらないのは甘味料に果糖を使っているから。確かに果糖のGI値は約20で、ブドウ糖の100に比べると極端に低いけど、果たして血糖への影響はどうなのでしょう。とりあえず、ヘルシーアイスとシャーベットの組み合わせ3種類と、血糖比較のためのオリジナルアイス1種類を購入しました。

血糖値の測定実験は夕食後2時間、血糖値が108になったところで開始。

食べたのはミルクアイスとカシスシャーベットの組み合わせで、あわせて80g。カロリーは90kcal。カーボ量は不明ですが、せいぜい20gってとこでしょうか。

カシスシャーベットとミルクアイス

で、これが血糖値の推移。

血糖推移

同じ20gのカーボをクッキーやせんべいで摂ったら、ぜったいにこんな血糖値では収まらないので、さすが果糖の底力を見せてもらったって感じです。

ただし、血糖値は上がらないといっても、果糖が糖尿病患者にとって理想の甘味料と言うわけではありません。

ブドウ糖はある程度、血液と一緒に全身をめぐり、エネルギーとして使われなかった分が中性脂肪になるのですが、果糖はいきなり肝臓で中性脂肪に変わるため、即肥満につながるのです。

とは言っても、すべては消費カロリーと摂取カロリーのバランスの中でのお話。どうせカロリーを摂るなら少しでも血糖値を上げないものをというのがカーボカウントの考え方なので、果糖はある意味、甘い脂肪分と思えばいいんじゃないでしょうか。

お店のお姉さんに「果糖ってどこに売ってるの?」と訊いたら、「うちにもありますよ」とのこと。1Kgで1000円はエリスリムやラカントよりはるかに安いので、ついでに一袋買ってみました。

家に帰って一つまみ舐めてみると、パルスイートやエリスリムとは違う、心のひだに染み入るようなナチュラルな甘みです。これからは、コーヒーとかには果糖かな。まあ、エリスリムと上手く使い分けていこうと思います。

 

測って、測って、測りまくる

2008 - 09/21 [Sun] - 18:32

「毒を食らわば皿まで」ってことで、カーボをガンガン摂っては血糖値を測りまくっています。

今回はお粥に挑戦。ご飯を120g使って、カーボ量はピッタリ45gです。塩味だけじゃ味気ないので、梅干をのせてみました。

梅干粥

血糖値の推移はこんな感じ。

血糖値推移

梅干のクエン酸がカーボの吸収を遅延させるかなと思ったけど、そんな気配もなく、30分でいきなりピークです。昨日のトーストより立ち上がりは早いけど、ピークが低く、下がるのも早いといった動きです。


カーボ中心の食事はやはりすぐに腹が減ります。4時間半後、今度は生協の冷凍スパゲッティ(ペペロンチーニ)です。これも偶然、カーボ量45g。

ペペロンチーニ
成分表

血糖値の推移がこれ。実験としては実に情けない結果です。まるで10代のアスリート並みの耐糖能を発揮してしまいました。

血糖値推移

ここまで血糖値が上がらないのは、明らかにお粥が呼び水になっているからです。4時間半経ってるので呼び水というよりは、膵臓のインスリン生産ラインがまだストップしていなかったといったほうがいいかもしれません。だから突然の大量受注にも、まるで先進のハイテク工場並みの素早さで出荷できたと。


前回のトースト、牛乳&梨も含めて、血糖値の推移をグラフにして見ました。

血糖値グラフ

本当はもっといろいろやりたいところだけど、センサー代もバカにならないので、この実験も一旦小休止。

ローカーボ・パンケーキ【追記あり】

2008 - 12/09 [Tue] - 23:34

あるコミュニティでローカーボ・パンケーキミックスをいただけることになりました。アメリカ製で、1回4枚分のカーボ量がわずか6g。原料は小麦グルテンとコーンスターチとのことです。

焼き上がったのは直径15センチほどのパンケーキが3枚。森永あたりのホットケーキミックスと比べるとかなりズッシリ感があります。これは卵2個が効いてるのかも知れませんし、粉自体のタンパク質含有量が多いのかも知れません。以前、糖質制限ドットコムから取り寄せた大豆フィナンシェに似た感じです。

