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カーボカウントな日々

血糖値を上げるのは炭水化物(カーボ)です。炭水化物さえ摂らなければ血糖値はほとんど上がりません。 今、世界の糖尿病治療は、食事の炭水化物をコントロールするカーボカウンティングが主流となっています。

はじめに

2000 - 01/01 [Sat] - 00:00

ご来訪ありがとうございます。

4年前に糖尿病を発症し、ブログという形で闘病記を始めました。

薬を使わず、食事と運動だけで血糖値を下げることを目標に試行錯誤を繰り返して来ましたが、足掛け5年になる今でも、血糖値はなんとか基準レベルに収まっています。

私のやりかたがすべてであるとは思いませんが、新しく糖尿病を発症された方の何らかのお役に立てれば幸いです。


*   *   *


最近はほとんど更新がないため、記事は古い順に並べてあります。お時間のある方は最初からじっくりお読みください。

また、興味のある記事だけ拾い読みしたい方は全記事一覧からどうぞ。

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糖尿病宣告

2007 - 05/14 [Mon] - 23:44

2007年の2月、異様な喉の渇きと頻尿にただならぬものを感じ、かかりつけの医者に駆け込んだところ、即、糖尿病を宣告されました。

空腹時血糖値→250mg/dl
ヘモグロビンA1c→9.3%

確かにこれは疑う余地のない糖尿病です。

医者の指示は1日の摂取カロリーを1520kcalに抑えることと、アマリールという薬を服用することでした。

なにも分らない、まったくの手探りの状態から糖尿病との付き合いが始まりました。

血糖値が下がらない

2007 - 05/15 [Tue] - 12:03

最初のうちは、とにかく医者から言われた1520kcal以下を忠実に守りました。

朝はトーストと牛乳、昼はざるそば、夜はご飯とみそ汁にちょっとしたおかず。そんな食事で、カロリーは1200kcalそこそこの日が続きました。

しかし、薬局で買った尿糖試験紙は、いつも色見本の最高値を示す真っ青に染まります。薬も飲んでるし、カロリーだってしっかり制限してるのに、血糖値は一向に下がる気配がありません。

それもそのはず、軽いもの軽いものという意識でいたものだから、炭水化物ばかりの食事になっていたのです。今にして思えば、これでは血糖値も下がるはずがありません。

3冊の本との出会い

2007 - 05/15 [Tue] - 15:17

糖尿病との戦いを有利にすすめるためには、とにかく相手を知る必要があるだろうと、本やネットの情報に片っ端からあたりました。

まず最初に読んだのは『糖尿病は薬なして治せる』でした。自ら糖尿病になったお医者さんが、薬なしでいかに血糖値を下げるかの実践を本にしたものです。ここでは、血糖自己測定の大切さと、運動の大切さを学びました。

次に読んだのが『糖尿病専門医にまかせなさい』でした。日米の大学で糖尿病の研究をし、現在は開業医として糖尿病の治療にあたられているいる先生の書いた本です。この本では、「血糖値をあげるのは炭水化物である」という決定的な事実と、カーボカウントがアメリカの糖尿病治療の主流であることを知りました。

そして次は『主食を抜けば糖尿病は良くなる』でした。やはり自ら糖尿病を発症し、それをきっかけで知った糖質制限食によって素晴らしい治療実績を上げてきた先生の本です。糖質の制限でなぜ血糖値が下がるのか、そのメカニズムを丁寧にしかも理論的に説明してくれました。

この3冊の本によって、私の糖尿病に対する戦略はほぼ決まりました。「低炭水化物食」と「食後の運動」と「血糖自己測定」の三種の神器で、血糖値を徹底的に抑え込むというものでした。

血糖自己測定はじまる

2007 - 05/16 [Wed] - 00:50

『糖尿病は薬なしで治せる』の渡邊医師は「血糖値のコントロールに血糖値測定器は欠かせない」と断言します。また、『糖尿病専門医にまかせなさい』の牧田医師は「測定器さえ与えれば賢い患者はどんどん数値をよくしていく」といいます。どうやら、効果的な血糖値コントロールのためには、血糖値測定器はどうしても必要なようです。

早速ネットで手ごろなものを購入しました。指先以外の痛みの少ない場所からも採血できる、ニプロのフリースタイルという機種です。

はじめて計った血糖値は夕食後の260というものでした。その後、ステッパーを15分やったら131にまで落ちました。食べ物と運動の関係で血糖値が上下するのを観察するのが面白く、最初の頃は1日10回以上計っていました。