パンケーキ

パンケーキミックス自体の血糖値への影響を調べるため、今回はシロップをかけずに、バターのみで頂きました。パンケーキとして食べるとかなり味気ないのですが、朝食のパン代わりとしては十分いけると思います。3枚焼いて、とりあえず2枚食べようと思ったのですが、1枚半でギブアップしました。摂取カーボは3gということになります。

で、血糖値はこんな感じ。糖尿病食としては十分合格のレベルです。

血糖値推移

それにしてもアメリカには、ローカーボを謳った食品が実に豊富に出回っています。これはアメリカ糖尿病協会がカーボカウントを正式に有効な食事療法と認めているからだと思います。それに引き換え、日本の糖尿病学会はいまだにカロリー至上主義ですから。

【追記】

どうせなら普通のパンケーキとの比較をしてみようと、森永ホットケーキミックスによる血糖測定も行いました。

森永ホットケーキ

こちらの摂取カーボ量は約75g。なんと、ブドウ糖負荷試験の糖質量と一緒です。

血糖値の推移はこうなりました。

血糖値推移

ローカーボパンケーキミックスと森永ホットケーキミックスの血糖地変化をグラフにしたらこうなりました。

血糖値グラフ

その差は歴然と言う感じです。


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ローカーボパスタ

2008 - 12/24 [Wed] - 16:18

アメリカのローカーボ・フード・シリーズ、第2弾はDreamfieldsのスパゲッティです。

ドリームフィールズ

成分表に記載された炭水化物量は1人前(56g)当り41gですが、外箱の説明によると、特殊な方法で食物繊維と蛋白質をブレンドすることで、炭水化物の吸収を妨げるため、実際には約5gしか消化されないとあります。

1人前56gとありましたが、これはもしかしたら料理の付け合わせとして使ったりする場合の量かもしれません。スパゲティをスパゲティ料理として食べるにはあまりにも少ないと思ったので、実験は80gで行いました。

味付けは市販のタラコソースを使い、トータルカーボ量は約60g。ただし、実際に吸収される(とされる)カーボ量は8g程度と思われます。

ローカーボパスタ


味は普通のスパゲッティとまったく変わりません。ローカーボ製品にありがちな大豆臭やグルテン臭もなく、デュラムセモリナ独特の歯ごたえもしっかりありました。味覚、食感ともに完全に合格です。

で、問題の血糖値はこんな感じでした。

血糖値推移

カーボ量8gにしては結構上がるなという感じですが、食後90分で食前値を下回りました。普通、スパゲッティは血糖値の上昇は緩やかなものの、なかなか下がらないのですが、これはストンと上がってストンと下がる、スパゲティらしからぬ反応です。



比較のために、普通のスパゲティも80gで血糖値の推移を測ってみました。市販のペペロンチーニソースとあわせてカーボ量は約60gです。

普通のスパゲティ

血糖値の推移はこんな感じでした。

血糖値推移

ピークはそれほど高くはないものの、いつまでもだらだらと下がらないというのは、パスタやラーメン、カレーなどによく見られるパターンです。

二つのパスタの血糖値をグラフにしたのがこれ。

血糖値グラフ

ローカーボパスタの方が、明らかに血糖値への影響は少ないですが、メーカーの言うように、一食分5gしか吸収されないというのは、多少、オーバーかなという気がします。

しかし、味はまったく普通のパスタと変わりないので、多少なりとも血糖上昇が少ない分、糖尿病患者には非常に有難いのですが、問題は送料を含めると1箱かるく1000円を超えてしまうこと。アメリカではスーパーなどで2ドル45セント(220円ほど)だというのに。

折しも、日清からカップヌードルライトが発売になりました。ノンフライ麺による脂質カットに加え、麺に食物繊維を挟み込むことでどうやら糖質もカットしているようです。食品のローカボ化ってことに、日本の企業ももうちょっと真剣に取り組んでもいいのではないでしょうか。将来的な需要はぜったいにあるはずですから。


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血糖の上限値

2009 - 07/06 [Mon] - 14:59

ある方から非公開のコメントで興味深い情報をいただきました。白米を食べた場合、糖質量が50gでも90gでも110gでも血糖値はそれほど変わらないというものです。

これに関しては、私も同じようなことを感じています。私の場合、何をどんなに食べても血糖値の上限は、200台の前半かなという感じなのです。

この半年ぐらいの間で、一番血糖値が上がったのは、ご飯300gの大盛りカレーを食べた時の218mg/dlです。ご飯だけでも糖質は軽く100gを超えています。それにカレーのジャガイモ、ニンジン、タマネギ、ルーのとろみを加えたら、軽く150gはいっていたはずです。

この半年間、それ以外にも200を超えたことは4回ほどありました。内容は、ブドウ糖、食パン、焼きそば、雑煮です。糖質量はいずれも55g~70g程度でした。

つまり、私の場合、1回の食事の糖質量が60g程度になると血糖値が200を超える可能性がありますが、それ以上食べても、200台前半の上限を超えることはない、ということのようです。

血糖の上限値について書かれた物がどこかにあったはずと探してみたら、ここでした。
http://www.dm-net.co.jp/gotoh/2003/05/05.html
以前、日本糖尿病協会会長をなさっていた後藤先生の研究です。この後藤先生、最近ではカーボカウントを食事療法に取り入れるべきと主張するなど、私としては非常に尊敬する糖尿病研究者のひとりであります。

ここにあった空腹時血糖値と血糖上限値の相関図をグラフにすると、赤い線のようなな感じになります。
空腹時血糖値と上限血糖値の関係

空腹時血糖値をx、血糖上限値をyとすすれば、グラフは「y=1.83x」の一次関数で表すことが出来ます。つまり、「空腹時血糖値に1.83を掛けると、その人の血糖上限値になる」ということです。

ちなみに、空腹時血糖値が120の人の上限は約220ぐらいです。これは今の私です。2年半前、糖尿病が発覚したときは、空腹時血糖値が250ありました。ということは、食後は450を超えていた可能性があります。知らなかったとは言え、恐ろしいことです。

謎の高血糖

2009 - 09/30 [Wed] - 14:14

妻が急きょ飲み会ということで、帰宅途中、トンカツ弁当を娘の分と合わせて2個買って帰りました。

ご飯は150gほどかな。トンカツの衣と合わせて、推定カーボ量は75g。

1時間後、念のために血糖値を測ると、ちょうど200!

いくらカーボ75gとはいえ、ちょっと高すぎると思って、もう一度測りなおすと、2度目もやはりちょうど200。やっぱり測定器やチップの誤差ではなさそうです。

これまでの経験からいうと、トンカツみたいなタンパク質と脂質の多い食事は、そう急激に血糖値は上がりません。それが1時間で200超というのは、明らかに今までに見られなかった兆候です。

というわけで、恐る恐る2時間後も測ってみました。なんと、217。2時間経っても200を超えてるなんて、あまり記憶がありません。

そして3時間後。なんとさらに上がって240。これはどう考えてもおかしい。私の体の中で何かが始まったのかもしれません。

4時間後、195。ようやく下がり始めました。この日の測定はこれにて終了。

1時間値2時間値3時間値4時間値
  200  217  240  195


翌朝、起床時の血糖値を測ってみようと思って、忘れてしまいました。

朝食はハムエッグ、ロールパン、バター、カフェオレ。2時間後の血糖値は119。まったく問題なしです。



それにしても、昨夜の高血糖はなんだったんでしょう? もしかして新型インフルエンザに感染か、とも思ったのですが、一夜明けた今現在、それらしい兆候はありません。

特にストレスを感じたわけでもないし、お月様の影響というわけでもない。(笑)