ひと箱3600円するセンサーチップが2日で終わります。それでも、この先一生の健康を考えたら安いものだと思えました。

ざるそばかステーキか

2007 - 05/16 [Wed] - 09:50

『糖尿病専門医にまかせなさい』の牧田先生によると、ざるそばは血糖値を上げるが、ステーキでは血糖値は上がらないそうです。

ためしに、ケンタッキーでフライドチキンとサラダを食べてみました。2時間後の血糖値は99でした。

3月3日のひな祭りには、恐る恐るちらし寿司を茶碗に一杯ほど食べてみました。血糖値は2時間経っても210でした。

確かに、炭水化物は血糖値を上げます。炭水化物を食べなければ、血糖値はほとんど上がりません。こういう現実を見せられると、もうカーボ(炭水化物)をカウントせずにはいられません。

血糖値急降下

2007 - 05/17 [Thu] - 02:00

食事の炭水化物の量を意識したら、翌日あたりから血糖値が急激に下がりました。それまで、常に真っ青に色が変わった尿等試験紙が、ほとんど色の変化をみせなくなったのです。

血糖値測定器が届いてから測りはじめた起床時の血糖値も、初めの頃こそ140台でしたが、一週間で110前後にまで下がりました。もちろんこの頃はまだアマリールを飲んでいましたが、健康診断でも糖尿と言われないレベルです。

最初の一週間で、食後血糖値が200を超えないための炭水化物量と運動量が分かってきました。この頃のデータを見ても、200を超えている日はほとんどありません。

薬って必要なの?

2007 - 05/17 [Thu] - 11:45

医者から処方されたのはアマリール1mg、これを1日1錠服用するようにいわれました。

アマリールはいわゆるスルフォニル尿素薬(SU薬)。働きの悪くなったすい臓のβ細胞に働きかけて、無理やりインスリンを搾り出します。また、肝臓や脂肪細胞のインスリンの感受性を高める作用もあります。

この薬を飲まなかったら血糖値はどのくらいになるのかという興味から、ある日1日だけ薬を飲むのをやめてみました。

結果は、、、何も変わりませんでした。食後の血糖値がいつもより高いということはなく、むしろ翌朝の空腹時血糖値などは今までにないくらい低いものでした。

結局、薬の効果なんて微々たる物だということがわかりました。食事や運動のほうが、血糖値のコントロールにはるかに大きな影響を及ぼします。

薬を飲む意味がまったくわからなくなりました。


低血糖がやってきた

2007 - 05/17 [Thu] - 23:20

薬の効果に疑問を持ちながらも、なんとなく惰性で飲んでいたある日のこと、朝食を食べて3時間後くらいに異変が起きました。

別に暑いわけでもないにの、額から冷や汗が出始めたのです。その時はまだ何も思わなかったのですが、やがて手も震えてきてさすがにおかしいと感じました。これが噂に聞く低血糖です。

すぐに砂糖を摂らなければと頭では思うのですが、なかなか行動に移せません。意識はしっかりあるのですが思考力が定まらず、気が付くとその場にボーっとたたずんでいるのです。

それでも何とか気力を振り絞り、冷蔵庫にあった砂糖入りのヨーグルトと午後の紅茶を飲んでなんとか事なきを得ました。

これできっぱり薬をやめる決心が付きました。アマリールを飲み始めて2週間目ぐらいのことでした。

一ヶ月目の診察

2007 - 05/18 [Fri] - 16:51

糖尿病発覚から1ヶ月目、診察と血液検査のため病院へ行きました。

空腹時血糖値101mg/dl、ヘモグロビンA1c7.5%でした。先生は「薬は効いているようですね、このまましばらく続けてください」と言います。

食事の炭水化物を抑えていること、食後血糖値もだいぶ下がっていること、低血糖が起こったことをなどを先生に話しましたが、先生はあまり興味がないようです。「薬やめてみようかと思うんですが…」と切り出すと、先生は「○○さんがどうしてもやめたいなら、やめてもいいですよ」と突き放すように言います。

さらに「低くなったとは言ってもA1c7.5ですからね。私はまだ飲んだ方がいいと思いますけど」というので、「わかりました、じゃあ続けます」と言うしかありませんでした。

ヘモグロビンA1cの値は半分が過去1ヶ月の数値を反映すると言われています。1か月前が9.3だったにもかかわらず今現在7.5だとすれば、この1ヶ月の数値は5.7ということになります。(7.5×2-9.3=5.7)

結局、ヘモグロビンA1cが7%台ならまだ投薬を続けるという、マニュアル通りの治療をしているんだということがよくわかりました。

病院からもらった処方箋は、そのまま捨ててしまいました。薬なしでもヘモグロビンA1c5%台に持っていく自信があったからです。

新しい先生を探して

2007 - 05/19 [Sat] - 13:42

糖尿病かもしれないと思い、最初に駆け込んだのはいわゆるかかりつけの町医者でした。基本的にはいいお医者さんだと思うのですが、やはり糖尿病に対する知識と経験という面では専門医に及びません。一ヶ月目の診察のあと、なんとなく医者を変えたいなという気持ちになっていました。

日本糖尿病学会のサイトには、全国の専門医の名前と病院がリストアップされています。エリアで検索をかけると、何人もの名前は挙がってくるのですが、治療方針など患者が本当に欲しい情報の手がかりはまったくつかめません。

糖尿病はこの先、一生付き合っていかなくてはならない病気です。少なくても私の場合、炭水化物を制限するという食事療法に理解のある先生でなければ、本当の意味での信頼関係を築くことはできません。

やはりあの先生しかないかなぁ、という思いがしだいに強くなってきました。

新しい先生とご対面

2007 - 05/20 [Sun] - 09:59

日本を代表する繁華街の片隅にその病院はありました。入り口をはいると、まず受付の女性の美しさに軽くカウンターパンチをくらう、そんなシステムの病院でした。

最初に採血と採尿をして、しばらくしてから診察室に呼ばれました。元大学教授ということで、ちょっととっつきにくいイメージ抱いていたのですが、実際会ってみると非常に気さくで話しやすい感じの先生でした。

これまでの血液検査のデータと毎日の血糖値の記録、そして炭水化物を制限していること、薬も自分の判断でやめてしまったことなどを伝えました。先生は「そのやり方で大丈夫です。A1cもまだまだ下がりますから安心してください」と太鼓判を押してくれました。「薬も飲む必要はありません」ときっぱり言われました。

そのあと、日本のこれまでの糖尿病治療がいかに間違っていたか、二人でひとしきり盛り上がってしまいました。私の糖尿病の未来に、少しだけ光明が射した気がしました。

私のカーボカウント法

2007 - 05/22 [Tue] - 00:05

カーボカウントっていうのは本来インスリンの分泌がまったくない、1型糖尿病患者のものだったのかもしれません。つまり、これから食べる食事の炭水化物(カーボ)の量を計算(カウント)して、それに見合うインスリンを注射するというものです。低血糖や高血糖を防ぐという意味では、非常に理にかなった考え方です。

一方、ある程度インスリンの分泌が残っている2型患者にとっては、カーボカウントも多少意味合いが違ってきます。それは、自分が分泌できるインスリンの量に見合った炭水化物量を計算して食べるというものだからです。

つまり、カーボに合わせてインスリンを調節するのが1型、インスリンに合わせてカーボを調節するのが2型です。

2型である私の場合、1回の食事の炭水化物量が40g以内なら食後の血糖値はまず200を超える事はありません。おおむね150前後で抑えられるはずです。しかし、炭水化物量が70gを超えると、食後の血糖値もほぼ間違いなく200を超えます。

ですから、40g×3=120gで、一日の炭水化物摂取量が120g以下なら、まず血管が傷つく心配はないということになります。まあ、実際はこれより余計に食べてますけどね。なぜなら、運動によっても血糖値は下がるからです。

それについてはまた次回。

私の運動法

2007 - 05/22 [Tue] - 18:11

炭水化物の摂取で上がってしまった血糖値は、インスリンに依らなくても、運動で下げることができます。しかし、どういう運動をどの程度やれば最も効率良く血糖値がさがるのかは、私もまだよくわかっていません。

よく言われるのが30分程度のウォーキングです。確かに30分も歩くと、それだけで血糖値が50ぐらいは下がるような気がします。ただしこれは、炭水化物量から予測した食後の血糖値を、どれだけ下回ったかという単なる推定値なので正確なものではありません。

食事のたびに30分という時間を割かれるのはちょっと大変なので、30分のウォーキングの替わりに、10分のランニングで試してみたこともあります。だいたい同じような効果はあったような気がします。

ならば、全力の無酸素運動を1~2分はどうだろうと試してみました。マンションの階段を一気に駆け上るとか、ステッパーを全力でこぐような運動です。これも、大体においては効果があるんですが、たまに効果が認められない時もあるような気がしました。