まあ、一番考えられるのはシックディの予兆ということで、しばらくはおとなしく様子を見守ります。



久々のSMBG

2010 - 10/05 [Tue] - 11:27

この夏に最後のセンサーチップを使い切ってからというもの、2ヶ月ほど血糖値の自己測定をしていませんでした。

理由は、センサーが通販で買えなくなったというのもありますが、空腹時、食後ともたいてい想定の範囲内に収まるため、血糖値をモニターする意味があまりなくなったというのもあります。

ヘモグロビンA1cも安定しているので、ピンポイントの血糖値にも大きな変化はないはずなのですが、やはりしばらく測らずにいると、なんとなく心にぽっかりと大きな穴が空いたような気持ちになるものです。

ということで、久々のセンサーチップ購入。今回はアメリカの通販を利用してみました。

これまで利用していた国内の通販だと、アキュチェック・アビバのセンサー250枚で23,000円。1枚あたり92円の計算です。ところが、今回利用した海外の通販は送料も含めて100枚で63.85ドル。1ドル83円とすると、1枚あたり53円。約半分の値段です。


さて、久々の血糖測定。まずは夕食後2時間血です。食べたのは、
ご飯100g
サケのムニエル2切れ
温泉卵ののったシーザーサラダ
油揚げとキャベツの味噌汁

ご飯のカーボが35g、その他諸々を合計しても総カーボ量50gってとこでしょうか。

食後1時間値は135でした。上々の結果です。
食後1時間の血糖値


次に測ったのは就寝前。104でした。
就寝前の血糖値


そして翌朝の起床時。就寝前よりちょっと上がって114。
起床時の血糖値

うーん、ここ数年、ずっと見続けてきた代わり映えのしない数値です。

せっかく買ったセンサーチップ、なにかまた新しい実験でも考えてみますか。まあ、とりあえずはなんちゃってOGTT第3弾かな。

新しい血糖測定器

2016 - 01/28 [Thu] - 01:31

去年の夏に買ったTrue Resultのチップがほとんどなくなったので、そろそろまた調達しようとebayをうろうろしていたら、NIPROの新しい機種に目が留まってしまいました。その名もTrue Mertix。

metrix.jpg

デザイン的にはResultとよく似ているのですが、マットな黒を装い、なんとなくスタイリッシュな感じです。調べてみると、測定方式もResultのGDH-PQQ方式とは違い、ブドウ糖以外の糖の影響を受けないGDH-FAD方式を採用しているとのこと。

チップもResultのものよりさらにシンプルな形状で、将来的にはこちらを主力に置いて、更なるコストダウンを図ろうという思惑も見え隠れしています。

もともとアメリカでは機械そのものはチップについてくるオマケみたいなもの。ものは試しと、迷わずクリックしてみました。



10日程でアメリカから届いた本体とチップ400枚。付属のコントロール液でチェックしたところ、基準とされる数値のちょうど真ん中あたりを表示してくれたので、性能面ではひとまず安心。

hikaku1_20160124142019363.jpg


Resultの方と測り比べてみても、大体はそれほど大きな違いはないものの、時々びっくりするような高値をたたき出すことがあったり、原因不明のエラー表示が出たりと、安定性という意味ではResultの方が高いような気がします。

hikaku2_20160124142020f36.jpg


ただ、何となくの印象で語っても仕方ないので、今度、両者のきちんとした比較データをアップしてみたいと思います。

新しい血糖測定器

2016 - 03/24 [Thu] - 19:19

先月の末にeBayで購入した新しい血糖測定器、はやくレビューをと思いながら、3週間ほど経ってしまいました。

今度の機種はバイエルのContour next EZ

最初に買ったニプロのFreestyle Freedom から数えて5代目になるわけですが、華麗なる測定器遍歴にもそろそろ終止符を打って、ここらで身を固めないといけませんね。

全機種



とりあえず、チップのある5機種で血糖値の測定比較です。試料(?)はクロワッサン。糖質量は20g程だと思われます。

まず、食前がこれ。一番高いContour と一番低いResultの差は18もあります。

食前


そして、食後1時間。一番高いAccuchekと一番低いMerixとの差は27にもなりました。

1時間


そして、食後2時間。全体にいい感じに下がってはいるものの、まだばらつきはあります。

2時間



グラフにすると一目瞭然、Accuchek & Contour の高い派と、Result & Metrix の低い派にはっきり分かれました。
これまで使っていたNIPROの2機種より、だいたい20高いと思っていればいいのかなという実験結果です。
4機種推移