よく言われるのは、激しい運動を続けると、逆に血糖値が上がるということです。戦闘モードのスイッチが入ってしまい、アドレナリンが血糖値をあげるみたいです。「腹が減っては戦はできぬ」ということなんでしょう。

無酸素運動のほうが有酸素運動より血液中のブドウ糖をより多く消費すると聞いたので、今は戦闘モードにならない程度の筋トレも食後の運動に取り入れています。これもなかなかいいみたいです。

ということで、最近の“血糖一掃運動”は腕立て・腹筋・スクワットの筋トレセットと、10分間のステッパーという構成が多くなっています。時間対効果という面ではこれが一番いいような気がします。

ざるそば恐い

2007 - 05/23 [Wed] - 00:57

会社の近くに「10分乗るだけでウォーキング2時間分のカロリー消費」という看板が出ています。なんだか、シェイプアップ用の新しいマシンのようです。眉唾物とは思いつつも、昼飯後のウォーキング代わりになればとチャレンジしてみました。

運動効果測定のために、昼飯は思い切ってざるそばです。ざるそばで上がった血糖値が、このマシンで下がれば本物です。

食前の血糖値は93でした。すぐにざるそば(推定炭水化物量60g)を食べ一旦帰社。1時間後に測った血糖値はなんと207。ちょっとブルーになりました。

おもむろに例のマシンのあるサロンへ。会社からは歩いて7分の距離です。美しいお姉さんの説明を受けて早速乗ってみました。足元の台が細かく震動します。その振動に負けないように上手くバランスをとろうとすることで運動になるようです。

お姉さんの指導でいろいろ体勢を変えると、使う筋肉の部分も変わります。中腰の状態で乗ると太もものあたりが悲鳴を上げます。

すぐに10分が終了しました。うっすらと汗ばむ程度の運動量ですが、とても2時間歩いたような感じはしません。

会社に帰って、食後2時間の血糖値を測ったら160でした。微妙なところです。サロンまでの往復15分のウォーキングもあるし、マシンで消費したエネルギーはウォーキング換算でせいぜい10分か15分ってところでしょうか。

マシンの効果よりは、むしろざるそばの恐怖の方が印象に残った実験でした。

【ざるそばの血糖値推移】
soba.jpg

血糖値を上げるのはカロリーではなく炭水化物であることの例えに、よく、ざるそばとステーキが比較されます。ステーキではないけど、焼肉なら測ったことがあります。カルビ2人前と野菜スープ、サラダ、ビール(グラス1杯)を食したとき血糖値はこんな感じでした。

【焼肉の血糖値推移】
niku.jpg

ちなみに、ざるそばの推定カロリーは250kcal、焼肉は850kcalってところでしょうか。しかも焼肉の場合は、途中の運動も一切なしです。やっぱり、ざるそばは恐い。

薬は恐い

2007 - 05/24 [Thu] - 01:37

アメリカ糖尿病協会(ADA)のサイトを見ていたら気になる記事に出くわしました。

グラクソ・スミスクライン社の「アバンディア」という糖尿病治療薬が、心臓病死のリスクを64%、心臓発作のリスクを43%も高めるというのです。このレポートにかかわった研究者たちは、当局の早急な規制を求めています。

製薬会社ではこの事実を否定していますが、今年の2月にはこの薬の服用によって足や腕の骨折のリスクが高まるという警告を出しているので、どっちにしても危ない薬ではあるようです。

日本の「アクトス」と競合関係にあるとのことですから、どうやらインスリン抵抗性改善薬のようですね。ちなみに「アクトス」の添付文書にも「心不全の患者及び心不全の既往歴のある患者には禁忌」とありました。この手の機構の薬は、心臓によくないのかもしれません。

やっぱり薬は恐いですね。飲まずに済むなら、飲まないに越したことはありません。私はカーボカウントを始めてすぐ、薬が不要になりました。

榮太郎あんみつ負荷試験

2007 - 05/26 [Sat] - 01:08

糖尿病の検査にブドウ糖負荷試験というのがあります。75gのブドウ糖を一気飲みして、その後の血糖値の推移を調べるものです。一応、2時間後の血糖値が200mg/dlを超えていたら糖尿病と診断されます。

以前からカロリーブックを眺めるのが趣味で、いろんな料理とかお菓子とかの糖質量をチェックしたのですが、たまたま榮太郎のあんみつがちょうど糖質75gであることを知ってしました。