まあ、常にこんなふうに高低差が安定していればいいのですが、実際はそう単純なものではありませんでした。

いくらなんでも高すぎだろうと、NIPROで測り直すと40も高かったり、逆にNIPROとほとんど変わらない数値が出たり。
表示される数値がいちいち信用できなくて、ついついNIPROでも測りなおしてしまうため、結果的にはチップ代がえらく嵩むことになってしまいます。

「前の彼女だったら、こんな時どんな反応をしただろう」と、いちいち比較しないではいられないみたいな、なんとも落ち着かない日々が続いています。

もちろん、Contourにもいいところはたくさんあります。
一番感心したのは、血液の継ぎ足しができること。他の機種は血液が足りなかった場合、エラー表示になり、そのチップはもう使えません。しかし、Contourは血液が足りないと警告音が出るので、必要量を継ぎ足せばきちんと血糖値を計測してくれます。
あとは、Metrixと同じように、測定結果に食前、食後のマークがつけられるので、食前値の平均、食後値の平均がデータとして記録されるのは便利です。
また、食前値を計った後は、リマインダー(タイマー)を設定できるのも、食後値の測り忘れがなくて助かります。

ただ、測定結果が高めにでるのと、時々暴走気味なところ、そしてチップもやや高めということを考えると、今後、長く付き合うにはどうかなという感じです。



ということで、これまで付き合ってきた測定器の寸評です。

AccuChek Aviva:見た目に高級感もあって測定結果も高いなりに安定はしているけど、いかんせんチップ代が高いのが致命的。女性にたとえると、美人で性格もいいんだけど浪費家。

True Result:見た目もまあまあだし、測定結果も低いなりに安定してるし、なにしろチップ代が安いのが魅力。長く付き合うには一番いいかなという感じ。女性で言えば、倹約家でテンションはいつも低めだけど、感情の起伏がないので一緒にいて楽なタイプ。

True Metrix:デザインはカッコいいし、チップも安いんだけど、時々とんでもない数値を出したり、原因不明のエラーも多い。女性で言えば感情の起伏が激しく、時々暴走するタイプ。基本倹約家だけど、失敗が多いので結局は出費がかさむ。

Contour Next EZ:チップ代は許容範囲だけど、測定結果に安定感が欠ける印象。デザインもちょっと古臭い。女性で言えば、、、元カノの良さを思い出させてくれるタイプ(笑)。

ということで、Contourのチップはまだだいぶ残っているのですが、ebayでTrue Resultのチップを追加購入してしまいました。前回の購入から2ヶ月経ってないので、もしかしたら税関で没収ートってことになるかも知れません。

でも、もう心はTrue Result一本です。



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プロフィール

カステーラ

Author:カステーラ
東京都在住、61歳。
2007年2月、糖尿病発症。
現在、服薬なしでカーボカウンティングという食事療法を実践中。
「カーボカウントってなに?」という方は、まずこちらから。

ヘモグロビンA1c(体重・BMI)推移
2007年2月:9.3%(64kg・22.9)
2007年3月:7.5%(62kg・22.2)
2007年4月:6.0%(60kg・21.5)
2007年5月:5.3%(58kg・20.8)
2007年6月:4.8%(57kg・20.4)
2007年7月:5.1%(57kg・20.4)
2007年8月:4.8%(57kg・20.4)
2007年9月:5.0%(58kg・20.8)
2007年10月:5.0%(57kg・20.4)
2008年1月:5.3%(56kg・20.1)
2008年5月:5.2%(56kg・20.1)
2008年7月:5.3%(55kg・19.7)
2008年10月:5.2%(58kg・20.8)
2009年1月:5.2%(58kg・20.8)
2010年7月:5.4%(58kg・20.8)





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