で、ある日スーパーに行ったらちょうど栄太郎のあんみつが特売になってるじゃありませんか。これは「負荷試験をしてみろ」という神の声に違いないと、さっそく購入しました。

検査結果は以下の通りです。

anmitu.jpg

食後2時間の値だけをみれば、糖尿病でも境界型でもなく、まさに正常といっていい値ですね。今回は負荷試験(笑)なので、途中の運動は一切しませんでしたが、ステッパーを15分踏めば、1時間値の209も160ぐらいに下がっていた可能性はあります。

一瞬の血管傷害と引き換えに得た、甘く幸せなひと時でした。

恐るべしブート・キャンプ

2007 - 05/27 [Sun] - 00:12

あちこちで話題になってるビリーズ・ブート・キャンプ。たまたま立ち寄った東急ハンズで12800円だったので買ってしまいました。

今日で3日目になりますが、なかなかハードです。まともにやってたらとてもついていけません。かなり手抜きで、休み休みですが、それでも全身筋肉痛です。



有酸素運動と筋トレの要素が備わっているので、食後のグルコース一掃にはよさそうです。ということで糖尿病患者には厳しい結果の出やすい寿司で試してみました。

【本日の夕食】

●マグロのにぎり寿司:5貫
●うなぎの蒲焼
●たけのこのキンピラ
推定カーボ量:60g


まず、食後30分からビリーズ・ブート・キャンプ開始。食後1時間経ったところで、血糖値測定。その後、ビリーズ・ブート・キャンプの残り半分を終了。食後2時間経ったところで血糖値測定。で、結果がこれ。

susi.jpg

素晴らしい!! 本来なら180~200行っててもおかしくない血糖値が、100ちょっとに抑えられています。ビリーとなら、念願の丼物もいけるかも。

脳とブドウ糖

2007 - 05/28 [Mon] - 23:14

昨日はTOEICという英語の検定試験を受けてきました。休憩なしできっちり2時間、精神的にも肉体的にもへとへとになります。相当な勢いで脳味噌がブドウ糖を消費するからかもしれません。

最近、英文を長時間読むとものすごい睡魔に襲われることがあります。もしかして脳が一時的に低血糖状態に陥るんでしょうか? でも、試験の時はなぜか眠くはなりません。緊張感からくるアドレナリンが血糖値を上げてくれるのかもしれません。

いずれにしても今度、脳みそを使ったときの血糖値も測ってみようと思います。たとえば、食後のウォーキングの替わりに、30分の算数ドリルが血糖値を下げるとか、そんなのはないんでしょうか?

カーボカウントは痩せる

2007 - 05/29 [Tue] - 23:37

糖尿病が発症したときの体重は64kgでした。BMIは約23ですから、決して肥満というわけではありません。しかし、ウエストサイズが88cmだったことを考えると、内臓脂肪はそうとう溜まっていたようです。

その後、炭水化物の制限を始めたら体重は見る見る落ち、わずか3ヶ月で57kgになりました。なんと7kg減です。痩せなくてはという意識はほとんどなかったですし、空腹を我慢したということもありません。

よく、炭水化物の制限をすると脂質の割合が増えて太るという人がいますが、本当にそんな人がいるのでしょうか? 私には信じられません。ご飯1膳の代わりにバターを大さじ3杯食べろと言われても、ちょっと無理です。

結局、これ以上痩せたくはないので、最近は血糖値を見ながら、また少し炭水化物を増やしています。体重58kg、ウエストサイズ78cmをなんとか維持していければと思っています。

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プロフィール

カステーラ

Author:カステーラ
東京都在住、61歳。
2007年2月、糖尿病発症。
現在、服薬なしでカーボカウンティングという食事療法を実践中。
「カーボカウントってなに?」という方は、まずこちらから。

ヘモグロビンA1c(体重・BMI)推移
2007年2月:9.3%(64kg・22.9)
2007年3月:7.5%(62kg・22.2)
2007年4月:6.0%(60kg・21.5)
2007年5月:5.3%(58kg・20.8)
2007年6月:4.8%(57kg・20.4)
2007年7月:5.1%(57kg・20.4)
2007年8月:4.8%(57kg・20.4)
2007年9月:5.0%(58kg・20.8)
2007年10月:5.0%(57kg・20.4)
2008年1月:5.3%(56kg・20.1)
2008年5月:5.2%(56kg・20.1)
2008年7月:5.3%(55kg・19.7)
2008年10月:5.2%(58kg・20.8)
2009年1月:5.2%(58kg・20.8)
2010年7月:5.4%(58kg・20.8)





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